丁度、テレビで第3回日本グランプリレースのツーリングカーレースが放送されている。当時、小学校6年生だった私は、モデルカーレーシング(スロットカー)に没頭しており、友人S君が当時高嶺の花だった“ホームサーキット”を買ってもらったという話を聞き、早速遊びに行っていたのだった。その時偶然にもテレビを見ていたところ、第3回日本グランプリの放送が始まったのだ。
よくは覚えてないのだが、この放送は、メインのグランプリレース以外にもサブレースというべき、ツーリングカーレースも同時に放送されていたことになる。その時は、生沢 徹なんて知らなかったし、滝進太郎のカレラ6をブロックしていた憎い車という印象が強かったと記憶している。
 この年、富士スピードウェイが完成し、日本グランプリがコケラ落としを兼ねて開催。その後の日本モータースポーツの発展に、鈴鹿サーキットと共に貢献していった事は言うまでもない。

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(C) Photographs by Naofumi Ibuki.