日本モータースポーツの夜明け
浮谷東次郎とカラス

1/24スケールスロットカーで再現

 Built by H.K.



 
TOP : "KARASU" with Tojiro Ukiya.
1/24scale "KARASU" built by H.K.

 
 浮谷東次郎とカラスについての詳しいことは製作者の“林みのる”(後に童夢を設立する)のコメントに書かれているのでぜひ読んでいただくとして、今回は1/24スケールタミヤ製ホンダS800を元にして改造して作り上げた"KARASU!を紹介したい。
製作者は、日本モータースポーツ界の夜明けを飾ったマシンたちをスロットカーとして作り続ける"H.K"氏である。
氏の作品はただスロットカーとして作るのではなく、実車同様にフロントエンジンであればフロントにモーターを置いてリアで駆動する機構を取り入れて作るというマニアックなものである。
 カラスだけでなく、東次郎が乗って優勝した“レーシング・エラン”や宿敵であり友人でもあった生沢 徹や式場壮吉などのマシンなども製作されているので同時に紹介したい。
 以下、H.K氏の製作コメントである。
 
 
 
"KARASU"を作る

 ボディはタミヤのS800を使いました。一部生沢のS800に部品取りしたジャンクです。
前部は見た目で適当に寸法出ししてプラ版を曲げ接着し、瞬間接着剤とタルカムパウダーをパテ替わりにして整形しています。
ルーフは付属のレーシングトップでは低すぎるので約1.5mm盛り上げて整形しました。
(フジミのルーフはカラスには高すぎと思います。)
人形の頭部はCOXでは大き過ぎの為削り込んで、顔も似ていませんが日本人風に削っています。
眼鏡は0.3mmの針金で作りました。
トランクは余り見えないと思いますので適当にタイヤハウスとスペアタイヤパンを上げ底で作りました。
 
 
 
 
 
   シャシーはミドリ模型のF1シャシーのジャンクが、2台分有りましたのでELANとカラスに使いました。
シャシーの中央部はカットして、2種類の真鍮パイプを組み合わせてホイルベースを調整出来る様にしています。
モータはマブチのFT系では、全長が長すぎてFRマウントには出来ない為、有名オークションで全長の短いモータを安く落札して使いました。(メーカ及び型番不明ですが使えました。)
モータの固定用のブラケットは偶々ですがREVELLの汎用真鍮シャシーが一部流用出来ましたのでカットして使っています。(精度は適当ですので信用しないで下さい)
 
 
 
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(C) Photographs and built by H.K.