J a p a n e s e A n i m a t i o n
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名劇 <Meigeki>

世界名作劇場
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・・・ 目次 ・・・
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  ■ 「世界名作劇場」=概要・解説等(シリーズのあらまし、制作会社について)
  ■ 「世界名作劇場」=作品に関して人気投票ランキング・アンケートについて
  ■ 「世界名作劇場」作品リスト=放送期間・演出(監督)等 主要スタッフリスト



★ 「名劇」アンケート式・ランキング 人気投票フォームは
コチラ

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◎ 「世界名作劇場」新作・第27作目は現在企画中の模様 ◎
「名劇」シリーズ過去の各作品データ・詳細は コチラ

*新シリーズは今後再放送の予定もあるそうです。詳しくは各局・番組表をご参照下さい。

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●名作アニメの誕生とシリーズの長期化

「世界名作劇場」の第一期は、1975年〜1997年までフジテレビ系列の毎週日曜日 夜7:30〜8:00に放送されました。制作・著作は「日本アニメーション」社。

内容は世界の児童文学、名作文学をアニメーションで映像化し、年代わりで約一年に渡って放映(一部例外あり)するもので、放送画面上のタイトルが「カルピスこども劇場」(後に「カルピスファミリー劇場」)や「ハウス食品世界名作劇場」と、スポンサーによって変わりましたが、後年この時間帯での放送枠の一般的な通称は「アニメ世界名作劇場」で定着。ファンの間では「名劇」の略称(愛称)で親しまれて来ました。

制作会社・スタッフの方針で、全篇に渡って普遍性を重んじた良質・良心的な作品づくりがされた事から、現在においても作品の持つ品位が色褪せる事無く、番組本放映からのファンの根強い支持や、再放送・DVD等からの新しいファン共々、子供から大人まで幅広い層の心に残っているシリーズです。
初期の制作スタッフには高畑勲、宮崎駿森康二、小田部羊一、黒田昌郎、富野由悠季(当時・喜幸)、早川啓二、斉藤博、井岡雅宏、伊藤主計、椋尾篁 ...等々と日本アニメ全体を代表する豪華スタッフが名を連ねていました。

実はこの「世界名作劇場」シリーズが約21年間と、長年に渡って制作が継続・放映された事の意義は、当時の日本アニメ界にとって大変大きく、物語の奥深さや美術の質の高さ等々、高度な技術の恒常性で幅広く全体への影響があった事は、一般ではあまり知られていません。
そういった意味では、SFやファンタジー等々の派手目、直接的なイメージとは違い、一見では地味目な印象も少なからずあると思いますが、(実際の作品を順々に観てみれば)ディズニー等の海外制作のアニメとは違った、日本独自ともいえる方向、現状に繋がる高い評価の根底には、このシリーズが基盤としてあった事が理解出来ると思います。


・・・こう説明すると、人によっては「構えて観なくては?」と思われる人もいるかも知れませんが(^^)、内容面での基本には上記の通り「子供から大人まで…」とファミリー志向なので、別段変に最初から構える傾向の作品はありません(…と思います)。何卒ご安心(?)下さい。
もし未見の方がいましたら、(品質は100%保証出来ますので)是非一度触れてみる事をお薦めします。


●『ズイヨー映像』から『日本アニメーション』へ

なお、フジテレビ系列=同放送枠においての代表作中の代表作で、日本国内のみならず世界中で親しまれている作品=アルプスの少女ハイジ(1974年)のみ、「山ねずみ ロッキーチャック」や「小さなバイキング ビッケ」等の企画で有名だった「瑞鷹エンタープライズ」社*(現「瑞鷹株式会社」)が現在も権利を保有していて、「フランダースの犬」(1975年)以降から制作している「日本アニメーション」社*と権利上で異なっている事から、(要するに企画した会社と、実質的に制作した会社が異なっているという理由で)実は「ハイジ」=「世界名作劇場」作品ではありません。

上記のスポンサー交代による名称変更等、(色々な意味で)当初必ずしも番組の定義が一律では無かったので、「ハイジ」という作品の重要度も考慮して、当所として是非とも同シリーズ内に入れたかったのですが、正確なリスト作成・資料編纂の為重要な点だと思いましたので、関係各所にも問い合わせ多角的に調べた所、(色々な要素から)現状においては「ハイジ」と他作品とはどうしても権利上異なり、同一シリーズにするには無理があるという結論になりました。
・・・この件は本放映から観ているファンでも、ここで読んで初めて知ったという方がいるのではないでしょうか?

