|
|
平成22年10月1日発行 第58号 【更新/2010年10月6日】 |
2. 子育てひろば |
3. のびのび予定表 |
4. あそぼう赤ちゃん |
5.【おしらせ】 |
6.編集後記 |
|
1.豊かさとは |
社会福祉法人しののめ会 理事 亀田 たか子 |
「早寝・早起き・朝の散歩に朝ごはん」の習慣が日々の生活の中に位置づけられている家庭は豊かだと思います。 |
『豊かさとは何か』の著書を書かれた暉峻淑子(てるおかいつこ)氏は、日本の豊かさには根がないと指摘しています。 |
今でもこの著書は売れていて、70万部を越すロングセラーです。 |
氏が言っている「根」とは、前記したことだと私は思います。 |
◆ ◆ ◆ |
しかし、過労・競争教育・家庭崩壊などの問題が私たちの周りには山積みにされています。 |
これを解決していくということは、仕事や子育てに忙しくても、暮らしやすさを求めて声を上げる余裕もつくらなければいけないということだと思うのです。 |
国も企業も競争に負けまいと経済活動を優先した結果、人間一人ひとりが見えなくなってしまっている現状があります。 |
◆ ◆ ◆ |
今の日本社会を見ていると不介入が美徳になっているように思います。 |
大阪市の二児放置死問題にしても、私なら当然、人に何と言われようとバットで窓を割ってでも部屋の中に入っていきます。 |
公的機関がやってくれるだろうといったお任せ主義はよくないと思うからです。 |
私たちも一歩行動を起こし、みんなで力を合わせて社会を動かしたいものです。 |
それができたなら、私たちは自信を持ち、生活はもっと豊かになり、生きている楽しさを感じることでしょう。 |
◆ ◆ ◆ |
人間としての本当の「豊かさ」とは、損得を考えず、社会とつながることを考えて一歩踏み出すことなのだと私は思います。 |
その結果、いろいろいやな思いをすることがあっても、それを乗り越えられたときの達成感のほうが大きいと感じることでしょう。 |
|
|
2.子育てひろば |
【テーマ】食育(その3)・・・年中行事と食 |
四季の移り変わりがはっきりしている日本では、季節ごとに一年を通してたくさんの行事が昔から伝わっています。 |
正月、ひなまつり、彼岸、端午の節句、十五夜などなど・・・。 |
それぞれの行事には深い意味があり、昔の方が今よりもっと大切に祝われていました。 |
その一つ一つの行事に『行事食』と呼ばれる食事が欠かさずにあり、それらは日本や地域の文化として人から人へと伝承されてきたものです。 |
年中行事や行事食を通し人々は自然の移り変わりを愛し、さまざまな供え物を作って神々に捧げると同時に家族みんなで喜びを味わってきたのです。 |
しかし、生活が豊かで便利になりすぎ、食材の多くも一年中手に入るようになった現代では、季節感も薄れがちになりました。 |
そのため、伝統的な行事の行い方や行事食の由来も伝えられない大人が増えてきているようです。 |
食は人々の生活になくてはならないもので子どもも大好きな活動です。 |
興味を持ちやすい「食」を通して日本人としての心や誇り、昔の人々から伝えられた伝統文化を伝えていきたいですね。 |
☆★☆ これからの行事と行事食 ★☆★ |
●月見と月見団子 |
1年のうちで最も月が美しいといわれる十五夜が有名ですが、日本では古来から十三夜という月見の習慣があります。 |
団子のほかに栗や豆を供えるため『栗名月』『豆名月』と呼ばれます。 |
秋の収穫と結びついて自然の恵みに感謝する行事です。 |
●冬至とカボチャ |
冬至には『ん』の付くものを食べると『運』を呼び込めるといわれています。 |
カボチャ(ナンキン)、レンコン、うどんなどを運盛りといって縁起を担いで食べました。 |
また、栄養のあるカボチャを食べて冬に備える昔の人の知恵です。 |
●大みそかと年越しそば |
江戸時代中期からの習慣といわれています。 |
そばのように細く長く達者で暮らせることを願って食べます。 |
また、そばは切れやすいことから、今年の悪いことは切り捨て、新年に持ち込まないようにとの思いもあるようです。 |
◆ ◆ ◆ |
昔の人々の知恵や思いを子どもたちに話しながら行事と食を楽しみましょう。 |
|
|
3.のびのび予定表 |
【お知らせ】「のびのび」には動きやすい服装で、また場所によっては汚れてもいい服装でおいでください。 |
【ご注意】お車でお越しの際は、くれぐれも路上駐車にならないようにご協力をお願いいたします。 |
▼「のびのび」が開催される曜日▼ |
1.月曜日開催「のびのび」 |
【場所】下小出支援ルーム「のびのび広場」(『ともの店』内) |
【時間】午後1時から2時30分(予定) |
【開催日】 |
10月4日・18日・25日 |
11月1日・8日・15日・22日・29日 |
12月6日・13日・20日 |
●10月4日・・・新聞あそび |
