お年寄りの健康と幸福をねがって        社会福祉法人 和光会


      グランモア 和光苑
和光苑歳時記

福祉用具貸与事業の『福祉用具勉強会』




 この日(H16.3.16)は、千葉市ハー
モニーホールで福祉用具の勉強会
がありました。和光苑では、介護保
険の指定事業者の認可を受けて
「福祉用具貸与事業」を運営してい
ます。和光苑で多くの在宅利用者
を支援していく上で、少しでも役に
立つものは自前で実施していこうと
いう方針をたてています。この「福
祉用具貸与事業」の運営も、介護
保険が始まってすぐに、千葉県の
指定事業者の認可を受けて始めま
したので、その実績は、もう4年目
となります。当初は、福祉用具を借
りるということに馴染めなかった利
用者も、年と共に年々利用者が増
えて、現在は当初予定の2倍の利
用があります。もちろん介護だけで
なく、福祉用具についての専門家
でありたいと、日々勉強をしていま
す。この福祉用具の勉強会は、とて
も楽しい研修会でした。福祉用具も
年々良くなっている感覚はありまし
たが、目の前で具体的にデモンス
トレーションをしてもらいながら、じ
っくりと見ていると、その製品のよさ
がよくわかります。たとえば、電動
ベッドなど、ギャッジアップだけでな
く、足元が下げられるようになり、ち
ょうどリクライニングチェアのような
姿勢まで可動します。「えっ!! そこま
で?」と、私たち介護の専門職が見
ていてもびっくりするほどの進化で
す。これで月額1800円で、レンタル
できるなんて安いです。福祉用具も
ここまで進化してきて、とても感慨
深いです。10年前には、ギャッジア
ップやリフトが付いているだけでも
高価でした。
 電動ベッドなどは、贅沢なものと
いうイメージがありました。そんな
時代があったことを忘れてしまいそ
うになります。「エアーマット」は、じ
ょくそう(床ずれ)予防の予防用具で
す。最近の傾向としては、マット自
体の傾きを可動させて、体位変換
機能を持たせたものが多くなってい
ます。
 「車椅子の進化」もすばらしいもの
がありました。「こまわりくん」「トモ
ちゃん」などかわいらしい名前の車
椅子もあって、名称まで進化? い
えいえそれ以上に性能や機能も進
化しているんです。私としては、和
光苑の事務員さんと同じ名前のト
モちゃんが一番気に入りました。和
光苑のトモちゃん同様のかわいらし
さもありますが、それ以上に工夫さ
れたコンパクトさと軽さ、そして小さ
くてもサスペンション付きの乗り心
地の良さなど、とても興味を持ちま
した。和光苑で一台購入してもらっ
て、じっくりと試してみたいと思った
製品でした。
「歩行器」。日進月歩の典型でしょ
うか? 本当に良くなりましたね
ぇ。 私の見る限りでは、10年前に
スェーデンで販売されていた製品
を改良しているようにも見えまし
た。日本もやっと外国製に追いつい
てきたのでしょうか? それともパク
リ製品が出てきたのでしょうか?い
ずれにしても月額300円でレンタル
される値段の安さは申し分なく、介
護保険の恩恵を十分に感じます。
 しかしあれもこれもと借りていたら
いったいいくらになるのでしょう?で
も以前は全てを購入していたので
すから、そうとうのお金持ちの方で
ないと無理でした。それが月額単
位で安く借りられるようになったの
ですから、いい時代になったと思い
ます。そして介護度が変わって、必
要が無くなったら返却して、別の製
品と交換すればよいのですから、
介護をする方も、される方も、十分
に活用されたほうがよいと思いま
す。せっかく便利な制度ができたの
ですから、生活費に無理のない範
囲内で、うまく利用して、介護負担
の軽減、いつまでも元気に在宅生
活を続けられるようにしたいと思い
ませんか?我が家には、まだ杖を
ついて生活するような高齢者はい
ませんが、和光苑の利用者の皆さ
んには、今日勉強したレンタル介護
用品なども活用して、いつまでもお
元気で在宅生活を続けられるよう
にご支援したいと再確認した一日
でした。

