健康の常識は非常識
牛乳は本当に身体に良いのでしょうか?
牛乳は身体にいいものと思われていることと思います。特に成長期にあるお子さまや、骨粗しょう症の心配をされている女性の方はたくさん牛乳を飲まれていると思います。しかし、その牛乳に発ガン物質がたくさん含まれていると分かっています。
現在、日本で流通している牛乳には「超高温殺菌牛乳」と「高温殺菌牛乳」と「低温殺菌牛乳」があります。
超高温殺菌牛乳とは「100℃以上の熱を加え、すべての微生物を死滅させることを目的とする加熱処理」です。その加熱条件は120〜145℃、2〜20秒です。低温殺菌牛乳とは「生乳の物理的・化学的・感応的変化を最小にし、病原微生物の危険性を最小にすることを目的とした加熱処理」です。その加熱条件は「63℃、30分」、または「72℃、15秒。」です。
今、お手元にある牛乳を見て下さい。牛乳パックに栄養成分などが印刷してあります。そこに殺菌の温度が書かれています。たぶん、「130℃ 2秒」と書いてあるはずです。日本では超高温殺菌牛乳が一番多く流通しています。酪農先進国の欧米では生乳か低温殺菌牛乳で超高温殺菌牛乳はほとんど流通していません。
日本人は、清潔好きで、すべての菌を殺せば安全だと思っている国民です。だから、O157の時に塩素殺菌剤が不足するくらい売れたし、抗菌処理された物が店頭にたくさん陳んでいるのです。でも、微生物や菌は殺せば殺すほど危険性は増して行きます。
生乳の中にはかまぼこやカズノコなどに殺菌剤・漂白剤として使用されている過酸化水素(マウスの実験で発ガン性)とその過酸化水素を分解する酵素が生成しています。
しかし、日本で一般的に飲まれている超高温殺菌牛乳は、高温で殺菌するとせっかく自然が備えてくれた安全装置の酵素の活性を失わせてしまいます。そして、その牛乳をコップに入れて蛍光灯の当たる所に置いておくと、発ガン物質の過酸化水素がどんどん増えます。
一方、低温殺菌された牛乳からは過酸化水素は一切検出されていません。それは、酵素が活性を失わないからです。低温殺菌牛乳は3ヶ月くらい冷蔵庫に入れておいても腐らずに、ナチュラルチーズのような酸味のあるものができ食べられます。これも菌が死んでいないからです。

ここでお話することはみなさんが普段常識と思っていろことが実は違うので
は?と言う事をテ−マにしています。なかなか実践できないかもしれません
が,普段の生活に少しでも役立てばと思います。