ZUIYO Co., Ltd. Data File


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● 歴 史 ・ 全 作 品 ●



・・・ 目次 ・・・

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 ■ ズイヨーの解説&概要
 ■ 時代背景とズイヨー映像
 ■ ズイヨー関連全作品



●瑞鷹(ズイヨー)株式会社 ZUIYO(旧社名「瑞鷹(ずいよう)エンタープライズ」)はアニメーション企画・制作会社です。

1969年設立。『第一期 瑞鷹エンタープライズ』時代を含んだ代表作(第一期は企画のみ)を挙げると「忍風カムイ外伝」「ムーミン」「アンデルセン物語」「山ねずみロッキーチャック」「小さなバイキング ビッケ」等、日本アニメ発展期=70年代前半の短期間に、輝くような重要作品ばかりを放ち消えてしまった、流星のようなアニメーション制作会社でした。主に権利上の管理・運営会社として現在も『瑞鷹株式会社』という名で存続しています。

立ち上げはTCJ動画センター出身の高橋茂人。所属した制作スタッフとしては「宇宙戦艦ヤマト」で有名なプロデューサー・西崎義展。スタジオジブリの高畑勲・宮崎駿。「ポケットモンスター」シリーズの小田部羊一 等々・・・の大御所が在籍し、それぞれが大きくその後の日本アニメ全体を代表する存在になりました。

●ズイヨー作品中一般に最も有名で、日本の連続TVアニメの代表作ともいわれる「アルプスの少女ハイジ」は、1974年1月6日から12月29日の一年間に渡り、フジテレビ系列の毎週日曜日 夜7:30〜8:00に放送されました。

この「ハイジ」の原作にあった非常に濃いキリスト教的要素は、アニメ化にあたって適度に弱められ、日本人にとっては大変親しみ易くアレンジされたのですが、その普遍性が海外に輸出された際に、世界の多くの地域に置いても違和感無く受け入れられ+上質な内容、アニメーション技術と相俟って高く評価された事で、日
本発の(子供から大人まで楽しめる)ファミリー向けTVアニメでは、世界中で代名詞的扱いにされる程著名な作品になっています。

この作品が後に同一スタッフにって引継がれ約21年続いた、フジテレビ同放送枠「世界名作劇場」(制作会社は日本アニメーション)の実質上の布石となり、後々「名作物」と呼ばれるジャンルや、日本独自ともいえる以降の(ハイジ以降に制作された連続TVアニメの)ストーリー、物語重視の全般的な過程を見ても、日本アニメーション史にとって分岐点となった大変重要な作品でした。





「ズイヨー」の時代背景と「ズイヨー映像」


ズイヨー作品の代表作といえば、何といっても1974年に制作された「アルプスの少女ハイジ」(ハイジの時代背景はコチラ)ですが、それ以外にもズイヨー全盛期、時代を象徴する作品があります。

1969年の「忍風カムイ外伝」(原作者・白土三平が社名のロゴを書いた)や同年「ムーミン」はズイヨー初期の作品ですが、今も関連商品が発売される程の人気を誇っています。(
*注・1
他に一般に知名度、評価の高い作品としては1974年の「小さなバイキング ビッケ」、1975年の「フランダースの犬」、同年「みちばちマーヤの冒険」等が挙げられると思われます。(
*注・2

日本の高度経済成長の一時期において、印象深い作品ばかりを企画・制作していたのですが、実質的な工程としてアニメーションを制作していた『ズイヨー映像』(1972年設立)内が、「ハイジ」後の1975年から『日本アニメーション』へと経営体制を移行(資本的には新会社を設立)し、ズイヨー(当時の社名は『瑞鷹エンタープライズ』)のグループ内から完全に分かれてしまいます。・・・この件は簡単には説明出来ず(解り辛い複雑な経緯があるので)ここでは触れません。(コチラにも関連の記事を掲載)

こういった話はズイヨーだけの特別な事例ではなく、当時は時代・業界の過渡期という事もあり、色々な面で熱いもの(?)が少なからずあったようです。
実はその業界全体の活発な再編成の動きが、結果的には今の日本が『アニメ大国』と云われるまでに至った、制作プロセスやプロダクションの体系に繋がっており、もしこのような事が動向としても全く無かったとしたら、「現状の日本アニメは全く違ったものになっていたのでは?!」・・・と、ある面では大変重要で、不可欠な流れだったのかも知れません。
・・・ただ、こういった動きがあった後、ズイヨー自体の体制=制作会社としては長いブランクに陥る事に。(アニメーション制作はフルCGアニメで「POPEE the ぱフォーマー」(2000)や「兵庫のおじさん」(2006) 「エレキング」(2007)等々と今も続いています)