『フード・ケータリングショー』『厨房設備機器展』




 今年(H16)3月11日にも第25回
『フード・ケータリングショー』・第4
回『厨房設備機器展』に出かけてき
ました。毎年、東京有明にある「東
京ビックサイト」で開催されている
給食設備や器具の大展示会です。
ホテルや調理業関係者が多いです
が、介護や福祉の職場でも給食業
務に関わる方にとっては、とても勉
強になる展示会です。和光苑の職
員(主に栄養士さんや調理師さん)
は、年々新しくなる調理器具や新し
く開発された調理方法やや調理食
材などなど、いろんな最新の情報
収集にと出かけています。もちろん
調理部門の職員研修が主な目的
ですが、最近は「試食が目的で〜
す。」といってはばからない女性陣
もいます。f(^_^)(^O^;しかし、このよ
うな楽しい調理場も、自前の給食
調理にこだわり、お年寄り個々に合
わせたお食事を提供したいという
和光苑のこだわりがあるからなの
です。一般の方も大勢見に来てい
ますから、次回の開催には皆さんも
ぜひ見に行ってみてください。

『防火管理者研修会』(県中央防災センター)





 今日(H16.3.2)は千葉県中央防災
センターで、「平成15年度防火管理
者研修会」にに参加しました。大勢
のお年寄りをお預かりしている福
祉施設も、しっかりと勉強して防火
防災対策を講じるようにとのこと
で、今回の研修会が開かれていま
す。千葉県高齢者福祉施設協会
(非常災害対策委員会)の主催で、
千葉県内の社会福祉施設関係者
及び担当者など約100名が集めら
れて、千葉県中央防災センター長
勝畑武氏の挨拶に続き、講師とし
て千葉県消防学校副校長の山崎
忠夫先生を講師にお話を伺いまし
た。その講義の内容は、「防火管理
者が行う職員教育と危機管理につ
いて」というものでした。県消防学
校副校長のお話は、これまで起こ
っている実際の火災事故など経験
に元ずく教訓から、色々と考えうる
対策や方法などを教えていただ
き、とても説得力のある内容でし
た。災害対策で一番大事なことは、
「予測と予知」だそうです。我々のよ
うに交代勤務の施設が、いかにし
て異常事態・緊急事態を防ぐかと
いった場合には、常に業務の中で
感じる事故災害等の予測や予知
を、改めて考えておき、それらの異
常事態・緊急事態があれば、それ
が起きないように事前に手を打つ。
不幸にして発生したら、適切な危機
処理を行い、その拡大防止と解決
を図る。また発生した危機を解決し
たら、そういったことが再び起こらな
いように再発防止の手を打つよう
にすることが大切だそうです。これ
らの危機管理をどうやって申し送る
か(他の職員への教育)、次の者(職
員)へどのように伝え、起こりうる緊
急事態(事故)に対する準備(情報管
理・危機管理)をできるかにかかっ
ていると話されていました。(以下省
略・・・・)
 この後は、体験学習ということで、
地震・煙の疑似体験及び消化・津
波・風水害コーナーの見学をさせて
いただきました。地震の疑似体験
は、いつも体験している市原市のぐ
らぐら号よりももとってもリアル(コン
ピューター制御?)で、いい体験をさ
せて頂きました。煙の疑似体験で
は、プレハブ倉庫の中に、煙発生
装置をセットしてあって、小さいけ
ど煙と暗がりの中で前が見えずに
とても恐い疑似体験のできるもので
したのでとても勉強になり、よい体
験ができたと思っています。

