[ギガス通信]




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2022 映画・アニメーション グランプリ & 各賞 発表
映画・アニメーション データファイル主催のムービーアワード、2023前期グランプリ&各賞が2022年3月10日迄の集計により、3月18日発表となりました。 今回は「歴代オムニバス映画」「ピエル・パオロ・パゾリーニ生誕100周年記念」をテーマに選出。詳しくは本賞頁をご覧下さい。
*[ 本年度グランプリ & 各賞 ]* *[ 賞の主旨・概要 ]* *[ 2022年度後期テーマの投票受付中 ]*




★ 映画・アニメーション ウェブアワードBBS ★





◍ オムニバス映画祭 2022 ◍

- 2022 Anthology Film Festival -



サイト開設以来、ブログや掲示板 etc と何らかの形で文字形式=1テーマにつきある程度纏まった文章の形でWeb発信して来た訳ですが、長年使って来たブログ・サービスが今年2022年8月1日(月)をもって終了!となり、それに伴って纏まった文章の発信は止めていました。

ブログ頁に関しては広く(良くも悪くも)当処の名物的な扱いに成っていた事もあって、記事をエクスポートして即復活させる事も可能だったのですが(此方で少し考える処が有りまして)折角の此の機会に暫く休業状態にしておくのも、まぁ、イイのかな?という事で。・・・只、長過ぎる夏休み(?)というのも世間一般の常識的に『あまり良くない事と受け取られかねない』という意識も(若干)ありまして、たまたまサイトに訪れた方向けにも、ある程度の量で文言を載せておくのは礼儀の内とも思っており、それも其の時点・其の時点の世相に併せた内容でないと不親切ではないか???・・・等々と、色々考えていまして(正確にはブログ上という訳ではないのですが)年末に此の『オムニバス映画祭』というタイトルの特設頁・冒頭の場を使い(半ば復活の?)御挨拶という事にしたいと。

休止状態の本家ブログ頁については、来年以降・徐々に復活させていく予定なので、正式な『ブログ上の』記事を~と望んでいる方は今暫く御待ち下さい。



タイトル通り此の特設頁の趣旨は、今年前期・後期と2度開催された『オムニバス映画祭』なのですが、此処のサイトで長らく遣って来たブログ記事展開の流れ&手法を踏襲しまして、軟硬合わせた世間話をしちゃいながら(?)映画、オムニバス作品の話題に振って行きますので(初めて読んだ方は戸惑う?)そのつもりで読み進んで頂けると助かります。

・・・以前から当ブログ記事を読んでいた方は、当処で毎歳末~年始に催して来た企画=『年越しクリスマスはドウするんだい?』~という方もおられると思うのですが、今年も(変則的ながら)此の特設頁内で実施する予定となっています。
要するに受賞作の解説、時事の話題をしながらも、シッカリとブログで遣って来た行事をも熟す・・・という、従来の遣り方で通しますので。

本文は明日以降に開始し順々に文、画像、動画をUPします。(代表)



≪2022.12.8≫

↓ の画像はクリスマス・カードとして作成しましたので、宜しければお持ち帰り下さい。










昨年も『年越しクリスマス』用に色々作りましたが・・・
昨年は主に正月向けで纏めていました。↓


https://www.z-z.jp/imgur.cgi?i=X3NQurb.jpg
https://www.z-z.jp/imgur.cgi?i=MSO7yPK.jpg
https://www.z-z.jp/imgur.cgi?i=Cw4uGlb.jpg
https://www.z-z.jp/imgur.cgi?i=HP5SXuH.jpg
https://www.z-z.jp/imgur.cgi?i=sgUbaEj.jpg


2022年夏は当サイトで映画「ジラシック・ワールド/新たなる支配者」を遣ったので恐竜関係を・・・という訳でもないのだが、8月1日に途絶えたブログの最終記事の話題に首長竜である『プレシオサウルス』と、日本の漁船『ずいよう丸』&『ニューネッシー』事件を遣って締めたので(読んだ方は勿論・大変な事件だったのだと御理解頂けるだろうが)一応其のメモリアルというか、記念カードとしても作った次第です。



