サブバッテリーコントローラSCP2412E+  (24V-12V)

本製品はSCP2412Bシリーズの後継機として12V→24V充電機能を標準仕様とした製品になります。
24V仕様メインバッテリーから12Vのサブバッテリーにメインバッテリーの電圧を検知してサブバッテリー対して電流制限(32A)をかけて自動充電します。
一般に自動車関係の電装品は12V製品が多く24V製品は少ないため24V仕様のサブバッテリーで12V製品を使用するためにDCDCコンバーターにて24Vから12Vに変換する必要があります。

24V仕様のサブバッテリーは2個の12Vバッテリーを直列に接続するためサブバッテリーのように過放電近くまで使用する状況では2個のバッテリー間の差が発生しやすくなるため12V仕様よりバッテリーの管理に注意が必要になります。
サブバッテリーコントローラSCP2412E+は24Vから12Vに変換して充電するため24V仕様のサブバッテリーのようにDCDCコンバーターを使用して12V製品を使う必要はありません。

さらにサブバッテリーの保護、残量表示、太陽電池からサブバッテリーへ充電機能を標準で持った製品です。 
 

価格・仕様
SCP2412E+
本体サイズ230(D)×193(W)×75(H)mm メーターパネル
35(D) × 105(W) × 80(H)mm

・サブバッテリーコントローラSCP212E+
  価格 108,000円(税抜き)
在庫無くなり次第価格改定予定
    

SCP2412E+ 配線図 

SCP2412Bシリーズから仕様変更点
1.24V端子と12V端子を同じ端子台に設置、残量表示メーターパネルへの本体出し接続ケーブルをタブ端子に変更しました。
2.本体サイズを小型化しました。
3.12V→24V充電機能を標準仕様とし充電電流を上げました。
4.太陽電池からの充電電流容量を14A→20Aへ上げました。
5.充電時のみ出力する端子(LOAD2)は廃止しました。
6.充電動作電圧・電流制限機能・過放電防止機能・バッテリ−残量表示メーター等の変更はありません。

製品概要

1. 走行充電 
24Vメインバッテリー電圧が26.6V以上で12Vサブバッテリーに接続(13.0V-14.9V制御)サブバッテリーへの充電は最大32Aまでの電流制限をすることで大電流によるバッテリー、オルターネ−ター(発電機)の負担を防止します。24Vメインバッテリー電圧が25.6V以下になると12Vサブバッテリーの接続を解除して24Vメインバッテリーの必要以上の放電を防止します。

2. 負荷出力ライン(LOAD)サブバッテリー保護機能
コントローラ本体より30Aまでの負荷供給が可能(照明、冷蔵庫等へ)、サブバッテリーの残量が一定以下(10.6V)になると警報音を出し警告、最後にサブバッテリー保護のために(10.1V)コントローラの出力(LOAD)を自動で停止することで過放電を防止します。メーターパネル上のスイッチで手動でも負荷供給出力を停止することが出来ます。

3. バッテリー残量表示機能
見やすいアナログメーターでサブバッテリーの満充電状態(充電中)を緑領域で表示、バッテリー残量が少ない状態を赤領域で表示します。
*バッテリー残量表示は本体より制御、使用中のバッテリー使用可能容量(残量)を表示するメーターです。

4. 太陽電池充電機能(PV+)
太陽電池からの充電は12Vサブバッテリー電圧が14.9V以上になると充電を停止、サブバッテリー電圧が13.2V以下に低下するとサブバッテリーへの充電を再開します。(制御電流最大20A  太陽電池340W相当)
(太陽電池の出力動作電圧は16-18V範囲、住宅用等の動作電圧20V以上の太陽電池は接続しないで下さい)

5. 12Vから24V充電機能(SCP2412E+標準仕様)
12Vサブバッテリーが太陽電池、外部100V充電器等により充電されている状態で24Vメインバッテリー電圧が長期駐車等による待機時放電により一定以下に電圧低下すると12Vサブバッテリーから24Vメインバッテリーに充電を開始します。
24Vメインバッテリーが一定まで上昇すると充電を停止します。

旧製品 サブバッテリ−コントローラSCP2412B仕様

製品の仕様は改良のため予告なく変更する場合がございます



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