『千葉県高齢者福祉施設研究大会』




 2月23日(H16)は朝から、幕張メッ
セにある国際会議場に出かけまし
た。(財)千葉県高齢者福祉施設協
会(共催、デイサービスセンター協
会、在宅介護支援センター協会)
が、毎年開催している『第11回千葉
県高齢者福祉施設研究大会』(テ
ーマ「高齢者の福祉を追い続けて」
〜利用者の幸福感を問う〜)に参
加しました。千葉県内で開設運営さ
れている各施設の職員約420名が
集い、千葉県健康福祉部高齢者福
祉課長秋山千里氏から千葉県の福
祉の現状や来年度の福祉施策の
展望等の講演を聴いたり、日本大
学文理学部心理学科教授であり、
高齢者痴呆介護研究・研修仙台セ
ンター長でもある長島紀一先生を
講師に迎えて、「痴呆介護の現状と
展望」という演題で痴呆高齢者の
講義を聞きました。講義の時間が
かなり長かったので、少しお尻が痛
くなってしまいましたが、その講義
の内容は、とても勉強になるもの
で、私たちが実践している痴呆性
高齢者の介護姿勢を裏付けてくれ
るものでした。全体的には、実践に
即した内容で、すぐに活用できるも
のから、これから実践していきたい
ような指針的なものまで、多種多様
なお話を聞くことができてよかった
です。お昼を挟んで午後からは、三
つの研究部会(第一研究部会:より
よい施設ケアの実現を目指して/
第二研究部会:在宅ケアの新たな
取り組みの中で/第三研究部会:
チームケアの充実をめざして)に分
かれて、県内各施設から選ばれた
職員の方々が、発表者となりその
所属している施設で先進的に実践
している研究発表会が開かれまし
た。第一研究部会「よりよい施設ケ
アの実現をめざして」では・・・・・ 
コメンテーターの井上峰夫先生も触
れていましたが、どの施設の発表
者の方もとても若い女性ばかりで、
多くの若者が介護の現場で活躍さ
れていることに、とても感心されて
いました。現在の介護現場を支え
ているのが彼女たちのようにしっか
りした若者であることが、すごいな
ぁと思って見ていました。そして我
が和光苑にも、彼女たちに負けな
いような将来性のある若者が沢山
がんばっています。発表に立ってい
た方々のように長い歴史のある、
選手層の厚い施設には、まだまだ
とてもかないませんが、でも良い施
設にしていこうという意欲では負け
ていません。少しでも追いつけるよ
うに日々努力していきたいと思いま
した。

『東京国際消防防災展』は、情報の宝庫?




 東京有明の「東京ビックサイト」で
開催された東京消防庁主催の
『2003東京国際消防防災展』に行
きました。和光苑初の「消防防災展
視察研修」です。特に期待して行っ
たわけではありませんでしたが、会
場に行ってみると、小さい子供さん
から、ボーイ・スカウト、ガールスカ
ウトの子供達、女性の方なども多く
来ていて、その盛大さにビックリし
てしまいました。普段、介護や福祉
の研修しか知らず、消防や防災の
催しは初めてで、とっても新鮮でし
た。こんなに一般の人々が沢山見
に来ているとは思いもよらずびっく
りです。今回の見学で、防災品だけ
でなく、消防署の設備や機器の様
子がとてもよくわかりました。そして
噂には聞いていましたが、一度は
見たかった「インパルス」という携帯
消火機?にも触れることができまし
た。「インパルス」は、携帯の小型
消防車です。背中に(圧縮空気の)
小型ボンベを背負い、一回に1リッ
トルの水を打ち出して消火する「水
のバズーカ砲」みたいなやつです。
その見た目の手軽さとは裏腹に、
その威力はすさまじく、標的裏の木
の壁までぶち抜くほどでした。ボン
ベを背中に背負って(私達が試射
する時には、横に置いてありまし
た。)、ストラップを肩にかけて、両
手でしっかりと持っていても、その
反動で体が後ろへ吹き飛ばされ、
持っていた左親指が骨折しそうなぐ
らいの衝撃でした。(>_<)本当
に凄い!! この初めての体験
は、とっても嬉しかったです。(*^▽
^*)

