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■ お母さん体験記 ■

 

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【タイトル】「ぽぽろ」に出会い変わった我が子!!

二人の息子に恵まれ、幸せだった私が、絶望のどん底に突き落とされたのは、下の子が2歳1か月の時です。発していたことばがなくなり、なんとなく心配になった私が、軽い気持ちで受診したところ、医師から「自閉症」と言われました。どこにも逃げることのできない長い長いトンネルに入ってしまった私達家族・・・。

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(それから)たくさんの本を読みました。いいといわれることは何でもしました。(この子が)治るのなら外国にもいこう、という思いでいっぱいになりながら、療育の場を探し回りました。東京の有名な病院にも何度も足を運びました。そして、気がつくと7か月が経っていました。

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そして、やっとたどり着いたのが「ぽぽろ」でした。トンネルには出口があるものです。

それからは、(この子は)お日様の光をいっぱいに浴びながら通いました。「ぽぽろ」では障害を克服するために(私達に)何をすればよいかを教えてくれ、それを実践してくれました。

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理解者が(そばに)いてくれることで、まず私が元気になりました。そして、子どもも変わっていきました。

驚いたのは、「ぽぽろ」に通いはじめてから1か月も経たないうちに、(今までは)ふりかけご飯しか食べないという、ひどい偏食が治り、ほうれん草のおひたしをバリバリ食べられるようになりました。さらに、(私が子どもに)「お皿を持ってきて」と頼むと、ちゃんと持ってきてくれるようになりました。

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毎日片道40分の道のりで2往復というのは大変でしたが、子どもが変わっていく姿を見ると、頑張ろうという気持ちになりました。

そして、3か月後には、おしっこを教えてくれ、子どもが3才10か月の時には、大小どちらも一人でトイレに行くことができるようになりました。

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4歳になった今では「おかあさーん」と、わたしを呼びかけてくるまでになりました。幸せをかみしめる瞬間です。

【記事の日付:2003年11月】

【記事の著者:Mの母(イニシャル表記)】

 

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