・・・そういった諸事情もあり、ズイヨーは制作会社として作品本数が少なく、今では運営方針等の概要的な評価で色々あるようなのですが、当時制作されていた(ズイヨー以外の)アニメ全体の傾向の中において、実際に残っているズイヨー作品自体を順々に観てみると、制作スタッフの質に拘ったユニークで特異な作品作りが、実を結んでいる事が実感できます。
「アルプスの少女ハイジ」が有名なばかりに、他のズイヨー作品があまり目立たない状況にもなっていますが、ズイヨー作品がその後の日本アニメ全体の分岐点ともなった事に、(諸作品を観た後なら)異論のある方は少ないでしょう。

日本アニメーション文化の歴史を考える上で、ズイヨー作品全体の再評価がなされる事を願ってやみません。

*注・1 1990年からテレビ東京系で放映されたリメイク版「楽しいムーミン一家」の制作は『テレスクリーン』社によるものです。
*注・2 「小さなバイキング ビッケ」「フランダースの犬」「みちばちマーヤの冒険」は、中途から『日本アニメーション』社の制作になっています。

  


ズイヨー作品&主要スタッフ一覧


第一期 瑞鷹エンタープライズ 期間 >
第一期 瑞鷹エンタープライズの期間は(ズイヨーは)主に企画のみでの参加

【忍風カムイ外伝】(1969年4月6日-1969年9月28日 製作/TCJ動画センター) フジテレビ 全26話
原作/白土三平(赤目プロ) 演出/近藤啓祐・渡辺米彦・山本功・村山修・高垣幸蔵・大西清・岡田宇啓
鳥居宥之・村山徹 
監修/松本美樹 音楽/水谷良一
 脚本/田代淳二 撮影/西野正行 編集/矢吹敏明
作画/
関修一(キャラクターデザイン)・芦田豊雄・毛内節夫・角田利隆・山内善英 美術/大隈敏弘 製作/村田英憲

【ムーミン】(1969年10月5日-1970年12月27日 製作/東京ムービー・虫プロダクション) フジテレビ 全65話
原作/トーベ・ヤンソン チーフディレクター/りんたろう 演出/大隈正秋・村野守美・上梨満雄林政行・水沢わたる
高橋良輔 音楽/宇野誠一郎 脚本/吉田喜昭・山崎忠昭井上ひさし雪室俊一松元力吉田秀子藤川桂介
加藤有芳・吉原幸栄
 撮影/清水達正 録音/田代敦巳 照明/柏原満 作画/大塚康生・芦田豊雄・森田浩光
美術/千葉秀雄 企画/高橋茂人 製作/黒川慶太郎岩崎正美 (ムーミン役の岸田今日子が好演した

【アンデルセン物語】(1971年1月3日-1971年12月26日 製作/虫プロダクション) フジテレビ 全52話
原作/ハンス・C・アンデルセン 演出/藤田一郎・山崎忠昭上梨満雄棚橋一神田武幸杉山卓吉良敬三
石黒昇崎枕出崎統 音楽/
野誠一郎 脚本/田代淳二・吉田喜昭・雪室俊一・西川清之・鈴木良武
山崎忠昭・伊東恒久・藤川桂介・多地暎一・山崎晴哉 妖精設定/牧野圭
撮影/原屋楯男 編集/尾形治敏
音響監督/田代敦巳 効果/柏原満 作画設定/関修一・波多正美 美術監督/竹内俊英 プロデューサー/岩崎正美

【(新)ムーミン】(1972年1月9日-1972年12月31日 製作/虫プロダクション) フジテレビ 全52話
原作/トーベ・ヤンソン 演出/上梨満雄 音楽/宇野誠一郎 脚本/田代淳二 撮影/原屋楯男
録音/熊谷良兵衛 作画監督/森田浩光 美術/半藤克美 製作/岩崎正美 (同69年版の続編)

【ワンサくん】(1973年4月2日-1973年9月24日 製作/虫プロダクション) フジテレビ 全26話
原作/手塚治虫 監督/山本暎一 音楽/宮川泰 脚本/藤川桂介 音響/明田川進 効果/柏原満 設定制作/
原田益次 
キャラクターデザイン/永島慎二 作画/森田浩光 美術/半藤克美 企画・プロデューサー/西崎義展