こういった複雑な事情になってしまったのは、「大人の事情で」の一言。
・・・ページの趣旨が違ってしまうので、(簡単には触れられないので)ここであまり詳しくは説明出来ませんが、経緯としては・・・「ハイジ」の企画は当時の「瑞鷹エンタープライズ」から始まり、アニメーションを実質的に制作していた「ズイヨー映像」と共同制作という形になっていたのですが、「名作物」という枠で同様のシリーズ(当初「世界名作劇場」という冠は無かった)として、翌年から始まった「フランダースの犬」の制作中に「ズイヨー映像」内が、現「日本アニメーション」へ移行(資本的には新会社を設立)と、一つのグループだった企画会社と制作会社内が完全に分かれてしまうという、一般では分かり難い複雑な事情から現在に至っています。企画した「瑞鷹エンタープライズ」はそのまま継続し、後に「瑞鷹株式会社」へと社名変更
・・・この件は知れば知るほど深い話になるので、アニメに詳しい方でも実際の所は解り辛いかも知れません


・・と、長くなりましたが以上の事から)企画や制作等、会社単位・レーベルとしての違いはありますが、ファンにとっては同一スタッフによって継承された、後々へと続く素晴しいシリーズ以外の何物でもなく、統括的な表記の正確さにおいても、作品の内実性(上記の通り制作は元「ズイヨー映像」内=現「日本アニメーション)からして、このページの企画・趣旨として「ハイジ」を全く無視する事は出来ないと判断し、リストやアンケートの対象作品としては参考扱いで同作を特別に入れています。その点は何卒ご理解、ご了承下さい。
因みに放送画面上、正式に「世界名作劇場」と表示されたのは、「赤毛のアン」(1979年)から。

2007年からは第二期が始まり、記念すべき再スタート(第24作目)は「レ・ミゼラブル/少女コゼット」。BSフジで1月7日から毎週日曜夜7:30〜8:00(フジテレビ&中国・中央電視台の共同制作)


*1. 『日本アニメーション』社データ:1975年設立。「世界名作劇場」シリーズ以外の名作物や、スポーツ物からSF・ファンタジーまで幅広く制作。代表作に「みつばちマーヤの冒険」「シンドバッドの冒険」「草原の少女ローラ」「ピコリーノの冒険」「リトル・ルルとちっちゃい仲間」「あしたへアタック!」「シートン動物記」「 くまの子ジャッキー」「若草のシャルロット」「野球狂の詩」「未来少年コナン」「はいからさんが通る」「クオレ物語」「宇宙船サジタリウス」「ちびまる子ちゃん」等々。日本を代表するアニメーション制作会社。実質的な前身は『ズイヨー映像』(1972年設立)内。*『日本アニメーション』社の詳細はコチラ

*2.
『瑞鷹エンタープライズ』社データ
:1969年設立。「瑞鷹」の読み方は初期「ずいよう」。後期(現在)「ズイヨー」。代表作を挙げると「忍風カムイ外伝」「ムーミン」「アンデルセン物語」等(初期は企画のみ)、日本アニメ発展期=70年代前半の短期間、輝くような重要作品を放ち消えてしまった、流星のようなアニメーション企画制作会社。『ズイヨー映像』社は資本関係で親会社。主に権利上の管理・運営会社として現在も『瑞鷹株式会社』という名で存続。新作は携帯ツール・CSで公開のフルCGアニメ作品。瑞鷹株式会社』社の詳細はコチラ

*注・「日本アニメーション」に関する情報で、『「ズイヨー映像」が社名変更して「日本アニメーション」に』というような、一読では誤解を招くものがよくありますが、「日本アニメーション」と「ズイヨー映像」は資本的、設立の経緯からして別会社であり、制作された作品(他の関連記事で同様に記載され、「日本アニメーション」作品と誤解される事のある「アルプスの少女ハイジ」等)も、権利上において「日本アニメーション」のものとは異なっています。この点は誤解のないよう切にお願い致します。(2008年2月25日・この件は「日本アニメーション」の正式な説明で、注意点として記述に必要との事でありましたので、細微ですがここで記載致しました。何卒ご了承下さい)





☆名劇☆人気投票・アンケート式ランキング

↓ 投票フォーム (1〜72位) ↓
【 ENTER 】


「世界名作劇場」、略して「名劇」全般に関するアンケートを行っています(^^)。
元々は番組枠が無くなっていた時期に、フジテレビに送る用(?)に、アンケート形式で「再開望」の声を集めるだけのフォームだったのですが・・・。
・・・それ以外の投票項目=あらかじめランキング等も合わせて作ってあったのと、何よりこのページ自体が皆様の(面倒にも分り難い項目別の文を、選別して投票して下さった)心のこもった得票(感謝!)・・・アクセス数等の反響を基に作られたものなので、後日も投票状況・結果も見て頂きたいという事もあり、再開が決まった今も継続しています。