≪2022.12.10≫

本日書き込む予定だったのですが、事情により(本日載せる筈だった内容は)明日書き込みます。申し訳ない。
ソウソウ、↑ のクリスマス・カードですが、此方に許可の必要はありませんので、コピーして保存するなり、人に贈るなり自由にして下さって構わないので・・・

因みに首長竜が銜えている赤い玉(ボール)は『クーゲル (Kugel)』といいまして、ツリーに飾られる際は林檎を意味しているとの事です。
此処のクリスマス・カードではツリーから取り外しているので、私めの解釈としては、下部の富士山との合わせ技として考えて貰いたく(クリスマス・シーズンに)新年の “初日の出” を準備している図という意味付けにしました。

・・・であるから、首長竜は真っ赤な太陽を運んで来た天からの使い(?)又は天使(?)というか・・・まぁ、御目出度い御目出度い竜=祝い仕様の特別なドラゴンという感じで・・・ソンナ物凄く縁起の良いカードとして受け取って貰えれば。



≪2022.12.11≫

今一番の話題というとカタールW杯・・・イヤ、日本国内に限ってのトレンドという事になると90%近く・日本時間で12月5日(月)まで『だった』と、既に過去形になったと云うべきか。日本代表は残念ながら5日クロアチアに1-3で敗れた為、此れまでで日本歴代・最高位となる9位で終了。
・・・で、今やW杯に対し遥か遠く興味を失った人が多いのかも知れんが、勿論・其の後もカタールW杯は続いておって、日本国内の白けモードに逆らっている訳でも無いのだが、ウチ側(特に私め個人)としてはまだまだ此れからが本番と成っている。

それは、以前から当ブログ等々を読んで来た方は御存知かと思うのだが、拙者は日本と(前回・W杯チャンピオンでもある)フランスを熱心に応援して来ている為(現在も総合TOP頁では『第30回フランス映画祭』etc 所謂・フランス映画フェアを実施中)なのだが、本日未明(日本時間で4時台)目出度くイングランドを1-2で破ってフランスがベスト4 ⇒ 準決勝進出を決めた。
イヤイヤ、下馬評では英有利と云われていたのが多かった様なのだが、拙者は本日のフランス勝利を信じて疑いませんでしたので、此の勝利&大金星はかなり嬉しいッ!!!(^^)。



何故こんなにも喜んでいるか?というと・・・専門家によると、イングランド vs. フランス戦が今カタールW杯において実力的に実質上の決勝戦と目されており、勝った国の方がほぼ確実に決勝に進むだろう・・・と、ソウイウ事らしいのだナ。

まぁ、何が起こるか解らないのがW杯であり、どんな番狂わせが起こるのか???ドウなっても可笑しくは無いのだろうから、此処はフランスに “勝って兜の緒を締めよ”(日本戦国時代の武将である「北条氏綱」が嫡男・氏康へ残した『遺言』に由来した格言)という言葉をフランスには(厳しい様だが)送りたい処。

因みに次のモロッコ vs. フランス戦(準決勝)は日本時間で15日(木)ですので、宜しければ皆さんも応援して下さいネ。



≪2022.12.12≫

本日からはタイトル内にもある『オムニバス映画』について少し解説していこうかと・・・
『オムニバス (Omnibus)』の定義は「包括的な」や「多数の」「複数の抱き合わせ」等々あるのですが、『オムニバス映画』となるとやや誤解があるのかも知れない。

日本国内では寧ろ『オムニバス・ドラマ』の方に馴染みがあるのかも知れんが、劇場用・作品の映画の場合で例えると(実は)長編映画としてのカテゴリィとなりまして、今年表彰した作品は全て長編の名画として挙げています。
此れは昔からの伝統らしく、一面的に短編を数珠的に繋げた作品群という訳では無く 《要は長編として鑑賞出来るよう》 あえて複数の短編で構成されているのが特徴で、其処は一篇一篇で独立した作りの様で、その実(一定の法則で)統括されているのが、劇場用映画におけるオムニバス作品の特徴でして・・・

