Q17
ウィルス対策ソフトをインストールしたら遅くなった
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A17
ウィルスの脅威から身を守るためには、ウィルス対策ソフトは必須と言えます。しかし、ウィルス対策ソフトをインストールするとコンピュータの処理速度が遅くなることも避けられません。
ウィルス対策ソフトは、メモリ上に常駐し、メールの受信やファイルのダウンロード、エクセルなどのアプリケーションの起動時、さらにはファイルのコピー時などにウィルスをチェックしてくれます。つまり、普通にコンピュータを使うだけよりも余分な処理が増えることでもあるのです。
日経パソコンという雑誌で、ウィルス対策ソフトをインストールすると、コンピュータの処理速度がどの程度遅くなるのか実験した記事がありました。それによると、ウィルス対策ソフトをインストールすると、15%前後は処理速度が遅くなったそうです。ただし、メモリを増設すると、処理速度の低下が10%以下になったそうです。
ウィルス対策ソフトをインストールしたら処理速度が遅くなったと感じたら、メモリの増設を検討してはいかがでしょうか。
(参考)
日経パソコンでの実験で使われたPC
CPU |
Pentium4 3.2GHz |
OS |
Windows XP Professional |
HDD |
シリアルATA120GB |
グラフィックス |
RADEON9500 |
メモリ |
256MBと512MBでそれぞれ計測 |
(とっても性能の良いPCですね。うらやましい)
(H17/3/11 池田)
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