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平成18年5月19日発行 第17号 |
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1.「とも」においでよ!! |
突然だったのです。その一言は・・・。 |
支援制度がだんだん変わっていく中で、サポートさんも利用しづらくなったり、作業所も変わっていく。だから同じような形でいられるか不安になることがたくさんできて、仕事も退職しなければならないかな?などと思っていたときだったので、「息子にとって安定した場所ができるかもしれない」と本当にうれしかったです。 |
障害福祉課で手続きをし、作業所に挨拶してとても短い時間でした。「元気でがんばってね」と送ってくださった作業所の指導員さんの涙に気づき、我に返りました。 |
◆ ◆ ◆ |
「こんなに簡単に決めてよかったのか」とスッキリしない何かが私の心の中を通り抜けていきました。 |
作業所では、手のかかる息子をよく指導してくださったし、何か問題があったわけでもなかったのです。息子は「右からすることを左からする」というちょっとした変化だけで、いつもパニックになり自傷してしまいます。 |
そんな大切なことを今になって思い出したのです。 |
「どうしよう。引き返せない」そんな不安を覆したのは、一日目に迎えに行った時のことでした。 |
息子はとってもいい顔をしていました。きっと、一日中いろいろとご迷惑をおかけしたでしょうに、こんないい顔をにさせていただいて感謝の気持ちでいっぱいでした。その気持ちを何倍にもしてくれたのが二日目に送迎をしてくださったサポートの方の「朝はうれしそうにしていたし、帰りもニコニコしていて、作業所を替えてよかったんじゃないですか」というその一言でした。 |
家に帰っても大きなパニックを起こすこともなく、安定して過ごしています。まだ始まったばかりでどう変化していくかわかりませんが、好転していく確信を持つことができました。 |
◆ ◆ ◆ |
5月の連休明けに息子を迎えに行った時のことです。 |
「休み中大変じゃなかった?」と聞かれ、確かに飽きたのか不安定になりがちな息子だったので、そのことを伝えると「きっと、『とも』に来たかったのよ」と言われました。 |
「えっ・・・?」と思いました。でも本当でした。 |
連休から一週間たった今、息子は楽しそうに「とも」に通っていてパニックも起こしていないのですから。 |
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2.渋川市広域市町村入札決定!! |
今年4月より渋川市広域市町村圏内の家庭から排出されるペットボトルが、「とも」の施設でも処分されることが決定いたしました。よろしくお願いいたします。 |
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