14日(水)からはソノ辺の微妙は違いの解説をします。



≪2022.12.14≫

先に書いたカタールW杯 モロッコ vs. フランス戦は日本時間で明日15日(木)AM4:00から開始予定・・・ですが、一体日本でどれだけの人がTV中継を観るのだろうか???。此処に来ている方は(出来たら)生で観戦してほしい処ですケド、まぁ、師走で『其れどころじゃないヨッ!』~って方は貴重な睡眠時間を大切にして、録画で観て下さいナ(此処の記事では試合結果を書くのは遅らせますので)。

しかし、世間では試合前からフランス絶対有利という感じの論調が多い。此方としては大変ありがたい事なのだが、チョット(無意識的に?)当事者が慢心な感じになっていないかが心配。イヤイヤ、そんな事は99.99999%大丈夫だろうケド。

話は映画に代わって・・・
先に予告した通り、本日はオムニバス映画に関して遣る予定だったのだが・・・今年のフランス映画祭でもショート・シュート、短編映画が上映されたのだが、先にも書いた通り、特に当主催のアワードの受賞作に限って解説するなら、長編映画としてでしか扱っていないので、是非・皆さんには(オムニバス映画というのは)短編とは非なる方向として観て貰いたいのだナ。


基本的に『何故オムニバス形式として劇場公開されているのか?』という根本的な問いに拘りまして、古典からある重要なジャンルであるのに、ドウモ昨今の世間的には(やや)其の純粋なオムニバス映画の方向が、蔑ろにされていた面も有ったような?無かったような?・・・ソンナ気がしていまして。

(其の『オムニバス映画ならではの拘り』については)第17回・グランプリ受賞作の「夢」('91)で紐解き、解説した方が解り易い面もあると思うので、次の追記ではオムニバス映画=「夢」の話題から



≪2022.12.15≫

クリスマスまで後10日になりましたので、総合TOP頁の『ホット・フォト』コーナー内に ↓ の(年越し)クリスマス画像をUPしました。あぁ忙しい。忙しい(^^;)。







現在ホット・フォトのコーナーでは映画「七人の侍」('54)を連載中なのですが、其の上に乗せる形で載せました(韻を踏んでる?)。
此の画像は総合TOP頁にUPする為だけのモノなので、先に紹介したクリスマス・カードのようなつもりで作成した訳ではないのですが(コッチはサイズ自体が少し大き目)、デザイン的に制作意図としては同じ方向ではありますケドも。

ホット・フォトの此のクリスマス画像は第1弾で、第2弾は今月25日(日)23:00時台に開始~31日(土)の大晦日に終了予定のをUP予定なので、其の際には本頁でも再度お知らせします。

・・・それから・・・
日本時間で本日未明に行われたカタールW杯 モロッコ vs. フランス戦の話題ですが、先日書いた通り(少し遅らせて)明日16日(金)に追記で書く予定です。



≪2022.12.16≫

15日のカタールW杯 モロッコ vs. フランス戦ですが、0-2でフランスが勝利。

フランスは開始5分にテオ・エルナンデスがゴールを決めてしまうという矢の様な先制弾を放ち、其の後、結局モロッコには1点も許さなかった処を見ると(今回は)専門家、世間の下馬評通りだった様だ(2点差位は行くだろう?というのもピッタリ当たった)。
フランスも此処まで来ているのだから(私めが先日書いた内容とは裏腹に)心配するまでも無く、完璧な状態で試合に臨んでいた様に見えたなぁ。

因みにウチでは近所迷惑にならない様、点が入った瞬間&勝った瞬間も『・・・』と静寂の内に(無意識にガッツ・ポーズ位はしながら、微量の声を発した記憶は有)TV観戦を終えましたが。
未明の4時~というのもあるのだが、昼間に遣っとっても(?)個人的には大して変わらないかも。

・・・で、決勝のアルゼンチン vs. フランス戦は、日本時間の19日(月)午前0時キックオフ!。

此れまでより少し早めなので、少しは声を出して応援しもイイのかも知れんね。



≪2022.12.19≫

19日のカタールW杯 決勝=アルゼンチン vs. フランス戦ですが、3-3で延長戦が行われても決着が着かず、結局PK戦でフランスが2度失敗し、アルゼンチンがW杯36年ぶり3回目の優勝。