・・・と☆ホントウは、上記の事から早々に片付けてしまうのは、少し勿体無くなっちゃったんですね(^^)。
フジテレビの発表では、一応現状はBS放送のみの復活のようなので、出来れば地上波復活までは・・・と、番組応援の意味も含め、この形でアンケートを続けていく予定です。

該当する項目全てにチェックを入れ投票するシステムで、投票経過は随時グラフ付きで公開しています。・・・宜しければ覗いて見て下さい。ご参加・ご協力お願い致します。(調査開始は2002年から)


PS☆投票フォームは
【 ENTER 】をクリックすると別窓が開くので、下記の作品リストを参照しながら投票して下さい☆(マリコ) *申請したいキャラクター等がありましたらメールに必要事項を記入しUPして下さい。
アンケート等に関するお問合せは、下記のアドレス迄お願い致します。
gigas@asa.email.ne.jp

  


「世界名作劇場」シリーズ

全作品リスト&主要スタッフ データ


≪ カルピスまんが劇場 ≫

0.
【アルプスの少女ハイジ】 (1974年作品 1/6〜12/29) 全52話 <平均視聴率 20.7%>
物語の舞台 [1877年〜] スイス(マイエンフェルト)ドイツ(フランクフルト)→スイス
原作/ヨハンナ・ホーセル・スピリ (スイス) 演出/高畑勲 シリーズ構成/松木功
音楽/渡辺岳夫 脚本/大川久男・佐々木守・吉田義昭 絵コンテ/池野文雄奥田誠治
黒田昌郎斉藤博坂井俊一桜井美知代高橋信也高畑勲富野喜幸(由悠季)
羽根章悦早川啓二山崎修二横田和善 
場面設定・画面構成/宮崎駿
キャラクターデザイン・作画監督/小田部羊一 美術/井岡雅宏 プロデューサー/高橋茂人
*原作との距離や解釈の面、スタッフ構成等から「名劇」シリーズの前身的作品。 各話・詳細データ



≪ 世界名作劇場 第一期 ≫

< 正式な冠名=「カルピスこども劇場」(1975年〜1977年)

1.
【フランダースの犬】 (1975年作品 1/5〜12/28) 全52話 <平均視聴率 22.5%>
物語の舞台 [1870年〜] ベルギー(フランドル地方) 原作/ルイズ・ド・ラ・ラメー (英)
監督/黒田昌郎 シリーズ構成/六鹿英雄 音楽/渡辺岳夫 脚本/中西隆三
加瀬高之・佐藤恒久・雪室俊一・佐藤道雄・安藤豊弘・高山由紀子・松島昭
絵コンテ/奥田誠治・斧谷稔・黒田昌郎・佐々木正広・柴田一・高畑勲・西牧秀雄
水沢わたる・山崎修二・横田和善 
場面設定/坂井俊一 キャラクターデザイン/森康二
美術/伊藤主計 作画監督/岡田敏靖・坂井俊一・羽根章悦 製作/本橋浩一
最終回のラストは涙無くしては観ていられない、シリーズ中(恐らく)最も有名な場面になっています。

2.
【母をたずねて三千里】 (1976年作品 1/4〜12/26) 全52話 <平均視聴率 21.3%>
物語の舞台 [1882年〜] イタリア(ジェノバ) → アルゼンチン(ブエノスアイレス 他)
原作/エドモンド・デ・アミーチス (伊) 演出/高畑勲 音楽/坂田晃一 脚本/深沢一夫
絵コンテ/奥田誠治・黒田昌郎・高畑勲・富野喜幸(由悠季) 場面設定・レイアウト/
宮崎駿 
キャラクターデザイン・作画監督/小田部羊一・奥山玲子 美術/椋尾篁
冒頭ジェノバの細密描写からまり、高度な演出等作品全体の完成度は必見。名劇屈指の傑作。

3.
【あらいぐまラスカル】 (1977年作品 1/2〜12/25) 全52話 <平均視聴率 21.6%>
物語の舞台 [1917年〜] アメリカ(ウィスコンシン州) 原作/スターリング・ノース (米)
 
監督/遠藤政治・斉藤博・腰繁男 音楽/渡辺岳夫 脚本/宮崎晃・加藤盟・太田省吾
佐藤嘉助 
場面設定・レイアウト/坂井俊一 絵コンテ/池野文雄・太田信・奥田誠治・富野
喜幸(由悠季)・御厨恭輔・森 光・山崎博 
キャラクターデザイン/遠藤政治 美術/井岡雅宏
作画監督/小川隆雄・桜井美知代・遠藤政治*「ラスカル」は後々日アニのシンボル・キャラに。

