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平成18年10月1日発行 第43号 【更新/2006年10月7日】 |
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2. 子育てひろば |
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3. のびのび予定表 |
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4. あそぼう赤ちゃん |
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5.【お知らせ】 |
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1.なぜ児童虐待死『ワースト1』・・・群馬なの? |
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社会福祉法人しののめ会 理事 亀田 好子(かめだ たかこ) |
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平成18年9月17日付の読売新聞の第1面に大きく報道された児童虐待死の都道府県別の発生件数は、人口100万人あたりの発生率において群馬県が全国でトップでした。 |
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これは東京工業大学大学院犯罪精神医学研究チームがまとめたもので、最近11年間に明らかになった児童虐待死と、地元警察が発表し新聞が報じた事件について調べたものです。 |
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それではなぜ群馬県がワースト1なのでしょうか? |
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第一の理由は、きめ細やかな行政の配慮がないためではないでしょうか?心ある、温もりのある対応が福祉関係には必要だと思うのです。 |
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女性の「駆け込み寺」と称されている女性相談所をみなさんはご存知でしょうか?私がここを紹介して利用した方は「二度と利用したくない」と訴えてきました。 |
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プライバシーに関わることですからオープンにすることは困難だ思われますが、明るい相談所づくりは必須の条件だと思います。つまり、相談者側に立った女性相談所づくりとなっているかが問われていると思うのです。 |
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第二の理由は、地域の方々とのつながりが希薄になってきているためだと思うのです。 |
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家を貸すにしても、ただ空き家を埋めるだけではなく、不動産業者にしても家主にしても、ちょっとおせっかいを心がけてほしいと思うのです。 |
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そんな心の通う世の中はお金で解決できることではないし、一人ひとりの意識のもち方だと思うのです。 |
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こんな話がありました。 |
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前橋市の東部地域での出来事でした。鯉池にたくさんのゴミが投げ込まれたり、枯葉が浮いていて、毎年周辺地域の問題となっていたそうです。 |
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自治会でも手の出しようがなく、解決ができないでいたそうです。 |
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ところが、ある年度の組長さんからの案は、ボランティアでやりきろうというものでした。その人を中心に「20名くらいで早朝からやれば、夕方までに片づくだろう」と動き出したそうです。 |
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たった一枚の回覧板を回しただけだったそうですが、その日は120人以上の人たちが集まり、午前中には全ての片付け作業を終了することができたということでした。 |
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そして、もっと素敵なことは、その組長さんの奥さんがたった一人で巻き寿司を全員分つくり、労ったということです。 |
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世の中、ちょっとした気配りがあれば、まだまだ捨てたものではないようです。みんなでちょっと「おせっかい群馬県民」になって見ませんか? |
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2.子育てひろば |
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【テーマ】子どもの絵(その3) |
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2・3歳児で大切なことは、いろいろな面で自由度を持つことだといわれています。 |
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一つのものをいろいろなものにみたてることができる自由度、答えが一つでなく、たくさん出てくるようなイメージの豊かさと主体性を育てる自由度が必要です。 |
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直接的な生活経験が大切なのはもちろんですが、素話や絵本の読み聞かせなどを通しての、間接的な経験とイメージの世界の広がりを育てていくことも大切なことです。 |
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図形としての丸を上下左右、放射状など様々に操作し、できた形を具体的なイメージと結びつけ、意味づける活動から方向性への意識が育って、頭足人の表現に至ることになります。 |
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3歳代での丸による表現の展開と、意味づけ活動の蓄積が、4歳代の形に託したお話の豊かさの基盤となっていきます。 |
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4歳ごろになってくると、いろいろな形に託して表現できるようになってきますが、形と形、物と物との関係(つながり)が絵に表現できていたいため、画面に並べて描いています。 |
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話を聞いてようやく理解できるなどということもよくあります。また、認識力が広がり、自分の絵と友だちの絵を客観的に見る力もついてくるため、自信を失ったり、形に表すことに抵抗を感じたりすることもあります。 |
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同じテーブルで描いている友だちの絵を真似てみたり、あんなふうに書けばいいんだと、友だちの表現方法を吸収したりもします。保育士が意図的に○○(なになに)ちゃんの表現方法をクラス全体に響かせたりすることもあります。 |
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【出典】この文章は新見俊昌著『幼児の美術教育』を参考に制作しました。 |
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★関連ページ・・・愛泉保育園のページで年齢別の絵の変化を写真で解説しています。 |
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【注意】画像を多く使用しているページです。ほかのページより表示されるまでに時間がかかる可能性があります。 |
