西彼杵医師会とは
西彼杵(にしそのぎ)医師会は、長崎県医師会に所属し、第2次世界大戦後、戦前の旧制医師会が解体され、新制医師会として創立されました。
昭和27年には社団法人の認可を受け、以来60年を経過した平成24年4月1日、法律改正に伴って「一般社団法人西彼杵医師会」として新公益法人体制のスタートを切りました。
西彼杵医師会地区
長崎県の西部に位置する西彼杵半島のうち、長崎市を除く広い地域(西海市、時津町、長与町の1市2町)を活動の範囲としています。
この地域では、みかん、ぶどう、西瓜をはじめ、米などの農産物が生産され、漁業が営まれている所もあります。
長崎市近郊は都市化し、人口の増加傾向がありますが、その他の地域では人口の減少、高齢化が急速に進んでいます。
会長挨拶
2026年6月6日、西彼杵医師会定時総会において第17代医師会長に選任されました相良耕三と申します。西彼杵医師会は現在174名(A会員77名、B会員97名)の会員から構成され、理事9名(会長1名、副会長2名を含む)、監事2名、議長・副議長各1名、裁定委員5名、班長3名の役員体制で、13委員会および3部会を設けています。西彼地区は西海市、長与町、時津町の1市2町からなるため、西彼杵医師会は西海班、長与班、時津班の3班からなり、それぞれの自治体と連携を取りながら住民の皆様の初期医療と健康管理を担っています。
新型コロナウィルス感染症の流行は今のところ沈静化しているように見えますが、近ごろ報告された統計では令和7年度のコロナウィルス感染症による死亡者は2万1000人余りで、インフルエンザによる死亡者6800人の約3倍にのぼります。それでも前年度より1万5000人ほど減少しています。まだまだ油断のできない感染症です。この2,3年帯状疱疹ウイルス感染症の急増が見られますが昨年度から65歳以上の5年ごとの帯状疱疹ワクチンの市町の公的援助が開始され、ワクチン接種者が増え発症数の減少が見込まれます。子宮頸がんを予防するHPVワクチンは10年以上前に副反応に対するマイナスキャンペーンのため積極勧奨が取り消されましたが他国の子宮頸がん抑制効果が明らかとなり、新型コロナワクチンでワクチン慣れしたこともあり、2年前から再び積極勧奨となり小学校5年生から高校1年生の女児に行われていますが、接種率がまだ低く不十分です。副反応も特に重篤な例は見られません。この癌により毎年約1万人の若い女性がなくなっており、手術などの治療で救命されても多くの妊娠可能性が失われます。ワクチンの普及によりこの疾患の根絶は可能であり少子化対策としても是非接種率を大幅に上げたいものです。
この他にも肺炎球菌ワクチンなど予防医療が拡大中です。高価なワクチンが少しでも公的な援助を受けられますように医師会が国や市町村に働きかけていく所存です。
これからも地域の皆様が健康に安心して暮らしていけますよう医療、介護、福祉、保健をはじめとしたさまざまな活動に全力で尽くして参りますので西彼杵医師会へのご理解とご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
西彼杵医師会 会長 相良 耕三