< 冠名「カルピス ファミリー劇場」(1978年のみ)

4.
【ペリーヌ物語】 (1978年作品 1/1〜12/31) 全53話 <平均視聴率 16.9%>
物語の舞台 [1878年〜] ユーゴスラビア → イタリア → スイス → フランス
原作/エクトル・マロ (仏) 演出/斉藤博・腰繁男 音楽/渡辺岳夫 脚本/宮崎晃
佐藤嘉助・加藤盟 
レイアウト/森やすじ・辻伸一 絵コンテ/池野文雄・黒田昌郎
斉藤博・高畑勲・富野喜幸
(由悠季) 場面設定/坂井俊一・森康二・桜井美知代・関修一
黒田昌郎
キャラクターデザイン/関修一 美術設定/千葉秀雄 美術/井岡雅宏 作画監督/
小川隆雄・桜井美知代・村田耕一・百瀬義行*全53話はシリーズを通して最多話数(現在迄)

< 冠名「世界名作劇場」(1979〜1984年
*スポンサー名無し

5.
【赤毛のアン】 (1979年作品 1/7〜12/30) 全50話 <平均視聴率 16.2%>
物語の舞台[1890年〜]カナダ(プリンスエドワード島) 原作/ルーシー・モード・モンゴメリ
(カナダ) 
演出/高畑勲 音楽/毛利蔵人 脚本/千葉茂樹・磯村愛子・高畑勲・高野丈邦
荒木芳久・神山征二郎 
絵コンテ/池野文雄・奥田誠治・楠葉宏三・腰繁男・富野喜幸
(由悠季)・馬場健一・光延博愛・横田和善 
場面設定・画面構成/宮崎駿・桜井美知代
動画監督/前田英美 キャラクターデザイン・作画監督/近藤喜文 美術/井岡雅宏
*主人公・アンは原作より可愛らしく、愛すべき(人によっては癖のある?)キャラクターになっていました。

6.
【トム・ソーヤーの冒険】 (1980年作品 1/6〜12/28) 全49話 <平均視聴率 15.5%>
物語の舞台 [1840年頃] アメリカ(ミズーリ州) 原作/マーク・トウェイン(米)
演出/斉藤博 音楽/服部克久 脚本/宮崎晃・加藤盟・太田省吾・磯貝忠彦・富田義明
神山征二郎 
絵コンテ/腰繁男・鈴木孝義・竹田のびる・馬場健一・横田和善
場面設定/坂巻貞彦 キャラクターデザイン/関修一 美術/阿部秦三郎
作画監督/こさこ吉重・後上義隆・櫻井美知代・杉野昭夫・関修一・高野登
*「名劇」では異例の「やんちゃキャラ」が主役の作品。特に子供の表情がシリーズ中で最も豊か。


7.
【家族ロビンソン漂流記/ふしぎな島のフローネ】 (1981年作品1/4〜12/27)全50話
<平均 18.8%> 物語の舞台 [1813年〜] スイス → 無人島 → オーストラリア(メルボルン)
原作/ヨハン・デビット・ウィース(スイス)  監督/黒田昌郎 音楽/坂田晃一
脚本/松田昭三 絵コンテ/池野文雄・岡部英二・奥田誠治・楠葉宏三・黒川文男
黒田昌郎・腰繁男・斉藤博・杉山卓・鈴木孝義・馬場健一・古沢日出夫・山中茂
横田和善 
場面設定/坂井俊一 キャラクターデザイン/関修一 美術/井岡雅宏
作画監督/岡 豊・川筋豊・桜井美知代・前田英美・村田耕一・森友典子
*連続TVアニメで本格的なサバイバル物は過去あまり例が無く,冒険ともいえる画期的な企画だった。

8.
【南の虹のルーシー】 (1982年作品 1/10〜12/26) 全50話 <平均視聴率 14.7%>
物語の舞台 [1837年〜] オーストラリア(アデレード) 原作/フィリス・ピィデクトン(オーストラリア)
監督/斉藤博 音楽/坂田晃一 脚本/宮崎晃 絵コンテ/楠葉宏三・清瀬二郎・腰繁男
鈴木孝義
場面設定/坂井俊一 キャラクターデザイン/関修一 美術/阿部秦三郎 作画監督
高野登・前田英美・村田耕一・森友典子 *前作「フローネ」とオーストラリア繋がりで始まった作品。

9.
【アルプス物語/わたしのアンネット】 (1983年作品 1/9〜12/25) 全48話 <平均 13.1%>
物語の舞台 [1900年〜] スイス(ロシニエール村) 原作/パトリシア・M・セントジョン(英)
監督/楠葉宏三 音楽/広瀬量平 脚本/吉田憲二 絵コンテ/岡部英二・清瀬二郎
楠葉宏三・黒川文男・斉藤次郎・杉村博美・横田和善 
キャラターデザイン/竹松一生
 
