遂にその日がやって来た! 2007年4月26日、午前11時。静岡県御殿場駅にて“くるま村取材班”と待ち合わせて一路富士スピードウェイに向かう。 1970年、東京晴海で開かれた「第3回東京レーシングカーショー」で初めて対面してから丁度37年。
日本CAN-AMを制してから38年の月日が経過したが、私の目の前にある トヨタ 7 は、レストアされたばかりの新車である。
ところで、なぜ今このマシンをレストアしたのだろうか。その答えは簡単だ。販売台数で世界一になろうとしているトヨタ自動車は、イギリスで開かれる世界最大のヒストリックイベントである“グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード”に、トヨタモータースポーツとして今年も参加する。そして、実際の国際レースに優勝した実績のあるこのマシンを出場させることが必要になってきたからだと思われる。そして、ドライバーも元チーム・トヨタの鮒子田 寛氏が受け持つ。
さて、今回も4月26日と5月14日の両日共にトヨタ7のシェイクダウンに、くるま村取材班として、また鮒子田 寛氏の私設マネジャーとして同行した田村氏の取材コメントを紹介しようと思う。
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![]() TOP : '69 Japan Can-Am Winner Toyota-7 V8 5000cc with Hiroshi Fushida at Fuji in May 14, 2007. (C) Photograph by Yoshiyuki Tamura. |
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(C) Photographs, textreport by Yoshiyuki Tamura.
(C) Photographs by Bon Makino.
Special thanks Hiroshi Fushida.