< 瑞鷹エンタープライズ+ズイヨー映像 期間 >

【山ねずみロッキーチャック】(1973年1月7日-1973年12月30日 製作/ズイヨー映像)フジテレビ 全52話
原作/ソーントン・バージェス 監督/遠藤政治 音楽/宇野誠一郎 構成/丹野雄二 撮影監督/黒木敬
編集/瀬山武司 作画監督/岡迫宣弘・森やすじ 美術監督/伊藤主計 プロデューサー/高橋茂人・中島順三

【アルプスの少女ハイジ】1974年1月6日-1974年12月29日 製作/ズイヨー映像) フジテレビ 全52話
原作/ヨハンナ・ホーセル・スピリ 演出/高畑勲 シリーズ構成/松木功 音楽/渡辺岳夫 脚本/大川久男
佐々木守・吉田義昭 
絵コンテ/池野文雄奥田誠治黒田昌郎斉藤博坂井俊一桜井美知代高橋信也
高畑勲富野喜幸羽根章悦早川啓二山崎修二横田和善 
場面設定・画面構成/宮崎駿 作画監督
キャラクターデザイン/
小田部羊一 撮影監督/黒木敬七 録音監督/浦上靖夫 制音/中戸川次男 美術/井岡雅宏
効果/石田秀憲 彩画/スタジオロビン 現像/東洋現像所 仕上検査/小山明子 制作主任/松土隆二
制作デスク/
佐藤昭司加藤良雄 担当プロデューサー/中島順三 プロデューサー/高橋茂人


【小さなバイキングビッケ】(1974年4月3日-1975年9月24日 製作/ズイヨー映像) フジテレビ 全78話
原作/ルーネル・ヨンソン チーフディレクター/斉藤博 シリーズ構成/丹野雄二 音楽/宇野誠一郎 演出/石黒昇
神田武幸・小林三男 他 
脚本/才賀明・金子裕・大川久男 他 キャラクターデザイン/関修一 音響監督/斉藤敏夫
録音/山下欽也 設定制作/岡崎邦彦 作画監督/辻伸一・福田皖  美術監督/西田稔 効果/赤塚不二男
制作主任/藤田健・佐藤洋 (ズイヨー・代表作の一つ。制作は事情により53話〜最終話が日本アニメーションに)

【フランダースの犬】(1975年1月5日-1975年12月28日 製作/ズイヨー映像・日本アニメーション)フジテレビ 全52話
原作/ルイズ・ド・ラ・ラメー 監督/黒田昌郎 シリーズ構成/六鹿英雄 音楽/渡辺岳夫 
脚本/中西隆三
加瀬高之・佐藤恒久・雪室俊一・佐藤道雄・安藤豊弘・高山由紀子・松島昭
 絵コンテ/奥田誠治・斧谷稔
黒田昌郎・佐々木正広・柴田一・高畑勲・西牧秀雄・水沢わたる・山崎修二・横田和善 
場面設定/坂井俊一
キャラクターデザイン/森康二 
作画監督/岡田敏靖・坂井俊一・羽根章悦 美術/伊藤主計 製作/本橋浩一
プロデューサー/
高橋茂人 (現在はズイヨーから制作の大半を引継いだ日本アニメーションの作品となっている)

【みつばちマーヤの冒険】(1975年4月1日-1976年4月20日ズイヨー映像・日本アニメーション)朝日放送全52話
監督/斉藤博 構成/高橋二三 音楽/大柿隆 絵コンテ/山崎修二・小林三男・笹ひかる・高橋資祐・池野文雄
キャラクターデザイン/白梅進・野部駿夫 作画監督/野部駿夫・小川隆雄 撮影監督/黒木敬七 録音監督/
浦上靖夫
整音/中戸川次男 美術監督/井岡雅宏 背景/番野雅好・ビックスタジオ・アトリエ69・サンアート 他
彩色/スタジオキリー・古都美スタジオ 他 効果/加藤昭二 動画チェック/水田めぐみ 仕上検査/宇野薫 撮影/
熊瀬哲郎・岡崎幸男  
編集/古川雅司・越野寛子・岡安肇 アシスタントディレクター/小園井常久・腰繁男・藤原哲英
制作進行/田村学・細田伸明・出町明・池田忠敬 他 制作デスク/遠藤重夫 プロデューサー/大場伊紘
(「フランダースの犬」と同じく、現在は制作を引継いだ日本アニメーションの作品となっている。’82年に続編)

