Q30
PCリサイクル法って?
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A30
PCリサイクル法とは、正式には「資源の有効な利用の促進に関する法律」といい、2001年4月から企業や個人事業主が事業に使うPCを対象に、2003年10月からは、家庭で使うPCも対象にして、部品や材料の再資源化をメーカーに義務付けた法律です。
事業用でも家庭用でも、使わなくなったPC(本体とモニター)を廃棄する場合は、そのPCのメーカーに連絡して、必要な書類を送ってもらうことになります。
2003年10月以降に出荷された家庭向けPCには、「PCリサイクルマーク」が付いていて、リサイクル料金込みで購入した事になるので費用はかかりませんが、それ以前のPCや事業向けPCには「PCリサイクルマーク」は付いていないので、費用がかかります。
費用としては、家庭用PCの場合は、1台3,150円のメーカーが多いようです。事業用PCは、その都度見積をもらうことになります。(私の経験では、ノートPCで1,575円というのが一番低い料金でした。高いのは、PC本体とモニターを合わせて8,400円というところがありました。)
その他、詳しい内容はパソコン3R推進センターのサイトをご覧ください。
PCを廃棄する場合は、ハードディスクに保存してあるデータは、消去ソフトを使用して、完全に消去しておく必要があります。ただ、ファイルの削除や、論理フォーマットをしただけでは、復元ソフトでデータが復活できる可能性があります。
(H19/9/7 池田)
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