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J a p a n e s e A n i m a t i o n
“ H e i d i ” P r o j e c t P a g e
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このページはスイスの作家 ヨハンナ・スピリ Johanna Spyri (1827年〜1901年)の傑作児童文学「ハイジ = Heidi's Lehr - und Wanderjahre」を、日本国内制作のアニメーション映画として企画するページです。
まず原作「ハイジ」の内容を端的に説明しますと、物語の舞台は1877年=スイス(マイエンフェルト)→ドイツ(フランクフルト)→そして又スイスの生活へと、経過上簡潔にA:B:A´と三分割され、舞台が折り返しで完全に元に戻るという、比較的珍しい展開になっています。
物語の主人公であるアーデルハイト(愛称:ハイジ)が、アルプスというダイナミックで美しい自然と、大都会での経験の中で「人の幸せとは?心にとって大切なのは?」に気付き、周りの登場人物と共に大きく成長していくという、いつの時代にも共通する深遠で普遍的なテーマを、子供から大人まで楽しめるエンターテインメント作品として、素晴しく感動的に描かれています。
ここでは本アニメーション映画・企画書の概要を抜粋して、皆様にその意図をご理解して頂きたいと思っています。何卒宜しくお願い致します。
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形式・様式
◎ 全篇手描きによるアニメーション(一部CG制作)。美術も基本的には全て手描き。手作り感を前面に押し出した、劇場用・長編アニメーション映画。
◎ 過去にあった映画、TVドラマ、TVアニメのリメイクや、再編集版的作品を意図したものでは無く、一からアニメーションの劇場公開を前提とした、全篇完全なる新作映画。
◎ あくまでも原作に基づいた内容の為、設定を現代にする等の新解釈、大幅な変更はしない。
◎ ただ上記に関して、原作の内容をより生かす為に、本アニメーション独自に構成等を変更する場合はある。
◎ 上記に関して、必要に応じて一部アニメーション的な描写を付け加える場合はある。
◎ 90〜120分を一篇とした前後篇の二部構成を予定。(一部・二部の公開は同時ではなく、何ヶ月かの期間を置いて公開)
他作品との併映の可能性も有り。
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企画の意図
これだけ清涼感溢れる内容と、良質なものづくりの精神が同居した物語は他にあまり例が無く、大スクリーンのアニメーション映画に最適の題材でしょう。
ファンタジーやSFのジャンル程、一見では目立った企画では無いという印象もあるかも知れませんが、21世紀となった現代ではかえって本企画のようなものが新鮮で、今の子供から大人まで純粋に楽しめる作品に出来ると思います。
(中略)
「現代社会に一石を投じる」といったような、大袈裟なテーマではありませんが、画面全体からのメッセージとして「広く、深く心に訴える」を意図して試みるつもりで、そういった意味では「エンターテインメント」以上の、(言葉では少々表し辛いのですが)幸福な作品になる可能性があると信じています。
(中略)
特に目指したいのは、味わい深い、人間味のある映画にしたいという事です。例えば観客に大きく心を開いて頂く為に、アルプスのようなダイナミックで、美しい世界に(この映画を観る事で)一度旅立って貰う・・・もしかしたら、最大の意図はそれなのかも知れませんが、兎に角「広く、大きく、穏やかで、優しい気持ち」になれる映画。色々な意味で「回復」する為の作品でもあります。
(中略)
二部構成にする意味ですが、原作の奥深い内容を映像化するには、最低でもこの形式にするしかないと考えました。この点はある意味で冒険になるかも知れませんが、通常の90〜120分の単作=原作のダイジェスト版のような形で実行した場合、情緒的な物語に重点を置いた本作の意味合いは、相当に薄れてしまうものと考えます。
(以下省略)
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企画者/朝宮 幹雄 |
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掲載/映画・アニメーション データファイル |
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☆ アンケート調査実施中 ☆
劇場用アニメーション映画「ハイジ」を企画するにあたって、現在アンケート調査を行っています。宜しければ下記 ENTER から入り、該当する項目全てにチェックを入れ投票して下さい。(結果は随時グラフで公開しています)何卒ご協力お願い致します(^^)。
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