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指定障害福祉サービス事業所「とも」発行とも新聞

平成15年12月1日発行 第11号


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■ 【レポート】
11月にゴールドコーストへ:3年ぶり2回目のオーストラリア旅行

 

恒例となった年に一度の海外旅行も、今回で5回目を数えます。3年前のケアンズに続き、2回目のオーストラリア旅行となった今回の目的地は、リゾート地であるゴールド・コーストでした。青い空と青い海が印象的で、ケアンズのような蒸し暑さはなく、初夏ということもあってちょっと日焼けもしましたが、とても過ごしやすい旅行でした。

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「とも」の開所以来、ハワイ、オーストラリアのケアンズ、シンガポール、ロサンゼルスと、過去4回も海外旅行に行っている施設利用者の中には、引率の職員よりも海外慣れしている人もいました。職員のほうがどぎまぎとうろたえてしまう場面も多々見られましたが、みんなそれぞれに楽しい思い出を作って無事に帰国することができました。

◆ ◆ ◆

さて、「とも」では民間企業との取引が主である作業の都合上、全員が一斉には出かけることができず、今回は3班に分かれて、のべ3週間をかけての旅行となりました。

到着日はドリームワールドで一人ずつコアラを抱いての記念撮影、その後は、出発日までまったくのフリータイムでした。それぞれシーワールドで水上スキーのショーに歓声を上げたり、土ボタル観賞ツアーに参加してその美しさに感動したり、お土産に目を輝かせたり、充実した4日間でした。

日本出発の前日まで毎日てんかん発作を起こしていた人も、旅行中や帰国後も、しばらくは全く発作がありませんでした。また、「また行きたい」と早くも次回の旅行に胸をふくらませる人もいました。

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ところで、多人数での海外旅行では、毎回の食事が最大の問題となります。どこで何を食べるか現地での店探しには苦労をしいられます。食事の好みや量、アレルギーのある人はその内容も考慮しなければなりません。買い物もまたしかりです。日本と通貨が違うために金銭感覚がつかめないのは致し方ありませんが、今まで買い物をしたことがない(あるいは親がさせたことがない)人には、財布の開け方から教えなければなりません。

しかしながら、そんな職員の心配などをよそに、言葉が通じないことなど気にもとめずに、度胸一発で何とかしてしまう海外慣れした彼らには感心してしまいます。早くも来年の海外旅行の行き先の噂をはじめている利用者たちです。

 

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