お子さんを幼稚園、保育園、託児所に預けて共働きをされてご両親にとって、お子さんが病気になると大変です。園は病気の子は預かってもらえません。
また元気でも他の子に感染する病気も園には行けません。おじいちゃんやおばあちゃんなど近くに身内がいない場合は仕事を休まなくてはなりません。
そのような病気の子供さんをお預かりしてご両親のお仕事を応援しようというのが病児保育です。
 
これは厚生労働省の「乳幼児健康支援一時預かり事業」で、保護者の子育てと就労の両立を支援しようと国や地方自治体の補助で行っています。
医師、看護士、保育士が対応し薬を飲ませたりなどの治療も行っています。重症で高度な看護を要するお子さんはお預かりできませんが、比較的安定している病気はお受けしています。

例えば熱はあるが元気な感冒(かぜ)、みずぼうそう、おたふくかぜ、嘔吐下痢症、インフルエンザなどもお預かりしています。

こいで小児科
小出 英一郎