かつて日本酒は米だけで造られるものでした。しかし、太平洋戦争を期に昭和18年に いわゆるアル添醸造が始められました。物資の欠乏による米の倹約と、国の財源確保および 国民の士気の高揚の為の日本酒の生産量の確保が目的でした。昭和24年に始まった三倍醸造法も 戦後の物資欠乏など同様の理由でした。
　戦後50年を経た今日でも日本酒はその影響からのがれることできず、日本酒全体の93％ アルコールまたはその他の副原料が添加されています。さらに、新技法により本当の日本酒の 姿が薄れてきている今日、この時代の流れに疑問をもち、日本酒を本来あるべき姿に戻そうと、 すべての造りを純米酒にしてしまいました。

“名前の由来”

　創業天保10年（1839）　米どころ播州平野のほぼ中央、加西市の山懐に位置しています。 酒蔵周辺は四季の景観がとても素晴しく、特に秋の紅葉は他に類を見ない見事さです。 この紅葉の「錦」と、めでたい言葉である「富久」を組み合わせて「富久錦」と命名しました。

　　　　

“お酒の特徴”

　こちらの蔵は、前にもお話ししたように純米酒だけしか造っていません。 お米の味と香がしっかりとわかり、この蔵の杜氏さんと社長の信念が感じられるお酒です。

　

　商　品　紹　介

株式会社　丸山酒店
〒382-0098　長野県須坂市墨坂南3-10-14
電話　026-245-0387　　FAX 026-248-9901
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