初穂カントリークラブ

　100％出資の白沢高原開発（株）が事業主体となり白沢高原ＣＣの名称で89年12月に開発許認可を取得した。国内では初のゴルフ場だが、グァムでは全米ゴルフ協会公認の初穂インターナショナルＣＣを88年3月に開場させており国内での会員募集も行っている。

　コースがクローズされる1月中旬〜3月初頭には、系列の初穂インターナショナルＣＣをメンバー扱いで利用できるシステムを打ち出し、90年9月頃から縁故会員2500万円（預託金2050万円10年据え置き）を400名の予定で開始した。

　まだ募集が最終段階までいっていないため、相場での評価は出来ないが、現状でリゾートコース的なイメージは分が悪く、この不景気で経営母体の信頼性も弱くなりつつあり、今後を見守るしかない。

■平成21年9月3日、経営会社・白沢高原開発（株）が民事再生法を申請

　負債は約234億1900万円

■平成22年2月10日頃、再生計画案配布・新一グループの支援で再建へ

　退会弁済は1％、継続は1％が新預託金（10年据置）に

■平成22年4月7日、再生計画案が認可決定

　計画案通り、新一グループの支援で再建へ

■平成23年3月10日、東京地裁から再生手続終結の決定を受ける

■平成25年より、年会費（1月〜12月）値上げ

■平成25年7月より、正会員募集を開始

　募集金額：52・5万円（税込、入会金のみ）で200名を予定。

■平成28年11月29日、初穂ＣＣの経営母体会社が南日本運輸倉庫（株）に交代

　経営会社名も「白沢高原開発（株）」から「白沢高原リゾート（株）」に商号変更

　→ 令和5年9月現在、上記募集は継続中（消費税10％で55万円、200口）・・・詳細はコースにて