フランスは前半から2失点で、後半に入ってもシュートさえ一本も打てない状態が続いていたので、フランスを応援していた方は(もしかしたら?)途中でぐっすりと寝てしまったのかも知れんが、私めは(我慢強く?)深夜の最後の最後の表彰式まで “シッカリと” TV中継をリアルタイムで観てまして・・・

まぁ、只、近年此の最終戦ほど『リアルタイムで観て得した試合』と思ったのは無かった程、それ程迄に終盤がかなり劇的だったのだ。・・・それは確か。
もっとも、後半35分にキリアン・エムバペがPKで得点を決めるまではフランスが『・・・』という感じで、其の1分後にも強烈ボレーで同点弾を放つまで試合が全く動かず、後半の劇的な展開が(かえって)引き立ったのかも・・・という感じではあるのだが。
中盤のコウイッタ試合運びになったのはアルゼンチン側の戦略が(主な)原因で、アルゼンチンが巧いのは確かなのだろうが、2点獲った後『幾ら何でも此れじゃイカンのでは?』という守り一辺倒な印象が残ったのは確かで、要するに(エムバペがあの様に頑張らなければ)下手すると『なんという~地味な世界一決定戦を遣ってるんだ!(^^;)』という感じになっていた可能性が高い(?)という事なのだナ。



エムバペは今大会において8得点で得点王を獲得し、最終戦ではハットトリック迄もしたのだから、カタールW杯を最高に盛り上げに盛り上げた立役者であり(所属のフランスが試合には負けてしまったケドも)本質であるサッカーというスポーツの『実を取ったは』フランス側(の選手)だったと云っても過言ではない。・・・まぁ、負け惜しみと読まれるかも知れんが、此れは間違い無い!。

・・・只、其れでもメッシ、アルゼンチンが最高のプレー(特に最終盤において)をした事にも間違いは無く、優勝した事は素直に称賛したく思っています。



≪2022.12.20≫

クリスマス当日まであと5日となりましたので、本日から ↓ の様に毎歳末恒例の《世界のクリスマス~新年の情景動画》2022~2023ツアーを開始。







↑ 動画の1段目は『ストラスブール (Strasbourg)』で、ストラスブールは(街並みを観ればお解りの通り)元々はドイツ領でしたが、現在はフランス領となっています。此の都市のクリスマス・マーケットが、現代のクリスマス(市場形式)の基礎の大きな一つだったと云われています。・・・で、2、3段目は(毎年恒例)パリの様子です。



≪2022.12.22≫

↓ はアメリカ・NYから2週間前~先日までの動画。






↑ NY動画の2段ある内の1段目の動画には、昨年《年越しクリスマス2021~2022》でも遣った “ロックフェラーセンターのアイススケートリンク”が出て来ますが、普通は此の様に煌びやかにライトアップされています。
今年・新年のNYはあいにく『雨のNY』だったので、動画全体が寒々と暗い感じの中、此のスケートリンクだけはニューヨーカーが黙々とスケートをしていて賑わっている・・・という、チョット面白い場面も観られました。



≪2022.12.23≫

↓ 動画は上からはイタリア・ミラノ、ベルギー・ブリュッセル、ドイツ・ハンブルク・・・となります。





明日はいよいよクリスマス・イブですね。・・・因みに昨日は(1人相手に)電話で2時間半も世間話をしてしまった。其の前も元自衛官の人と70分位(?)電話で話してしまったし、最近ドウモ長電話が結構多くなって来ている様で。
内容は?というと映画関連の話題も多いが、本当に普通の(?)世間話なので、改めて考えてみると『俺ってこんなに電話好きだったっけ?』・・・と。

結局、長電話は相手次第なんだろうから、長電話になるのは相手にも半分責任はあるのだろう。
因みに(不思議に?)クリスマス関連は話題に上らないので、もしかしたら相手がウチに気を遣って(大変だと思って?)気晴らしになる様付き合ってくれてるのかナ?



≪2022.12.24≫

メリークリスマス!

・・・明日のクリスマス本番日は、少し纏まった文を書く予定です。
本日クリスマス・イブまでは世界各国のクリスマス情景リレーの続きを。

↓ 動画は上からはウクライナ・キーウ、イギリス・ロンドン、ドイツ・フランクフルト・・・となります。








≪2022.12.25≫

メリークリスマス!!