●10月18日・・・クレヨンであそぼう |
●10月25日・・・色玉であそぼう |
●11月1日・・・リズムをしよう |
●11月8日・・・体を使ってあそぼう |
●11月15日・・・どんぐりであそぼう |
●11月22日・・・パラパラ布あそび |
●11月29日・・・折り紙でつくろう |
●12月6日・・・タオルあそび |
●12月13日・・・クリスマス飾りをつくろう |
●12月20日・・・楽器あそび |
2.火曜日開催「のびのび」 |
【場所】桂萱公民館 【時間】午後1時から2時30分(予定) |
【開催日】 |
10月5日・12日・19日・26日 |
11月2日・9日・16日・30日 |
12月7日・14日・21日 |
●10月5日・・・散歩に行こう |
●10月12日・・・手足型をとろう |
●10月19日・・・子育て講演会「子どもを巻き込んだ生活の工夫」 |
●10月26日・・・バスで出掛けよう(愛泉保育園集合) |
●11月2日・・・リズムをしよう |
●11月9日・・・ペンダント作り |
●11月16日・・・子育て講演会「食事を考える」 |
●11月30日・・・お手玉あそび |
●12月7日・・・シーツであそぼう |
●12月14日・・・ボーリングをしよう |
●12月21日・・・子育て講演会「絵本は心を育てる」 |
3.水曜日開催「のびのび」 |
【場所】愛泉保育園 【時間】午後1時から2時30分(予定) |
【開催日】 |
10月6日・13日・20日・27日 |
11月10日・17日・24日 |
12月1日・8日・15日・22日 |
●10月6日・・・りんご狩りに行こう |
●10月13日・・・散歩に行こう(雨天の場合は愛泉保育園) |
●10月20日・・・誕生会・身体測定 |
●10月27日・・・園庭あそび |
●11月10日・・・どんぐりを拾おう(前橋総合運動公園集合) |
●11月17日・・・どんぐりであそぼう |
●11月24日・・・誕生会・身体測定 |
●12月1日・・・マイバッグをつくろう |
●12月8日・・・ダンボールあそび |
●12月15日・・・クリスマスリース作り |
●12月22日・・・誕生会・身体測定 |
3.木曜日開催「のびのび」 |
【場所】下小出支援ルーム「のびのび広場」(『ともの店』内) |
【時間】午後1時から2時30分(予定) |
【開催日】 |
10月7日・14日・21日・28日 |
11月4日・11日・18日・25日 |
12月2日・9日・16日 |
●10月7日・・・タオルあそび |
●10月14日・・・ハンカチあそび |
●10月21日・・・芋スタンプ |
●10月28日・・・おやつ作り(スイートポテト) |
●11月4日・・・ペンダント作り |
●11月11日・・・絵の具であそぼう |
●11月18日・・・マイバッグをつくろう |
●11月25日・・・おやつ作り(芋もち) |
●12月2日・・・どんぐりコマ作り |
●12月9日・・・クリスマス飾りをつくろう |
●12月16日・・・おやつ作り(クリスマスケーキ) |
3.土曜日開催「のびのび」 |
【場所】愛泉保育園 【時間】午前9時から10時30分(予定) |
【開催日】 |
10月2日・23日 |
11月6日・20日 |
12月11日・25日 |
●10月2日・・・シャボン玉あそび |
●10月23日・・・ロープであそぼう |
●11月6日・・・玉ねぎで染物をしよう(Tシャツ・ハンカチなど染めたいものを持参) |
●11月20日・・・焼き芋大会(芋は持参) |
●12月11日・・・クリスマスリース作り(リボン、フェルトなど飾りたい物を持参) |
●12月25日・・・しめ縄作り |
|
|
4.あそぼう赤ちゃん |
月曜日から金曜日の朝、9時から10時頃まで愛泉保育園の0歳児クラスの子どもたちと一緒に遊びます。 |
対象は3ヶ月から1歳6ヶ月児までです。 |
赤ちゃん体操、親子で一緒に体を動かす遊び、絵本の読み聞かせ、ボール、木のおもちゃ、新聞などを使って楽しく遊んでいます。 |
お気軽にどうぞ! |
|
|
5.お知らせ |
● 民族舞踊団「荒馬座」公演 ● |
■ 日程:平成22年12月25日(土曜日) |
■ 会場:前橋市総合福祉会館多目的ホール |
■ 時間:午後1時30分会場、午後2時開演 |
(詳しくは愛泉保育園にお問い合わせください:電話 027-268-3423) |
● 保育園に遊びに来ませんか? ● |
離乳食の食べさせ方を実際に体験できたり、同年齢のこと一緒にハイハイ遊びや集団遊びの体験もできます。 |
■日時: |
月曜日〜金曜日 午前9時から午後2時 |
|
|
6.編集後記 |
|
|
|
Copyright (C) Social Welfare Corporation Shinonome All rights Reserved |