仕事人間だったとおっしゃるAさん。
年老いたご両親のことや人生のセカンドステージを考えて、長年勤められた農業団体を早期退職しました。ご両親の介護のために完全に居を移すわけにもいかず、現在は宇都宮とここ那須塩原をいったりきたりの生活スタイルです。 以前から日の出地区に土地を持っていましたが、自宅から車で約一時間と近いこともあり、退職を機にセカンドライフを計画。
始めはとりあえず住めればいいと小さな家をイメージしていましたが、ご両親や子供たちのことも考えて、それなりの規模の建物になりました。「知人をたくさん呼よんで楽しみたい。いわば合宿所」なのだそうです。
これからの目標は、畑を作って行者ニンニクや山菜・薬草を栽培することだそうです。栽培方法はインターネットで調べました。なぜ行者ニンニクや山菜?との質問に、「収穫までの時間はかかるけれど、労力が必要ないから。儲けにならないので、普通の農家の人が作らないところがまたいいんです」とあくまでもマイペースの畑仕事のようです。
「ゆっくりと時間が流れていてノンビリできる開放感があるのがいいですね。雑木林の中に適度に建物があるのも安心感を感じます。それに、いわゆる田舎社会と違い、排他的なこともないので住み心地が良い」とおっしゃっていました。 |