本日『纏まった文章』を書く予定だったのですが、事情で明日26日(月)に延期します。

其の代わりに ↓ で映画、アニメーション、クリスマス・ソングPV etc クリスマス関連の動画を12集めましたので、宜しければ御覧になって下さい。











↑ ≪2022.12.14≫ の追記で(年越し)クリスマス画像の第2弾を本日25日(日)UPすると予告していたので(時間的に少し早めですが)此処 ↓ で発表しておきます。







此の(年越し)クリスマス画像・第2弾は,『映画・アニメーション データファイル』総合TOP頁で今月末=大晦日までホット・フォトのコーナーに載せますので。



≪2022.12.26≫

此処のサイトの『年越しクリスマス』というのはフランス、欧州でいうクリスマス・シーズンが早くて10月中旬、又は下旬から始まり~明けて1月中旬、又は地域によっては2月に入っても続く事から(少なくともネット上においては)出来るだけ正確に “世界のクリスマス期間” を基準に正しておいた方がイイという事で遣っているのであって。他意は全く無いつもり。

只、此処では(日本国内で『10月中旬から』というのは)幾ら何でも早期過ぎると判断していまして、年越しクリスマスは12月上旬から・・・としており、&終了は明けて1月中旬まで(*特集コーナーとしては1月いっぱい続ける場合が多い)と、欧州に比べると大分早めに切り上げています。
シッカリ正月も同期間内に祝っているので、云わば『かなり日本的に和洋折衷なイベント』期間と割り切って続けて来たのだが、昨今日本のデパートとか量販店 etc の商業サイドでクリスマスの期間が変化して来ていまして、10月中旬、下旬からツリーを飾る処も多く見受けられる様になって来たので、正直(世間の方で)大分変わって来たモノだなぁ・・・と。

特にアメリカではクリスマス・シーズン商戦だけで小売売上・全体の4割近くが集中する為(アメリカのホリデー・シーズンは11月下旬の感謝祭から~明けて1月の初旬までが一般的な期間)、コロナ禍にあって(日本国内において)業績悪化が続いているのも影響し、欧米に倣いやや自然に(?)クリスマス期間が拡大したモノと(個人的には)分析している。

(申し訳ない。本日モウ少し書く予定だったが時間が無くなってしまったので、此の続きは明日書きに来ます)



≪2022.12.27≫

まぁ、景気という要素だけを抜き出して考えるなら、日本でもモウ少し長目に(出来たら少なくとも大晦日まで(?)は)ツリーを出しっ放しにしておいちゃえば?という気持ちも(考えも)無くは無い。
国内では12月25日の夜には一斉に(クリスマスの痕跡(?)さえ無くしてしまうかの如く)ツリーもイルミネーションも片付けてしまう地域が圧倒的なので。

クリスマスというのは《キリスト誕生を祝う》~という意味合いだけでは無く、主にクリスマス・シーズンとして捉えた場合、期間全体が各国・新年を迎えるセレモニーでもあるのだし・・・日本国内においては此の “新年を迎える準備” としてのクリスマス要素が全く機能しておらんのだナ。

日本には『景気付け』という言葉があるが、背高のツリーは見た目にもソノ効果が大きくあると思う。キリスト教圏でも無い国々がクリスマスを祝う習慣があるのには、ツリーのビジュアル面が大きいのかも知れないのだし(日本でだけは)新年を迎える前に跡形も無く片付けてしまうのは、何処か勿体無い気もしている。



≪2022.12.29≫

本頁のタイトルは『オムニバス映画祭2022』なので、オムニバス映画の話も書いておかないと・・・

↓ 最下部で画像を貼り紹介していた映画は「ニューイヤーズ・イブ」といいます。監督は「プリティ・ウーマン」('90) や「プリティ・プリンセス」('01)、「バレンタインデー」('10) etc で知られる故ゲイリー・マーシャル。

2011年制作で今年の前期ウェブアワード・グランプリ受賞作なのだが、当アワードでのグランプリでは2番目に近年・発表された作品でもありまして・・・因みに近年グランプリの第1位は第15回の「プロメテウス」('12)、3位は第14回の「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」('05)、4位は第4回の「千と千尋の神隠し」('01)、5位は第17回の「ロード・オブ・ザ・リング:シリーズ」('01~)・・・という具合なのですが、往年の名画を表彰する事が多い本最高賞で、チョッコット異例ではあるのです。