『HOSPEX』は、医療と福祉情報の宝庫です。



 この日は、朝から東京有明の「東
京ビックサイト」で開催されている
医療器具・福祉器具の大展示会
『第32回日本医療福祉設備学会 
HOSPEX Japan2003』にお出かけ
しました。10月17日(金)目指す会
場は、東京有明にあるビックサイ
!!毎年開かれる『国際福祉機
器展』には、福祉や介護に関する
いろいろな設備や器具・用具など
がたくさん展示されています。今年
もまた、我が「和光苑軍団」は、超
元気にお出かけしてきました。ビッ
クサイトの広〜い会場内には、見
渡す限りの器具や設備の数々、 
そして人・人・人・人・人・人・★会場
は、車椅子や日常生活用品、リフト
付き自動車など、各コーナーに分
かれており、それぞれにわかりや
すく、説明していただきました。説明
を聞きながら、「こんなものもあるん
だー」「これは、あの人には使い
やすいなぁ」な〜んて考えていた
ら、あっという間に夕方に!!この
日は、とっても楽しく、充実した一日
でした。一般の方も、沢山見に来て
いますから、一度は見に行ってみ
てください。詳しいことや案内図は、
このホームページの「リンク集」をご
覧になってみてください。和光苑で
は、8年前ぐらいから毎年見に出か
けています。今年も色々と勉強にな
るものがありました。(*^o^*)(*^-^*)

『入居者会議』は、楽しいお茶会で〜す!!




 和光苑ではお年寄りの参加する
『入居者会議』が開かれます。これ
からの和光苑をどうしたら良いの
か、直接、入居者であるお年寄りに
うかがってみようという会議です。
これからの時代は、お年寄りが「苑
の運営や企画」に、直接関わること
で、より暮らしやすい環境や生活様
式を得られるのではないかと思っ
ています。そのような試みとして、
『入居者会議』が開かれ、いろんな
意見を入居者から聞いて、私達の
介護や支援に役立て、もっともっと
暮らしやすい和光苑にしていきたい
と考えました。今回の参加者は、入
居者5名、職員は、施設長・事務
長・生活相談員・介護主任・看護
師・栄養士の6名で、計11名です。
和光苑の『入居者会議』の様子は、
それはそれは楽しく、皆で和気あい
あいに話し合いが盛り上がりまし
た。気分の乗ったお年よりは、お茶
菓子の進み具合も良く、たくさん食
べていらっしゃいました。いろんな
意見や希望も、食べ物のことから、
行事のことまで、幅広く話し合って、
今後も毎月、定期的に開催するこ
とに同意していただけました。次回
からは、他のお年寄りにも声をかけ
て行こうと、介護主任と申し合わせ
ました。介護主任も、入居者参加の
会議は、初めての体験だったよう
で、普段のお年寄りとは違った一面
を見ることができたようでした。「
事もやってみなければわからない
でしょ!!」と話し、次回からの参
加者を、もっと募集すると約束してく
れました。もっともっと参加者が増
えて、時には、入居者のご家族も
一緒に参加されて、もっと楽しい和
光苑にしていきたいねぇと、終了後
の参加職員の一致した感想でし
た。

和光苑の一日は、多忙で〜す!



 いつもショートスティを利用される
M.Aさんは、和光苑の人気者のお
一人です。今日のMさんの一日
は、午前中は「生け花教室」に参加
されていました。午後からは、バイ
キング形式の「ホーム喫茶」に参加
して、美味しいものを沢山選ばれて
いました。そして、おやつの後に
は、食後の腹ごなしにと、皆さんが
使われる「オシボリ」をたたむお手
伝いをしてくれていました。こんな
忙しい一日が、Mさんにとって、と
ても楽しい過ごし方で、「皆と一緒
にいると元気になります。」と話して
くれました。

「市原ぞうの国」は、和光苑の遊び場で〜す




 「市原ぞうの国」は、毎年和光苑
のお年寄りが遊びに行く楽しいとこ
ろです。象に乗ったり、ぶら下がっ
たりエサをあげたりして、動物達
との触れ合いが楽しい遊び場にな
っています。初めての方を連れて
行くと、その大きさに圧倒されて引
いてしまいますが、時間と共に慣れ
ていき、しばらくすると「象に乗る。」
と言い出したり、「エサをあげた
い。」と近づいていきます。市原ぞう
の国のスタッフの皆さんは、動物好
きの優しい方々で、いつもお年寄り
に優しく接してくれています。「車椅
子のお年寄り」が象に乗るときに
は、一緒になって昇降のお手伝い
をしてくれます。車椅子のお年寄り
でも、動物との触れ合い(象に乗る
ゾ〜!!)はできますよ〜!!

