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　　 　　八重垣　　（　やえがき　）

　　　　　　　　　　　　　　　　兵庫県姫路市

　　　ハイテク企業が、全量一升盛の「フタコウジ法」による手造りの酒造り

　全国的な清酒の端麗化がすすみややもすると個性が失われつつある今日、濃醇タイプの清酒が見直さ れてきています。かつての濃醇酒は精米も悪く、醸造技術の稚拙さから結果的に濃醇酒になってしまう ことが数多くありました。
　しかし、近年の端麗化に迎合わせず、ひたすら濃醇酒を磨きあげてきた 蔵元の一つです。

“名前の由来”

　“八雲たつ　出雲やゑがき嬬隠みに　やゑがきつくる　そのやゑがきを”　古事記よれば 速須佐男命が八俣遠呂智の退治に酒を用いて七重八重に垣を作り、櫛名田比売を護ったときの 喜びを詠ったとされます。
　神代の昔、大国主命が始めたとされる酒造り。遠くは藤原氏の一族で 大和の国より移り住み、奈良王朝・藤原鎌足33代目の子孫である長谷川栄雅によって 寛文6年（1666年）に創業しました。

“お酒の特徴”

　日本酒度　酸度による甘辛表によると、濃醇辛口に入りますが口に含んだときはお米の 甘みが口の中に広がり甘口かと思わせるような感じですが、やはり手造りのなせる業なので しょうか、口の中の甘さを消してしまう力強さが感じられます。お酒の向こうから、杜氏さんの 顔が浮かんでくる様な感じのお酒です。

　

　商　品　紹　介

株式会社　丸山酒店
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