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愛泉保育園発行のびのび子育て新聞

平成17年1月1日発行 第36号


以下、今月の記事もくじ 【バックナンバーはこちら】


1.【コラム】あけましておめでとうございます

2.【コーナー】子育てひろば

3.【お知らせ1】のびのび予定表

4.【お知らせ2】あそぼう赤ちゃん

5.【お知らせ】馬頭琴コンサート

6.【編集後記】

 
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1.あけましておめでとうございます

 

社会福祉法人しののめ会 理事 亀田 好子(かめだ たかこ)

 

平成16年12月27日、群馬県の監査がありました。開口一番、監査官より「午前昼寝をしていてどうですか?」と質問を受けました。毎年監査を受けてきましたが、このような質問を受けたのは初めてでした。私は、「どの子どもたちも、たくましく、賢い子どもに成長しています。」と答えました。

前日の12月26日に開催された全国高校駅伝競走大会で、三区を走った卒園生の堀越愛未さんは、当時無口な子どもでしたが、芯の強さを持った「愛泉っ子」でした。

また、アテネパラリンピックの水泳(種目:リレー)で金メダルを獲った同じく卒園生の奈良恵里加さんも、愛泉保育園と出合った当時は、お母さんがまだ障害を持った子どもとどう向き合ったらよいのか、途方にくれていました。

歩行が困難で、彼女は愛泉保育園の生活に慣れたものの、散歩の時は身長があった彼女を保母が背負っていました。歩行獲得したのは小学校に入学してからであり、水に慣れて25メートルを泳げるようになったのもこの時期でした。お母さんは、子どもの成長を伝えるために必ず保育園に立ち寄って報告をしてくれました。そして、「愛泉時代の貯金の利子で今の恵里加があります。」と口癖のように言っていました。

卒園後、15校以上の公立小学校に分かれて入学していく愛泉っ子は、小学校高学年の陸上競技大会や、水泳記録会で再会するため、それらの大会が同窓会のようになっているのも、うれしいできごとのひとつです。

◆ ◆ ◆

平成16年12月7日、OECD(経済協力開発機構)より国際学習到達度調査の結果が発表され、日本の教育の現状が浮き彫りにされました。

結果は、学力の二極化が起こり、上位層と下位層の比率が大きくなってきているというものでした。

しかし、こんなことは当然の結果だと思うのです。「ゆとり教育」の反面、子どもたちの生活は塾化したり、生活は乱れきり、「戦争なき不幸」が子どもたちの周りにはいっぱいです。

愛泉っ子が、学力面でも運動面でも優れているのは当たり前のことです。日中の生活の保障があり、親子で向き合う時間を大切にしたなら、すべての子どもが豊かに育つのです。

◆ ◆ ◆

先日、我が子の進路説明会に行ってきました。その場で渡されたのが、現役で東大に合格したある高校生の生活リズム表でした。

内容は、夜10時に寝て、朝起きて3時間勉強し、部活動もちゃんとしていたというものでした。そして、大学卒業後国連に入り、世界の平和の役に立ちたいとコメントしていました。参加していた多くの保護者は、皆驚いていました。

◆ ◆ ◆

日ごろの生活の大切さは当たり前なのです。ただし、その「当たり前」の生活をさせていくのは保護者自身です。今年も明るく前向きに「早寝・早起き・朝の散歩」を継続していきましょう。

 

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2.子育てひろば

 

● ほいくのあゆみ(その3) ●

 

今年度最後の新聞発行となり、愛泉の保育の歩みにはいろいろなことがありますが、親子遠足、山登りに関することを取り上げてみたいと思います。

最初の頃の親子遠足では、伊香保のグリーン牧場に行っていました。また、東武動物公園や埼玉の子ども自然動物公園などにも行きました。普段、絵本でしか知ることのできない動物たちの、本物の大きさ、動き、鳴き声などにふれさせるという目的もありました。

◆ ◆ ◆

最初に山登りとして行った場所は、榛名山の榛名富士です。親子遠足が山登りとなってからの0歳児(りす組)は、担当の保母とともに留守番をしていますが、当時の親子遠足は、動物園でも山登りでも0歳児から参加していました。

特に山登りでは、榛名湖畔に残された0歳児の子どもはもちろん、親や保母は、山登りに行くより、時間をどう過ごすかが大変なことでした。(当時の担当保母の後日談)

山登りをするグループも1歳児から年長児まで同じコースを登るので、先頭が山頂に到着してから、最後尾が到着するまでかなり時間がかかりました。1歳児の親も、我が子をだっこやおんぶをせず、歩かせて頂上を目指すという目標を持ち、楽しみながら登っていたようです。