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3.のびのび予定表 |
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【お知らせ】「のびのび」には動きやすい服装で、また場所によっては汚れてもいい服装でおいでください。 |
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【ご注意】お車でお越しの際は、くれぐれも路上駐車にならないようにご協力をお願いいたします。 |
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1.月曜日開催「のびのび」 |
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【場所】愛泉保育園 【時間】午後1時から2時30分ごろまで |
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【開催日】10月2日・23日/11月6日・13日・20日/12月4日・11日・18日 |
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2.水曜日開催「のびのび」 |
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【場所】城南公民館 【時間】午後1時から |
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【開催日】10月4日・11日・25日/11月1日・8日・15日・22日/12月6日・13日・20日 |
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【詳細は下の表を参照してください】 |
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3.土曜日開催「のびのび」 |
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【場所】愛泉保育園 【時間】午前9時から |
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【開催日】10月7日・28日/11月4日・18日/12月2日・16日 |
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●愛泉保育園のリズム室でおこないます。 |
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●愛泉保育園に在籍していない子どもさんでも参加できます。お母さんだけでなく、仕事が休みのお父さん、ぜひ参加してみてください!お待ちしております! |
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●駐車場は、愛泉保育園の裏にあります。また、狭いですが「ぽぽろ」の入口の通路に駐車して下さい。 |
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『のびオヤジ団』10月7日スタート! |
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団員大募集!! |
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【開催予定】平成18年10月7日・11月4日・12月2日(土曜日) |
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4.あそぼう赤ちゃん |
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月曜日から金曜日の朝、9時から10時頃まで愛泉保育園の0歳児クラスの子どもたちと一緒におこないます。 |
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4月、6月に入園した子どもさんは、お母さんの育児休暇中に「あそぼう赤ちゃん」に通ってきていたので、場所や保育士に慣れていて、入園後の保育園の生活への慣れも早く、ベットの柵や暖房器具の網につかまり立ちし、友達同士、保育士と「いないいないばあ〜」と楽しむなど、元気に遊んでいます。 |
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5.お知らせ |
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● 講演会のお知らせ ● |
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日時:平成18年11月19日日曜日・午前9時30分より |
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場所:愛泉保育園 |
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★河添幸江先生の講演会を実施いたします。 |
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・・・文部科学省までもが『―早寝・早起き・朝ご飯―運動』を始めるほど、今、子どもの生活は大変な状況にあると思われます。 |
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今でこそ「はやりことば」のように「生活リズム」と唱えられていますが、故 河添邦俊先生は、30年ほど前から生活リズムの大切さを訴え続けてきました。 |
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今回は先生が故人となられた後も、全国をとび回り講演活動をしている河添幸江 先生(河添育児学研究所所長)にお話をしていただきます。 |
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6.編集後記 |
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【テーマ】愛泉保育園の「のびのび」について |
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土曜日の朝、愛泉保育園内外からたくさんの親子が集まっています。 |
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肩のぼりをしてもらって、うれしそうに高いところから「ヤッホー!」 |
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こんなことをしたことがないお母さんにとっては重労働のはず。しかし、汗をかきながら「こんなふうに親が体を使って遊ぶのがいいですね」と話してくれました。 |
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『あそうぼう赤ちゃん』の時から、他の保育園に入園した今でも、愛泉保育園の『のびのび』に参加している親子もいます。 |
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一組はお母さん1人で3人の子を連れての参加です。下の赤ちゃんが泣き出し、お母さんがかかりきりになると、他のお母さんが残り2人の面倒をみてくれます。 |
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そんな光景を見ることができてうれしい限りです。 |
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10月からは新企画『のびオヤジ団』もスタートします。 |
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お母さん1人でも心配せずに参加してみてください。 |
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もちろん土曜日は休みというお父さんも多いかと思います。 |
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お父さんもたくさん来ています。一緒に子育てを楽しみましょうよ! |
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