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平成15年10月1日発行 第31号 |
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5.【編集後記】 |
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1.行政よもっと大きな力で |
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社会福祉法人しののめ会 理事 亀田 好子(かめだ たかこ) |
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今年の4月より、知的・身体障害の方々の制度が大きく変わりました。今までは、措置(措置費制度)というもので守られていた彼らが、契約(支援費制度)へとなりました。 |
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また、療育手帳(知的障害)や身体障害者手帳を受けていた人は、施設利用ができたのに、今年からはそれぞれの市町村において受給者証の発給を受けなければ、施設利用ができなくなりました。 |
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措置時代は、県内に「措置協」というものがあり、どこかの施設に移動があれば、措置協を通じて空きがわかり、入所手続きをとることが簡単でした。 |
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しかし、今年からは市町村が窓口となったため、市町村格差が目立ち、たいへん困難をきたしています。 |
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すべてが本人または後見人の申請主義から発している福祉法ですから、知的障害があった場合などは、市町村の不親切さにより、申請期日が間に合わなくなってしまったり、療育手帳を持っている知的障害者の受給者証の発給をすべきなのに、受付けないなど、いくつものトラブルが生じています。 |
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保育園にしても、今年の4月から富士見村(群馬県勢多郡)広域児童の受け入れが中止となりました。行政間の問題が、子どもたちや障害者たちへ結果的に波及してしまいます。 |
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たしかに県・市・町・村の税収の違いや諸事情はあるものと思います。 |
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しかし、本来は行政として出生率を上げるべき社会保障制度の確立にあることをふまえて欲しいのです。 |
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愛泉保育園の保護者の場合、第三子目以降の出産の方が多いのはなぜでしょう?それは、保護者が安心して朝7時から夜7時まで子どもを預けられ、仕事ができると思ったからではないでしょうか。 |
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愛泉保育園への入園希望者が多いのは、このゆるぎない保育全般の保護者との信頼関係におけるものと思うのです。 |
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制度がこれからも変わることでしょう。しかし、行政がちょっと親切に住民を包んでくれたなら、どんなに制度が変わろうとも、行政に不信感をもたなくてすむと思うのです。 |
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行政間の問題は問題として、本来あるべき行政の姿を見せて欲しいと思うのです。 |
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2.子育てひろば |
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9月、愛泉保育園の親子遠足は、いつも通り山登りでした。毎年天候が心配される中、どうにか持ちこたえ、決行というはこびになりました。 |
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歩きながらお父さんやお母さんに「サファリ(代替地)でなくて残念だったでしょう?」などと言おうものなら、「サファリに行ってもどうせ雨の中、山のほうがいいですよ。」「子どもの成長がよくわかり、山登りがいいです。」などと言ってもらえます。みんなの熱い思いが雨を遠くへ押しやっているのでしょうね。 |
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私たちは都会の人より歩くことが少ないと思います。その点、山歩きは全身運動であり、昼間体を十分動かすことは、夜の睡眠にもよい影響があると思います。あまり寒くならないうちに親子で山歩きを楽しんでみてください。 |
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3.のびのび予定表 |
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1.月曜日開催「のびのび」 |
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【場所】愛泉保育園 【時間】午後1時から2時30分 |
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【開催日】10月6日・20日・27日/11月10日・17日/12月1日・8日・15日 |
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2.水曜日開催「のびのび」 |
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【場所】城南アリーナ 【時間】午後1時から2時30分 |
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【開催日】10月1日・8日・29日/11月5日・12日・19日/12月3日・10日・17日 |
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3.土曜日開催「のびのび」 |
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【場所】愛泉保育園 【時間】午前9時から10時30分 |
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【開催日】11月1日・15日/12月20日 |
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4.あそぼう赤ちゃん |
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0歳から1歳前後の赤ちゃんを対象に、月曜日から金曜日の朝9時から10時頃まで、赤ちゃん体操やハイハイ遊び、いろいろな物を使っての遊びなどをしています。(子どもが)大きくなって、このコーナーが物足りなくなり、月曜日・水曜日・土曜日の「のびのび」のコーナーに移行していった子どもさんもいます。 |
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5.編集後記 |
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9月は来年度の入園申請月であり、いつもの月よりも見学に来園される父母の方が多く見受けられました。 |
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他園も見学されてから愛泉保育園に来られる方もいます。そんな中、子どもたちの活動を見て、「愛泉保育園の子どもは、目が輝いていて、体も輝いていますね。」との一言・・・。うれしく思いました。 |
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