美術/阿部秦三郎・井岡雅宏 作画監督/佐藤好春・竹松一生・前田英美
*舞台がアルプスという事もあるせいか,色々な面で「アルプスの少女ハイジ」(’74)を意識した作りに。

10.
【牧場の少女カトリ】 (1984年作品 1/8〜12/23) 全49話 (平均視聴率 11.9%)
物語の舞台 [1912年〜] フィンランド 原作/アウニ・ヌオリワーラ (フィンランド)
監督/斉藤博 音楽/冬木透 脚本/宮崎晃 絵コンテ/清瀬二郎・楠葉宏三 キャラクター
デザイン/
高野登 美術/阿部秦三郎 作画監督/佐藤好春・高野登・保谷裕江・森友典子
*主人公のカトリは「名劇」シリーズ中で一・二位を争う程の美少女で,素朴に性格のいい子でした。

< 冠名「ハウス食品 世界名作劇場」(1985〜1993年) >

11.
【小公女セーラ】 (1985年作品 1/6〜12/29) 全46話 <平均視聴率 16.3%>
物語の舞台 [1885年〜] イギリス(ロンドン) 原作/フランシス・ホジソン・バーネット(英)
監督/黒川文男 音楽/樋口康雄 脚本/中西隆三・椋露地桂子 絵コンテ/坂本雄作
黒田昌郎・鈴木幸雄・平林淳・腰繁男・矢沢則夫・岡部英二・楠葉宏三・吉田健二郎
鈴木孝義・樋口雅一 
場面設定・レイアウト監修/森康二 キャラクターデザイン/才田俊次
美術/沼井信朗 設定/川本征平 作監/才田俊次・山崎登志樹・大谷敦子・石井邦幸
*「名劇」第一期・中盤の代表作。名劇ファンだけでなく,それ以外の層の中にも比較的高い支持がある。

12.
【愛少女ポリアンナ物語】 (1986年作品 1/5〜12/28) 全51話 <平均視聴率 17.5%>
物語の舞台 [1920年〜] アメリカ(ヴァーモント州→マサチューセッツ州)
原作/エレナ・ホグマン・ポーター (米) 監督/楠葉宏三 音楽/小六禮次郎
脚本/久貫千彩子 絵コンテ/腰繁男・杉村博美・矢沢則夫・吉田健二郎
キャラクターデザイン・作画監督/佐藤好春 美術/川井憲 *キャラクターデザインは「トトロ」の作画監督。

13.
【愛の若草物語】 (1987年作品 1/11〜12/27) 全48話 <平均視聴率 14.9%>
物語の舞台 [1863年〜] アメリカ(ペンシルバニア州・ニューコード)
原作/ルイザ・メイ・オルコット (米) 監督/黒川文男 音楽/大谷和夫 脚本/宮崎晃
絵コンテ/池野文雄・岡部英二・楠葉宏三・黒川文男・黒田昌郎・杉村博美・辻伸一
波岡伸・松見真一・八沖繁雄・矢沢則夫・山口武志・四辻孝夫 
キャラクターデザイン/
近藤喜文・山崎登志樹 
美術/高野正道 作画監督/古山匠・山崎登志樹・大谷敦子
*キャラクターデザインの一人・近藤喜文氏は後に1995年のジブリ作品「耳をすませば」を監督(1998年死去)。

14.
【小公子セディ】 (1988年作品 1/10〜12/25) 全43話 <平均視聴率 12.3%>
物語の舞台 [1890年〜]アメリカ(ニューヨーク)→イギリス(ロンドン・ヨークシャー地方)
原作/フランシス・ホジソン・バーネット (英) 監督/楠葉宏三 音楽/森田公一
脚本/石森史郎 絵コンテ/池野文雄・楠葉宏三・黒田昌郎・斉藤博・鈴木孝義・辻伸一
キャラクターデザイン/松井美知代 美術/沼井信朗 作画監督/賀川愛・しまだひであき
藤井裕子・本木久年・前田英美・山崎登志樹
*11作目の「小公女セーラ」と同じ原作者の作品。

15.
【ピーターパンの冒険】 (1989年作品 1/15〜12/24) 全41話 <平均視聴率 13.9%>
物語の舞台 [1900年頃] イギリス(ロンドン) → ネバーランド → ????????
原作/ジェームズ・M・バリ (英) 監督/黒田昌郎 音楽/渡辺俊幸 脚本/雪室俊一
島田満
絵コンテ/楠葉宏三・黒川文男・黒田昌郎・腰繁男・斎藤次郎・鈴木孝義・辻伸一
古川順康・松見真一・横田和善・吉田茂承
 場面設定・キャラクターデザイン・絵コンテ/
なかむらたかし
美術/高野正道 作画監督/石之博和 大久保富彦・沖浦啓之・賀川愛
川崎博嗣・谷口守泰・ふるたしょうじ・遊佐和重 *「名劇」現行中唯一のファンタジー作品。

