The World Of Super Deformation's Cars 
"The Choro Qs"
The '60s Japanese Prototype Cars Of Choro Qs.
By TAK.
素晴らしきデフォルメの世界 
「チョロQで再現する'60s日本グランプリの世界」
PART 1
TOP : Nissan R381( Left side ) and Toyota-7 ( Right side ).
(C) Modeling, Photographs by TAK.
 素晴らしき3次元空間の世界!!

 “チョロQ”が確固としたカーモデルとしての認知を受けてからいったいどのくらいの月日が流れたのだろうか。
今ではチョロQだけの増刊号が出版されたりと人気は増加の一途を辿っているのが現状だ。
しかし、編集長兼主宰者の私自身今迄あまり“チョロQ”と言っても興味を示すまでには行かずここまで来てしまったが、今回、幸運にもTAK氏からの写真を拝見させて頂くチャンスを得て、まさに「目から鱗・・・」状態に陥ってしまったというのが本音である。
氏の製作される“チョロQ”は、ベース素材は市販モノと同じながら、それを正確に且つ大胆に作り変え、なんと'60s日本グランプリに拘ったマシン選定をされているところにまずは心を奪われたという次第だ。
では、この素晴らしきスーパー・デフォルメの世界を御紹介したいと思う。
まずは、御本人のTAK氏自らの解説から・・・。

 私がグランプリマシンをチョロQにしたきっかけは、インターネットで“チョロQ”を改造している人達の存在を知り、そのコンテストに参加するためでした。誰も作っていなくて、愛着の持てる(継続して作っていける)物。
たどり着いたのは、学生時代から頭の片隅に焼きついて離れなかった異形のマシン。伝説となった30度バンク上を疾走する第5回日本グランプリ優勝車「怪鳥R381」でした。
 製作は既製品のチョロQを切り刻んでパテ盛りし、手書きのディフォルメ図面(たいした物ではありません。落書きです)を見ながら削り込んでいくのですが、ホイールベースを延長せずにバランスを保ったスタイルにまとめるのが一番の難関でした。結果的にはうまく出来たのではないかと・・・。
また、私の一番気に入っている“ニッサンR381(下画像)”のリアウイングは金属線を仕込んで可動式にしています。

TOP : The Super Deformation "Nissan R381".
(C) Modeling, photographs by TAK.
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(C) Modeling, photographs by Takuji Komatsuya.