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1) リア・ビュウの大きな特徴は、別パーツによるリア・スポイラーの存在だ。このスポイラーを付けることによって後期型らしくなるが、どうせ、ここまでやるならライト・カバーの形状も変えて欲しかったと思うは私だけだろうか。それさえ修正できれば完璧であるのだが・・・。 (NO.1a)
スポイラーは2個の突起でボディに止められる。テール・エンドのコーダ・トロンカ内の変化はどうだろう。 初期型に存在した左右の三日月型のくぼみ(換気口?)が埋められ、ゼッケン・ランプの位置も右から左に移されている。 又、右下に存在したクーラーの長方形の穴も塞がれている。(NO.1b-c) |
![]() NO.1b |
![]() NO.1c |
2) 室内の変化はどうだろうか? これもシリーズ2の特徴のひとつだが、スペア−・タイヤが別パーツで作られている(それぞれの写真で右側)。
ホイル・キャップも一体で作られ、塗り分けてから接着する様になっている。 ドライバー部分に出っぱっていたモーター逃げのバルジも形状が異なっており、ドライバーのヘルメット後部まで広げられているのだ。 これは,スーパー・チャレンジャー・モーター用に合わせた物と思われるが、見たところFT−36クラスのカン・モーターも納まりそうだ。 ちなみに、手持ちの品番311のアルミ・サイド・ワインダ−シャーシーを入れてみたが、フレームが干渉して上手く入らない。 このモーター・バルジの為、よく見てみるとドライバーの位置も前のほうに5−6mm前進している。 又、コクピット・プレートの裏に打刻されている品番も、旧型のボディは1801だったが、シリーズ2では打ち直しの楕円の中に1812と打刻されていた。(NO.2a-b) |
![]() NO.2a |
![]() NO.2b |
3) シャーシーの変化はモーター以外には無さそうだ。スーパー・チャレンジャー・モーターは写真の様にコミュータ-部分が突出している。(NO.3)
私が見た相違点は以上のような物だが、残念なことに、私はこれらのキットの完全な物を持っていない。したがって今まで書いた事以外にも相違点が存在するかもしれない。 良くご存知の方がいらしたら、ぜひ教えて頂ければ幸いだ。 それから、当時これらのシリーズ2のキットは、このコブラ以外にもフォードGT、ポルシェ904、フェラーリ250GTOの4種類が発売されていた。(NO.4-5) |
NO.4
NO.5
END
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(C) 8/MAR/2001 Photographs, textrports by Dr.K