16.
【私のあしながおじさん】 (1990年作品 1/14〜12/23) 全40話 <平均視聴率 16.2%>
物語の舞台 [1924年〜] アメリカ(ニューヨーク) 原作/ジーン・ウェブスター (米)
監督/横田和善 演出/加賀剛・斉藤次郎・佐土原武之・鈴木孝義 音楽/藤野貞義
脚本/藤本信行・大塚汎 絵コンテ/加賀剛・楠葉宏三・斎藤次郎・佐土原武之
鈴木孝義・関戸始・松見真一・横田和善・和田幾雄・和田市郎 
キャラクターデザイン/
関修一 
美術/森元茂 作画監督/入江篤・大城勝・菊池晃・ふるたしょうじ
*「トム・ソーヤの冒険」等で知られる「関修一キャラ」が8年ぶりに復帰し,元気溢れる雰囲気に。

17.
【トラップ一家物語】 (1991年作品 1/13〜12/22) 全40話 <平均視聴率 14.8%>
舞台
[1936年〜]オーストリア(ザルツブルク) 原作/マリア・オーガスタ・クッチャラ・フォン・トラップ(オーストリア)
企画協力/
ヨハネス・フォン・トラップ ハンス・ウィルヘルム 監督/楠葉宏三 演出/加賀剛・楠葉宏三
斎藤次郎・佐土原武之・中西伸彰・則座誠
音楽/風戸慎介 脚本/しろやあよ 絵コンテ/
加賀剛・楠葉宏三・斎藤次郎・佐土原武之・関戸始・中西伸彰 則座誠 キャラクター
デザイン/
関修一 美術設定/伊藤主計 美術/森元茂 作画監督/伊藤広治・伊武菜鳥
入江篤・大城勝・加藤裕美・田中穣・遠井和也・細井信宏 *反戦色の強い作品として特色。

18.
【大草原の小さな天使/ブッシュベイビー】 (1992年作品 1/12〜12/20) 全40話
<平均13.5%> 物語の舞台[1965年〜]ケニア(ナイロビ)原作/ウィリアム・スチーブンソン(英)
 
監督/鈴木孝義 演出/加賀剛・鈴木孝義・中西伸彰・則座誠 音楽/宮川彬良
脚本/宮崎晃 絵コンテ/加賀剛・楠葉宏三・斉藤博・鈴木孝義・中西伸彰・則座・誠
キャラクターデザイン/関修一・加藤裕美 美術設定/伊藤主計 美術/森元茂
作画監督/伊藤広治・加藤裕美・田中穣・細井信宏・鷲田敏弥 *「ラスカル」以来の動物物。

19.
【若草物語/ナンとジョー先生】 (1993年作品 1/17〜12/19) 全40話<平均視聴率 15.0%>
物語の舞台 [1882年〜] アメリカ(マサチューセッツ州) 原作/ルイザ・メイ・オルコット
監督/楠葉宏三 演出/加賀剛・楠葉宏三・酒井伸次・高木淳・中西伸彰・則座誠
音楽/デビッド・シービルズ 脚本/島田満 絵コンテ/加賀剛・片淵須直・楠葉宏三・酒井伸次
中西伸彰・則座誠 
キャラクターデザイン/佐藤好春 美術/川口正明 作画監督/井上鋭
佐藤好春・高野登・田中穣・松本清・鷲田敏弥*13作「愛の若草物語」の続編。続編は名劇初。

< 冠名「世界名作劇場」(1994〜1997年 *スポンサー名無し

20.
【七つの海のティコ】 (1994年作品 1/16〜12/18) 全39話 <平均視聴率 13.0%>
物語の舞台 [1993年〜] アメリカ→ブラジル→イギリス→北極→日本・・ 他の海域
原案/広尾明 監督/高木淳 演出/稲垣卓也・加賀ツヨシ・楠葉宏三・高木淳
知吹愛弓・花井信也・藤本次朗・宮下新平 
音楽/美和響 脚本/青山紀之
松井亜弥・三井秀樹・池田眞美子・登戸徹
絵コンテ/稲垣卓也・加賀ツヨシ・片淵須直
楠葉宏三・鈴木輪流郎・高木淳・知吹愛弓・辻伸一 
キャラクターデザイン/森川聡子
 
