Ｑ９０
ｅｘＦＡＴって何？
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Ａ９０
ｅｘＦＡＴとは、Windows Vista Service Pack 1で追加された、リムーバブルディスク用の新しいフォーマット形式です。
従来のフォーマット形式であるＦＡＴ３２では３２ギガバイトを超えるメディア（ＵＳＢメモリやＳＤメモリなど）をフォーマットすることは出来なかったのですが、徐々に増えてきた６４ギガバイト以上のメディア（ＵＳＢメモリやＳＤメモリなど）をフォーマットするために追加されたようです。
また、ＦＡＴ３２では、「１ファイルの大きさが４ギガバイトまで」の制限がありましたが、ｅｘＦＡＴでは「１ファイルは16,000,000テラバイトまで」という理論上の制限はありますが、制限が大きすぎて実際の使用は制限がないことと同様になります。
しかし、ｅｘＦＡＴでフォーマットされたメディア（ＵＳＢメモリやＳＤメモリなど）は、Windows XPではそのままでは利用できず、マイクロソフトが配布している追加プログラムをインストールする必要があります。
製品によっては、あらかじめｅｘＦＡＴでフォーマットされて出荷されているものもあるようですので、新しいメディア（ＵＳＢメモリやＳＤメモリなど）を購入しても、ＰＣで使用できないような時には、フォーマット形式を確認してみてください。
３２ギガバイト以下のメディア（ＵＳＢメモリやＳＤメモリなど）でも、上記のとおり「１ファイルの大きさが４ギガバイトまで」の制限がないので、ビデオなどの大きなファイルを保存する時にはｅｘＦＡＴでフォーマットするとよいかもしれません。（ただし、Windows XPでは上記のとおり利用できないことがありますのでご注意ください。）
※すべてのメディア（ＵＳＢメモリやＳＤメモリなど）やＯＳで対応できるとは限りませんので、参考程度にお考えください。
(H25/10/25 池田)
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