|
|
'65 LOTUS 38 -------- ![]() Light Industry Co., Ltd 's "Lotus 38"Reprica model.. ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() TOP :"Lotus 38 " Clear Body of Light Industry Co.Ltd in 1965. ![]() TOP : Product advertisement of Light Industry in 1965-66. |
|
すべては上のモデル・スピードライフ'66/10月号No.12の「フォトコンテスト作品募集」の流し撮り風に撮影された写真から始まった。 ライト工業製クリヤーボディ「LOTUS 38」を使ったこのショットと表紙の写真は今までの同誌にはなかった実車への拘りとこれからの同誌の方向性を感じさせたものだった。 しかしながら、この頃の当方はと言えば小学校6年の鼻たれ小僧であり、ただカッコよかったという印象だけが記憶に残っている。 そして月日は流れ、レジンボディなども自分で作れるようになり、そして、ある日、有名オークションにおいてこのライト工業製LOTUS 38を落札することになる。今の感覚からすれば、あまり実車に似ていないかもしれないが、当時としては良く実車の雰囲気を捉えたボディだと思えた。 しかしながら、このボディは発売されてから40年以上経ったもので、その間に材質が化学変化をおこし、全体が黄ばんでいた。さらに異臭を放っていてとてもこのままでは作ることは難しかった。そこで思いついたのがレジンによる複製である。 下の写真は、シリコンメス型により作った片面複製のLOTUS 38を塗装したものである。 雰囲気は当時と変わらず出来上がっていると思うがどうだろうか。 ウインドウは新たに型を取り、バキュームで抜いている。 時を同じくして、やはりオークションにて同社のワトソン・ロードスター(なぜか時代を感じさせる意味不明の「インディ500F1」という車名がついている)を落札することが出来た。これも同じく黄ばみと異臭を放っていたため、同じくレジン複製を行った。 ドライバーについては、当時と同じ黒いラシャ紙をひいて、モデルホービス製だと思うのだが、上げ底用の肘上ドライバーフィギュアを乗せている。 さて、最大の問題はシャーシである。 出来れば当時の青柳製のパイプフレームか自作フレームを合わせてみたかったのだが当方手持ちにはなく、さらにモーターも当時のFTシリーズもないため、仕方なくシャーシは真鍮パイプと真鍮線、そして、真鍮板を切り刻んで自作シャーシを作ってみた。 難所はモーターマウントとリア軸受けをコの字で作ることだ。とにかく道具がなく、金ノコ、金切りばさみしかないため、かなり軸受けセンター出しやモーター軸とシャフトが重ならないなど精度が落ちてしまった。実際の走行には向かないスロットカーになってしまったのが心残りだ。 ちなみにタイヤとホイールだが、本来は当時常識のようにモデル・スピードライフの製作記事で使用されていた科学教材社製スピードホイールを使用したかったのだが、事情で現在のアルミホイールとプラモデル用のインナーで間に合わせている。タイヤはフジミ製プラモデル用のゴムタイヤを使用している。 とにかく、No.12のフォトコンテストのような写真は一応撮れたので今は満足しているのだが…。 |
|
![]() TOP : The body is Reprica of LOTUS 38 of Light Industry Co., Ltd's clear body, and Self-made chassis. |
|
![]() ![]() TOP : Body being painted. and original decal. ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() TOP : Original chassis of Brass. |
|
'63 WATSON ROADSTAR ------ ![]() ![]() TOP : The Reprica body of Light Industry Co., Ltd Clear body's "INDY 500".. This is "Watson Roadstar". ![]() ![]() ![]() ![]() |
|
次のページへ GO TO NEXT PAGE |
|
GO TO TOP GO TO TOPPAGE SPECIAL THANKS : KAGAKU KYOZAISHA Co. (C) Photographs, built and textreport by Bonbon. |