美術設定/伊藤主計 美術/森元茂 作画監督/井上鋭・入好さとる・大城勝
五月女浩一朗・佐藤好春・杉山東夜美 
「世界名作劇場」唯一のオリジナル・ストーリー。

21.
【ロミオの青い空】 (1995年作品 1/15〜12/17) 全33話 <平均視聴率 10.4%>
物語の舞台 [1875年〜] スイス(ソノーニョ)→イタリア(ミラノ) 原作/リザ・テツナー(独)
監督/楠葉宏三 演出/岩本保雄・楠葉宏三・西田健一・松川智充・宮下新平
音楽/若草惠 脚本/島田満 絵コンテ/有原誠治・岩本保雄・楠葉宏三・佐々木和宏
松川智充・宮下新平・横田和善
キャラクターデザイン/佐藤好春 美術設定/伊藤主計
美術/川口正明 作画監督/アベ正己・井上鋭・大城勝・北崎正浩・佐藤好春
*少年+群像劇の描写が卓越し、一部女性ファンにカルト的な人気(シリーズ中では異例?)があった。

22.
【名犬ラッシー】 (1996年作品 1/14〜8/18) 全25話 <平均視聴率 8.9%>
物語の舞台 [1930年代] イギリス(ヨークシャー州) 原作/エリク・ナイト (英)
監督/片淵須直 演出/中西伸彰・西田健一・藤本次朗・吉田健次郎・片淵須直
音楽/笹路正徳 脚本/松井亜弥 絵コンテ/青山弘・飯島正勝・神谷純・小林孝志
寺東克己・藤森一真・紅 優・ワタナベシンイチ・片淵須直 
キャラクターデザイン/
森川聡子 
美術設定/伊藤主計 美術/森元茂 作画監督/井上鋭・大城勝
佐藤好春・平松禎史・森川聡子・森中正春この作品から実際の話数分として半年の期間に。

23.
【家なき子レミ】 (1996年作品 9/1〜1997/ 3/23) 全26話 <平均視聴率 8.5%>
物語の舞台 [1870年代] フランス(シャバノン → ボルドー → トゥールーズ → パリ)
原作/エクトル・マロ (仏) 監督/楠葉宏三 演出/楠葉宏三・高木淳・西田健一
平川達也 
音楽/服部克久 脚本/島田満・小山眞弓 絵コンテ/飯島正勝・楠葉宏三
杉島邦久・鈴木孝義・高木淳・寺東克己 
キャラクターデザイン/大城勝 美術設定/
伊藤主計 
美術/川口正明 作画監督/井上鋭・大城勝・丸山宏一・森川聡子
*キャラ設定や主題歌/さだまさし等々とシリーズ中では異色作。この後「名劇」は約10年の休止状態に

全作製作/本橋浩一 各プロデューサー/中島順三(1.2.3.4.5.11.12.13.14.19) 松土隆二(2.4.6.7.8.9.10.16.17.18) 加藤良雄(3) 遠藤重夫(5.14.15) 石川泰平(11.12.13) 小牧次郎(14) 立川善久(15.16) 和田実(17.18) 鈴木吉弘(19.20.21) 余語昭夫(20.21.22) 鈴木専哉(22) 佐藤賢一(23) 瀧山麻土香(23) 鈴木吉弘(18) 高橋茂人(0+1)
各作企画/
佐藤昭司(1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23) 久保田栄一(10.11.12.13) 石川泰平(14) 清水賢治(15) 石川順一(15) 大橋益之助(16.17.18.19) 清水賢治(16.17.18.19.20.21.22.23) 全23作品<平均視聴率 15.1%>

*平均視聴率は当所で関係各所に直接問い合わせ、確認をとった正確な数値です(調査=関東地方のみ)

*以上の作品が「世界名作劇場」シリーズ・第一期です。このページに偶然来られた方で、既に殆んどの作品を観ていない方が多くおられると思うので、「観てみようかな?」と、初めて興味を持たれた方の為に、各作品の詳しい内容・物語のあらすじ等の掲載は、当方運営のページでは他も含め控えています。各作品を未見の方は(原作を読まれた方も、このシリーズは相当箇所で変更=別個のアニメーション作品として、シチュエーション自体を創作している作品があるので)出来ましたら予備知識の無いままで、レンタルショップを利用される事や、CS等の再放送なら第一話からご覧になられる事をお薦めします(^^)。