和光苑の『敬老祝賀会』は、楽しいよ!!




 和光苑の『敬老祝賀会』は、夕方
5時ころから開催されました。今年
(H15.9.15)は、夕涼みも兼ねて楽し
い敬老会を目指しました。夜のパー
ティータイムとして、オープニングセ
レモニー(全職員による合唱!!
に始まり、ご家族とのディナータイ
ム、お祝いプレゼント、300個の風
船(バルーンに花の種付き)飛ば
し、各部門の演芸等お年寄りとご家
族、そして職員が一緒になって楽し
みました!!
 PS.(後日談のお話)
 風船を飛ばした数日後に、神奈
川県にお住まいのお二人から「お
葉書」を頂きました。まさか翌朝に、
鎌倉や綾瀬まで飛んでいくとは思
いませんでした。すごいですね
!!

千葉県「定例指導監査」は大変で〜す。



 社会福祉法人は、社会福祉法の
規則により、毎年『社会福祉法人指
導監査』がありましす。毎年9月〜
10月頃になると、千葉県社会部監
査指導室の皆様(各指導項目ごと
になるので計5名来ます。)が来苑
されて、一日中「元町相談室」を占
拠します。約一ヶ月ぐらい前に、監
査日程の通知と事前作成資料を送
付してきます。各部署ごとに必要資
料の作成と添付資料を用意しま
す。事前に提出する資料の重さ
は、「約2kg」の書類の山となりま
す。当日はその監査資料を元に、
各担当職員が、それぞれ5ヶ所の
テーブルの前に座って「質疑応答」
を行います。処遇担当・介護保険
事業担当・法人運営担当・施設運
営担当・会計経理担当と、別々に
行われています。和光苑では、前
日の午後から、事前に元町相談室
に「当日の関係書類」を運び込みま
す。当日は、この山のような書類の
中から「各関係資料」を探し出し
て、事細かに検証されます。この日
は、各部署の担当職員が、いつ呼
ばれるかと緊張しながら業務につ
きつつ、待機しています。私達にと
っては、毎年の事ながら、とても疲
れる一日です。このような楽屋裏も
ありますということをお見せします。
(監査指導中の写真はありません。
不謹慎と思われてもこまるので写
せませんでした。)

和光苑のお庭は花盛り!!




 8月(H15)も終わりのとある日の
朝、和光苑の入り口のお庭では、
紫色の朝顔をはじめとして、色とり
どりの花が今を盛りにと咲き誇って
いました。思わず写真に収めたくな
って、デジカメをとりに行って、写し
てみました。当苑の「園芸部長(愛
称!!)」のM.Hさんが、入居者の皆さ
んと、春先から丹精込めて造られ
ていた花壇の様子です。M.Hさん
は、今月退職された介護職員さん
で、和光苑には約5年間も働いてく
れていました。年齢的にも体力的
にもきつくなって、以前から体調が
悪くなっていると話されていました。
沖縄県出身で、娘さんがもう大きく
なられて、子育ても終わってこれか
らは自分のことに時間を使えるとい
うときでした。「元々、土いじりが好
きなので、体調がよくなったら、庭
の様子を見に来ます。」といって離
職されました。和光苑にとって、か
けがえのない優秀な方をまた一人
失ってしまいました。

夏の風物詩『カブトムシ』



 (H15.8)和光苑では、普段なかな
か見ることのできない「カブトムシ
50匹」を一週間ほど借りてきまし
た。(職員の子供が、1年をかけて
育てていたものです。)夜行性の昆
虫のため、日中は数匹しか見えま
せん。残りは地中に潜っています。
しかし、夜間になるとゴソゴソ、モゾ
モゾと沢山のカブトムシが這い出て
きて、羽音を立てながら黒蜜ゼリー
を美味しそうに食べています。早起
きのお年よりは、まだ外が薄暗い
早朝に、沢山のカブトムシを見るこ
とができました。「もう何年も見てい
なかったねぇ・・」「懐かしいねぇ・・」
と、お話されていました。