◆ ◆ ◆

赤城山域と榛名山域を交互に登っていた時期もありましたが、低年齢児クラスに適当な場所がないため、ここ数年は赤城山域を毎年登っています。

覚満渕をスタートに、一年ごとにレベルアップし、年長児になると、赤城の最高峰・黒桧山に登ります。山登りは園児の成長ぶりを肌で感じられる時でもあります。

◆ ◆ ◆

山登りは天候次第ですので、雨天の場合は(予定を変更して)サファリパークと決めて下準備をしておきますが、「小雨くらいならカッパを着ても山登りのほうがいいですよね。」と言って、年数を重ねるうちに(保護者の方が)山登りの面白さを感じてくださり、休日には家族で山に登ってみるかたもいるようです。

◆ ◆ ◆

親子遠足だけでなく、年間の保育計画の中にも数回山登りが計画されますが、愛泉保育園でも、年々子どもの歩く力が落ちているように感じることもあります。

内股歩きやつま先の蹴りが弱いなど、歩く力の弱さのある子が増えているようですが、坂道を登ることは歩く力を強くし、たくましい歩行が身についていきます。もちろん、山道は舗装されていませんので、バランス感覚も養うことができます。

歩くことは全身運動です。平地を歩くことも、もちろん大切なことですので、1歳、2歳の子どものように自分で危険を回避できないような低年齢から、散歩でなるべく長い距離を歩くようにしています。

安全を第一に考えながら、幼児期につけておきたい力として、今後も山登りを続けていくことでしょう。

 

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3.のびのび予定表

 

【お知らせ】「のびのび」には動きやすい服装で、また場所によっては汚れてもいい服装でおいでください。

 

1.月曜日開催「のびのび」

【場所】愛泉保育園 【時間】午後1時から2時30分

【開催日】1月17日・24日・31日/2月7日・21日・28日/3月3日・14日


2.水曜日開催「のびのび」

【場所】城南アリーナ 【時間】午後1時から

【開催日】1月12日・19日・26日/2月2日・9日・23日/3月2日・9日・16日

【詳細は下の表を参照してください】


3.土曜日開催「のびのび」

【場所】愛泉保育園 【時間】午前9時から10時30分

【開催日】1月15日/2月5日/3月12日

●愛泉保育園のリズム室でおこないます。

●愛泉保育園に在籍していない子どもさんでも参加できます。お母さんだけでなく、仕事が休みのお父さん、ぜひ参加してみてください!お待ちしております!

●駐車場は、愛泉保育園の裏にあります。また、狭いですが「ぽぽろ」の入口の通路に駐車して下さい。


● 水曜日の「のびのび」 ●

日時

イベント

1月12日
午後1時より

★「凧」を作ろう!
●のりとハサミを持ってきてね!
城南アリーナにて実施します。

1月19日
午後1時より

★城南アリーナにて実施します。

1月26日
午後1時より

★「凧あげ」をしよう!
●自作の凧を持ってきてね!ただし、なくても平気!用意して待ってますよ!
城南アリーナに集合してください。

2月2日
午後1時集合

★「鬼の面」を作ろう!
●のりとハサミを持ってきてね!
城南アリーナにて実施します。

2月9日
午後1時より

★城南アリーナにて実施します。

2月23日
午後1時集合

★バスに乗って出かけよう!
六所神社前に集合してください。
【新里村城址公園で遊びましょう!】

3月2日
午後1時集合

★「おひなさま」を作ろう!
●のりとハサミを持ってきてね!
城南アリーナにて実施します。

3月9日
午後1時より

★城南アリーナにて実施します。

3月16日
午後1時集合

★バスに乗って大胡グリーンフラワー牧場に行きます。
六所神社前に集合してください。
【ダンボール滑りをしてあそびます!】

 

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4.あそぼう赤ちゃん

 

0歳から1歳前後の赤ちゃんを対象に、月曜日から金曜日の朝9時から10時頃まで、赤ちゃん体操やハイハイ遊び、いろいろな物を使っての遊びなどをしています。

育児上の心配ごと、困っていること、具体的な方法など何でも結構です。相談に応じていますので、気軽に声をおかけください。

 

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5.お知らせ

 

● 「馬頭琴コンサート」を開催します! ●

 

【開催日】平成17年1月29日 土曜日

【時間】午後1時30分会場・午後2時開演(午後3時30分まで)

【場所】あそか会館(上毛電鉄江木駅南側)

【主催】社会福祉法人しののめ会

【お問い合せ】愛泉保育園 電話:027-268-3423

 

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6.編集後記

 

 

 

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