此の特設頁を作ったのも、此のオムニバス映画「ニューイヤーズ・イブ」が受賞していなかったら遣っていなかった可能性もあるので、ナカナカ意外にも(此のコロナ禍にあって)シンボリックな作品ではあるのですが。

未見の方も多いとは思うので、あまり詳しい解説を書くと『ネタバレ化』する恐れもあり、サラッと済ませたいと思いますが・・・
此の時期に観るならピッタリ=新年を迎える現代人を描いたロマンティック・コメディ映画ではあるのかナ???・・・と。

(明日も書きに来ます)



≪2022.12.30≫

「ニューイヤーズ・イブ」を観ると『こういう形のオムニバスも有るんだね。驚きだ』~という感じに、大きく意外性を感じる方も多いと思うが、それは同16回アワードで審査員特別グランプリを受賞している「パルプ・フィクション」('94)にも似た様に『本当に此れがオムニバスなのかネ?』という感想があるのかも知れん。

両作・映画に精通している方じゃないと(事前の予備知識無しに観て)オムニバス作品としては認めないのかも。
・・・と、こう書いても納得しない方がおられると思うので、ココは解説しておかないとイケナイと思うのだが,「パルプ・フィクション」の方は公式に・・・『PROLOGUE – THE DINER』『VINCENT VEGA AND MARSELLUS WALLACE’S WIFE』『THE GOLD WATCH』『THE BONNIE SITUATION』『EPILOGUE – THE DINER』・・・と各話にタイトルが付けられている。タランティーノの脚本が凝りに凝っている為、一見(オムニバスと)解り難い面もあるのだが、確かに「パルプ・フィクション」は(連続してはいる様だが)各話に分かれたオムニバス作品なのである。

まぁ、映画ファンにとって問題は「ニューイヤーズ・イブ」の方が大きいのかも知れない。「ニューイヤーズ・~」は「パルプ・~」の様に各話のタイトルが付いていない・・・のだが、構成は明らかにオムニバスとして成立しており、此れは間違いない。
実は「ニューイヤーズ・~」には英語でのオリジナルに各話タイトルは(表面的には)無いのだが、日本向けには(何故か?)公式タイトルが各話公表されておって・・・『ボール・ドロップ舞台裏』『年頭の誓い』『音楽会社パーティ舞台裏』『末期癌患者』『出産競争』『アパートメント』『結婚式からニューヨークへ』『母と娘』『ボールドロップ・イベントステージ』・・・と、9つもの話が並行&同時進行するという形式をとっているのだナ。此れで無理無く観られる様に作られているのは、マーシャル監督の高等技術。

(明日も書きに来ます)



≪2022.12.31≫

同16回アワードで他に受賞したオムニバス作品も多種多彩で、一つとして同じ類の作品は無い印象がありますが、又、受賞リストを見て『初めて知った』作品が目立つという方が大多数なのかも知れない。

ロバート・アルトマン監督の「シュート・カッツ」('93)辺りは有名だと思うが、今となっては「アリア」('87)や「西部開拓史」('62)、「アモーレ」('48) etc 辺りとなって来ると、タイトルは知っているが未見という感じが濃厚な様で。
(本来なら)其処は劇場向けの映画ジャンルが古典から有るという事を “知って貰う” 事から始めるのが筋なのかも・・・という感じもあり、だからこそ、本・オムニバス映画祭と名付け、Web上で開催した意義はあったのかナ?という。(何とも『回りくどい』開催宣言ですが)

此の続きは新年明けて2023年1月1日(日)午後に ↓ のURLアドレス&『オムニバス映画祭2023』のタイトルで新年一発目に上げますので(今度は新年&正月仕様での構成です)・・・宜しければ又覗きに来て下さい。

https://www.mmjp.or.jp/gigas/GIGATALK-2023AWARDS-ANTHOLOGY

2022年内は此処までです。今年も一年間有難うございました。良いお年を。






















映画『ニューイヤーズ・イブ (New Year's Eve)』(2011) から