夏の風物詩『花火大会』




 毎年、和光苑の「夏祭り」の最後
を飾るひと時に、『花火大会』が催
されています。夏の夜空に、華やか
な打ち上げ花火は、見ている人を
魅了しています。今年(H15)から、
東京の浅草橋にある花火問屋さん
から仕入れた花火は、これまでの
打ち上げ花火よりも勢いがあって、
初めて見る不思議な跳び方と光り
方をした打ち上げ花火でした。担当
者に聞いたら、今年の流行の花火
だったそうです。和光苑の「花火大
会」も、年々盛大になってきて、真
夏の風物詩となっています。初めて
写したデジカメの写真では、その勢
いがうまく伝えることが出来ないよ
うです。この様子に興味のある方
は、ぜひぜひ次回の「花火大会」
を、直接見に来てくださいね。お待
ちしていま〜す。\(^o^)/\(^-^)
/\(^.^)/\(^O^)/へ(^-^)/

夏の風物詩『夏祭り』(2)




 地元「椎津青年会」さんでは、毎
年7月22日に行われる椎津八坂神
社の『例大祭』で、御神輿が椎津七
町会を練り歩く時に、子供達による
「お囃子」と「ひょっとこ踊り」を披露
しています。昔は椎津っ子だった親
達を指導役に「青年会」の皆さんが
一ヶ月前くらいから、毎週三日ぐら
い、夕方から八坂神社に子供達を
集めて、練習に励んでいます。(地
元、椎津の伝統技能のひとつとして
椎津青年会の皆さんが代々伝え継
いでいます。))そんな毎晩の練習
風景を見ていて、7月22日の『例大
祭』だけの披露ではもったいない
と、7年前から毎年の『グランモア
和光苑夏祭り』に参加してもらって
います。先祖代々と受け継がれて
いる伝統行事を、地元の入居者の
多い和光苑で披露していただけ
て、なかなか『例大祭』を見にいけ
なくなった方々にとっては、地域と
の交流を思い起こす機会になって
います。そして子供達の素晴らしい
祗園囃子や、コッケイでひょうきん
な動きをするひょっとこの踊る様子
は、お年寄りや来苑されている大
勢のみなさんにとって、とても楽し
い和光苑の「夏祭り」の風物詩とな
っています。

夏の風物詩『夏祭り』(1)





 和光苑の夏祭りでは、「金魚すく
い」「水ヨーヨーつり」「射的」などな
ど、沢山の遊びができて、お年寄り
の楽しいひと時を過ごしていらっし
ゃいます。翌日には、池の金魚が
沢山増えていたり、ベッドの横に沢
山の水ヨーヨーがぶら下げてあった
り、射的の景品のぬいぐるみが増
えています。屋台も本物の「てき
や」さん顔負けの風貌と大声で呼
び込みをされるボランティアさんな
ど、威勢の良い売込みで、活気に
満ちています。(中には、本職?み
たいな方も・・・・・)
 屋台には、「うな丼」「やきそば」
「おにぎり」「トン汁」「コロッケ」「フラ
ンクフルト」「わたあめ」「ポップコー
ン」「大判焼き」「チョコバナナ」「じゃ
がバター」「焼きトオモロコシ」「枝
豆」「かき氷」そして「ジュース類」な
どなどと、所狭しと沢山の食べ物類
が並んでいます。お年寄りは、その
種類の多さに迷ってしまう方が多
く、食べ過ぎに注意しながら、私達
もどれを勧めてよいか迷います。こ
んな和光苑の『夏祭り』での屋台の
様子も、夏の風物詩として定着して
きています。

