Restore vintage model car racing
by Tom

 
 
 今回の“トムおじさん”(T.Sさん改め)のレストア記は、とても懐かしい気持ちにさせてくれるものだ。
なぜならば、今回のレストア車は、あのクライマックス製の"Ferrari 330P3"と"Chaparral 2E"だからだ。
当時中学生だった私は実際にそれらを購入し、タミヤ製ダイキャスト製スプリングサスペンションサイドワインダーシャーシ(D型)を取り付けて走らせていたからだ。
しかも、これらの2台は、元祖モデル・スピードライフ誌に掲載されていた製作記を元に忠実に製作されていたから、なおさら当時の自分を思い出してしまい親しみが湧いてくる。さらに、ダイキャストシャーシをボディに取り付けるマウント方法は作例通りではなく、製作者独自の方法で作られており、
製作者の気持ちがわかってしまう気がするからさらに面白い。ある意味、製作者の性格までわかってしまう気もする。
 友人が言っていたのだが、「ビンテージ・スロットカーを探求していくのはある意味“考古学”的なところがあり、証明することが困難な場合もある。だから、面白いよね!」。
私もそう思う。今回のトムおじさんのレストア記では、あえてクライマックス製ボディだと私は断言してしまうが、物的証拠はない。しかし、分かるのだ。
ただ、最近はレプリカなどが沢山出回っており、純正なのか純正から原型を作り再生しているかは、実車と同じで判別つきにくいのが現実だが、今回のレストア車の壊れ方を見ると本物としか言いようがないと思う。

 さあ、今回も魔法のレストア記をご覧あれ!!
                                    編集長

 

  
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