< 第二期 瑞鷹エンタープライズ 期間 >

劇場版 アルプスの少女ハイジ】(1979年3月17日 製作/瑞鷹エンタープライズ) 配給/東宝東和 107分
(1974年製作の同TVシリーズ・再編集版。監督/中尾寿美子 編集/沼崎梅子 以外のスタッフはTV版と同じ)

セレンディピティ物語より ピュア島の仲間たち】
(1983年7月1日-1983年12月23日 製作/瑞鷹エンタープライズ) 日本テレビ 全26話

原作/
ステファン・コスグロー&ロビン・ジェームス チーフディレクター/大貫信夫 物語シリーズ構成/松木功
音楽/渡辺岳夫 アニメーションキャラクター設計/小田部羊一 作画監修/富沢和雄・岡豊 編集/掛須秀一
音響/あんだんて 録音監督/山田悦司 効果/片岡陽三 整音/星野敏昭 録音制作/水野事務所 特殊効果/
玉田利香・田中孝夫・千場豊・滝山ゆうじ・徳田聡・石橋康全 
現像/東京現像所 美術/西芳邦・海老沢登代
設定制作/今井広美 制作デスク/今井広美・菅原啓太 製作担当/若尾博司・皆川卓哉 担当プロデューサー/
安達登
 プロデューサー/高橋茂人 (豪華なスタッフによって制作。今もファンの支持がある隠れた佳作)

< 瑞鷹(ズイヨー)株式会社 期間>

【森のトントたち】(1984年10月5日-1985年3月29日 製作/瑞鷹) フジテレビ 全23話 監督/樋口雅一

【妖精ディック】(1992年6月7日-12月6日 瑞鷹・グルーパープロダクション) NHK-BS2 全26話 監督/波多正美

【ポピーザぱフォーマー】(2000年1月3日-8月28日 瑞鷹)キッズステーション 全39話 監督/増田龍治
(ズイヨー初のフルCG作品)


【RAHMAN ラアマン(ラーマン)】(2001年)サミー 携帯動画作品【MUSHIOTOKO ムシオトコ】(2004年)タカラモバイル 携帯動画作品【兵庫のおじさん】(2006年)ネット配信+CS MONDO21【エレキング】(2007年)キッズステーション・・・が現在迄に制作されています。

制作続行の期待を込めスペースを空けておきます(^^)!



*このページに偶然来られた方で、既に殆んどの作品を観ていない方が多くおられると思うので、「観てみようかな?」と、初めて興味を持たれた方の為に、各話の詳しい内容・物語のあらすじ等の掲載は、当方運営のページでは他も含め控えています。各話を未見の方は出来ましたら予備知識の無いままで、レンタルショップ等を利用される事や、再放送なら第一話からご覧になられる事をお薦めします(^^)。



☆ 管理人から御礼 ☆

祝!世界名作劇場 】再開

長らくこのページの掲示板等にて、(ズイヨーと制作会社は異なるが、関係の深いアニメシリーズ)「世界名作劇場」に関して、ごくごく地味に通常の方式で、皆様からアンケートに投票して頂く形の(再開祈願??の)ご協力を頂いて来たのですが。。。

お蔭様でいよいよ'07 からBSフジにて、(再放送でない新シリーズの)10年ぶりの放映再開!\(^^)/!
私個人としても、シリーズ本放映からの大々々ファンでしたので、本当に嬉しいです!\(^^)/\(^^)/\(^^)/ヤッター!!ヤッホ〜♪。皆様ありがとうございました。

「世界名作劇場」のアンケート調査も、地上波の放映再開までは継続して行っていく予定です。どうぞこれからも宜しくお願い致します。(マリコ)

*アンケート投票フォームはコチラから → 【 ENTER 】

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◎ 「世界名作劇場」新作・第27作目は現在企画中の模様 ◎
「名劇」シリーズ過去の各作品データ・詳細は コチラ

*新シリーズは今後再放送の予定もあるそうです。詳しくは各局・番組表をご参照下さい。

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●このページの色々な記載にあたって(データの事実確認等も兼ね)現『瑞鷹』社・社長直々にお時間を割いて頂き取材=話を伺わせて頂きました。・・詳細なデータをFAXで送って頂いたりと、社員の方々共にご協力大変ありがとうございました。 (取材:2007年2月14日)

C ZUIYO 瑞鷹(ズイヨー)株式会社

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