毎月発行してます『和光苑たより』



 『グランモア和光苑たより』が平成
10年9月1日から発行されて、この
(H16年)3月現在で、もう「第67号」
となりました。毎月1日付で発行し
ていて、和光苑の様子を利用者の
ご家族や地元の皆さんにお知らせ
しています。公称発行部数700部で
〜す。毎月、私達「広報委員」が二
班に分かれて、取材・編集・印刷・
製本と一人四役をこなしています。
凄いでしょ!!(^O^)もちろん、お年寄
りの介護も一生懸命に頑張ってま
すよ!!\(^o^)/ 和光苑には、
時々故障もするけど、立派な「印刷
機」や「折っ子」もあって、両面印刷
から画質調整まで、なんでもこなし
ています。唯一の弱点が、カラー印
刷でないことぐらい・・・・f(^_^)(;^_^
A 一昨年(H14)10月から、この和
光苑のホームページが作られるよ
うになって、これまで白黒画像でし
かお見せできなかった写真も、今
は綺麗なカラー写真でお見せでき
るようになりました。しかし、それで
も利用されているお年寄りやご家
族の皆さんの全てが、パソコンを使
って(インターネットで)このホーム
ページを見ているわけはありませ
ん。これからも大勢のお年寄りと和
光苑を見守っていてほしい沢山の
方のために『グランモア和光苑たよ
り』を発行し続けて行きます。皆さ
んの応援をよろしくお願いしま〜
す。v(⌒‐⌒)v by E.I

なつかしき時代の回想『映画鑑賞会』



 毎月の第一・第二水曜日と毎週
土曜日の午前中に、いろんな映画
を上映する『映画鑑賞会』が開かれ
ています。なつかしい「美空ひばり
オンステージ」や「邦画・洋画・アニ
メ映画」と上映するジャンルも幅広
く、お年寄りのリクエストにも応えて
います。最近は、DVDプレーヤー
を買ってもらって、DVDの映画も上
映されるようになって、ちょっと画質
も良くなりました。後は、DVDの「映
画ソフト」が沢山あるといいな
ぁ・・・・・だれか寄付してくれないか
なぁ・・・・・でもDVDの「映画ソフト」
は高いしなぁ・・・・・入居者の希望
があれば、上映日以外の時でも開
かれることがあります。その時に
は、特定の映画上映もあったりし
て、時には一人だけで貸切状態の
映画鑑賞とういうこともあります。

冬の風物詩の『電飾イルミネーション』



 毎年、冬場になると和光苑の入り
口、エントランス前の植木に『電飾
のイルミネーション』が飾られてい
ます。初めは、クリスマス・イルミネ
ーションのつもりではじめました
が、最近では、冬季の間(11月〜3
月)は、ず〜っと飾るようになってい
て、ショートスティの利用者やご家
族の方々の目を楽しませていま
す。ほんのりと暖かく、ちょっぴりき
れいに輝く風景は、和光苑の冬の
風物詩として定着しています。皆さ
んも、冬季の夕方にちょっと和光苑
を訪れてみてください。少し心が癒
やされるかもしれませんよ。

大きなもみの木と「メリー・クリスマス」

 和光苑のクリスマス・シーズン
は、この「大きなもみの木」の飾り
つけから始まります。毎年11月の
後半になると、和光苑の熊さん達
が「大きなもみの木(カナディアン・
ツリー)」をカナダの山奥から伐り出
してきて、和光食堂の入り口前に
植栽します。「クリスマス・ツリー」に
するために、上の高い部分の飾り
つけは職員が行いますが、下半分
の飾りは、入居者の皆さんが職員
と一緒になって、ワイワイと飾り付
けを行います。約一ヶ月間(12月25
日迄)は、毎日、食堂の入り口でお
年寄りを、お出迎えしながら皆さん
の目を楽しませてくれています。天
井にまで届くほど大きな「クリスマ
ス・ツリー」は、年の瀬のあわただ
しい時期の風物詩として、我々の
心を和ませてくれています。もちろ
ん、苑内がクリスマス飾りで彩られ
ているのは言うまでもありません。
そちらの景色もご覧になってくださ
いね。


  和光苑歳時記は、いかがしたか?
 行事アルバムや施設紹介のコーナーとは違った面から和光
苑を見ていただけるコーナーにしています。このコーナーは、
少しづつ充実させて行きますので、また次回も訪れてみてくだ
さい。ありがとうございました。\(^o^)/\(^O^)/( ^3^)/

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ご家族の皆様と共にご支援をします。
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