世界名作劇場 第二期 ≫

< 冠名「ハウス食品 世界名作劇場」(2007年〜) >

24.
【レ・ミゼラブル/少女コゼット】 (2007年作品 1/7〜12/30) 全52話
物語の舞台 [1815年〜] フランス(ツーロン→モントルイユ→モンフェルメイユ→パリ)
原作/ヴィクトル・ユーゴー (仏) 監督/桜井弘明 シリーズ構成/金春智子
音楽/松尾早人 脚本/金春智子丸尾みほ キャラクターデザイン/渡辺はじめ・吉松孝博
美術設定/伊藤主計 美術/中村光毅 総作画監督/志田ただし
 企画/前田和也
佐野浩平石川和子 
プロデューサー/伊東幸弘山本幸治加藤道夫佐藤賢一
製作/本橋浩一 「名劇」の(ほぼ)10年ぶりの新作。作風がガラリと変わりファンを大仰天させた。

25.【ポルフィの長い旅】 (2008年作品 1/6〜12/28) 全52話
物語の舞台 [20世紀中頃] ギリシャ→イタリア→フランス 原作/ポール・ジャック・ボンゾン (仏)
監督・音響監督/望月智充 シリーズ構成/国井桂 音楽/MOKA☆ 脚本/国井桂
色彩設計/大平敬志 効果/松田昭彦 編集/名取信一・渡邊智子 タイトルイラスト/譚小勇
美術/坂本信人 キャラクターデザイン・総作画監督/
赤堀重雄 企画/佐野浩平石川和子
プロデューサー/
高橋功・田中敦 製作/
本橋浩一

*ギリシャを舞台にしたのは[名劇]初。監督はジブリのTV・SP「海がきこえる」や「桃華月憚」の望月智充。

名劇26作目は赤毛のアン・スピンオフ作品 【こんにちは アン 〜Before Green Gables

*放映はBSフジが2009年4月5日から12月27日まで。CSアニマックスが5月20日から。 放送スケジュール等詳細はコチラ
「こんにちは アン」とは、ルーシー・モード・モンゴメリ著「赤毛のアン」を原作にしたスピンオフ作品になります。著者はバッジ・ウィルソン
・・・ただ、原作者(ルーシー・モード・モンゴメリ)が直接関わった作品ではありませんので、姉妹編というより又従姉妹編といった作風になっています。

名劇シリーズでは19作目の「若草物語 ナンとジョー先生」以来、2度目の続編物になります。
物語の内容は名劇シリーズ5作目「赤毛のアン」(演出:高畑勲)以前の11年間、アン苦難の時期が描かれます。全39話。

【 スタッフ 】
監督/
谷田部 勝義 シリーズ構成・脚本/島田 満
キャラクター原案/佐藤 好春 キャラクターデザイン・作画監督/西村 貴世
美術監督/森元 茂 色彩設計/小松原 智子 撮影監督/秋山 涼路 音響監督/早瀬 博雪
音楽/主題歌/高梨 康治、水谷 広実、藤澤 健至 主題歌/井上 あずみ
プロデューサー/山本 雅史、田中 伸明 製作/本橋 浩一


名劇27作目は現在、日本アニメーションで企画中の模様。(2010年1月18日取材)
名劇「第二期」、続々と続くといいですね(^^)期待を込めてスペースを空けておきます!












☆ 管理人から御礼 ☆

祝!世界名作劇場 】再開

長らくこのページの掲示板等にて、「世界名作劇場」に関して、ごくごく地味に通常の方式で、皆様からアンケートに投票して頂く形の(再開祈願??の)ご協力を頂いて来たのですが。。。

お蔭様でいよいよ'07 からBSフジにて、(再放送でない新シリーズの)10年ぶりの放映再開!\(^^)/!
私個人としても、シリーズ本放映からの大々々ファンでしたので、本当に嬉しいです!\(^^)/\(^^)/\(^^)/ヤッター!!ヤッホ〜♪。

正しくアンケートに投票して下さった皆様や、個人個人のファンの祈りにも似た『心からの声』が、10年ぶりという奇跡の放映復活に繋がったものと信じております。
何よりも放映の大本であるフジテレビ、日本アニメーションの方々、作品に携わっている方々には、感謝感激で言葉もありません!!(涙)(涙)

。。。で、実はこの件に関しては、ギガスJGさんのご好意で、貴重なスペースを「私用」の様な形で使ってしまっていたんですね。。。他にも、告知等で色々とご協力頂いた関係の皆様には、容認して頂いて本当に有難うございました。本当にお世話になりました。

「アニメ世界名作劇場」のアンケート調査も、地上波の放映再開までは継続して行っていく予定です。どうぞこれからも宜しくお願い致します。(マリコ)

*アンケート・人気投票フォームはコチラから → 【 ENTER 】


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* このページでは、「アニメ世界名作劇場」関連の話題・情報をUPしていきます(^^)。「世界名作
劇場」盛上げの為のご意見、応援、アドバイス等々歓迎していますので、是非気軽にメール下さい。

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