遠くから支援するための方法                                2011.4.11PM2:20(2011.3.12PM8:20〜)
                                                 文責・弁護士菊元成典(大阪)
被災者の方々の為に、できること(すべきでないことも)考えてみました。
日本人、日本に住む全ての人が、試されていると思う。
長いスパンで、じっくり…

 義援(捐)金(寄付    どうせなら、確定申告している方は、寄付金控除 http://bit.ly/qheRj で、たくさんしよう1(売上げの40%まで!)
  品物はうまく届かないし(ただし後述)、届けるのは大変なので、原則は、義援金を信頼できるルートから
  (例えば)
  ・日本赤十字社 もちろん、寄付金控除 http://bit.ly/qheRj で「特定公益増進法人」
   http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html
   トップは http://www.jrc.or.jp/

  注.「日本ユニセフ」は、「国連ユニセフ」とは全く別で、手数料をかなり取るらしいので、募金は上記で(という情報がツイッタにあり→詳しくはこちら)。さらに、寄付金控除 http://bit.ly/qheRj で、日本赤十字社は(財務大臣の指定が不要な)「特定公益増進法人」として明記されているが、日本ユニセフは入っていない(財務大臣の指定を受けているのであれば教えてください)。
  さらに、こちらも参照のこと、(これに対する日本ユニセフの反論ははっきりしない)。やはり、日本ユニセフを通じての寄付は間違い、少なくとも日本赤十字社へ

  なお、義捐金全般については、こちらも参考に http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin
  さらに、募金のまとめサイト… http://donate.apart-apart.com/
  でも、現在、なかなか被災者に義捐金が届かないとの情報が…(もちろん、止まっているだけだが…)。運送、通信手段が回復してきた今、知人や、また、特に知り合いになった地元被災者には、直で物資や、義捐金を送ることも考えたい…(4月6日頃)

2 物流を害さない
  特に生活必需品、ガソリンは、必要最低限のもの以外、買いだめなどしない
  (もちろん、経済活動を極度に制限したら、返って良くない。しっかり商売しているところには、しっかり落とす)

3 物資援助は、基本的に、都道府県を通じて
  ただ、個人、家族、避難所単位で、希望されるものも、そこまで届く見込みがあれば、ピンポイントで送ってよいだろう
  例えば、@知り合いに希望を聴いて、A(私は特に)乳児へのミルクと水を送りたい→具体的方法はこちら。被災者の皆さんへの呼びかけはこちら(←ツイッタで流した)
  希望は、良く連絡を取って(不要なもの、捨てなければならないようなものだけでなく、選別に時間がかかるようなものは送らない)  要するに、相手の身になって…
  配送方法に注意!
    クロネコヤマトは、佐川急便などは、個別配送を開始しているところがある  こちらも確認してから
  (ツイッターで、 #busshi のハッシュタグをつけて、例えば、相馬市災害対策本部 への救援物資の輸送方法、必要な物資、などを聞けば、多分返事が返ってくる  なども付けた方がいいかも、としていたが、これはなかなか…)
  現在は、http://twitforyou.org で支援を申し出るのが、一番(私も、上記ミルクなどの支援を申し入れたら、連絡があった…あとは、個別に物資、義捐金を送っている…)
  さらに、小さな物資一個などは、楽天などで注文して直接送る…(ex.掃除用具、など。ただ、個別のものになればなるほど、重ならないか心配だが…)

4 献血
  http://www9.plala.or.jp/chu/nipponnblood.html
  これから本格的な救出が始まり、血液(成分)が必要。
  ただ、阪神大震災でも、当初、集まりすぎ、捨てたりしたらしい…約40日〜2か月、献血間隔を開けなければいけないこともあり、次、の気持ちもあっても、その間、血液が不足した。
  上記のページで、特に被災地(岩手、宮城、福島、茨城)の必要情報も見て、できるだけ無駄のないようにお願いしたい。

5 今後、なんらかの支援があったら、すぐに対応できるように、自分のすべき仕事をしっかりしておくこと

6 被災地の農作物、お酒などをできるだけ購入する
  具体的まウェブは多数ある
  風評被害に負けないように…

 できるかぎり、被災地からの人々の受け入れ(「疎開」)に協力する、準備をしておく
   (自分では無理でも、自分の住む都道府県、市町村、コミュニティに働きかけて欲しい…)
  <「疎開」について>
  避難所「丸ごと疎開」、関西各府県が受け入れへ
  近畿など2府5県が参加する関西広域連合は18日、東日本巨大地震の被災者が避難所全体で移る「丸ごと疎開」を受け入れると発表した。
  総計数万人規模になる見通し。丸ごと疎開には、コミュニティーが維持できるなどの利点があり、各府県は空き校舎や公営住宅などを「一時遠隔避難所」として活用する。
  広域連合の広域防災局を務める兵庫県によると、被害が甚大な宮城、岩手、福島各県の被災者が中心で、すでに大阪、兵庫両府県が各1万人規模、鳥取県が2000人規模で受け入れる意向を示している。
  被災地から関西までの移動手段については、自衛隊のほか、民間公共交通機関に協力を要請。各府県は、関西の空港や港で被災者を迎える。避難所では、府県や市町村、ボランティア団体などが医療や入浴などを支援する。
  この日、宮城、岩手、福島3県の大阪事務所長らと面会した大阪府の橋下徹知事は、報道陣に「壊滅的な打撃を受けた被災地に人や物を送り込むのは限界がある。医療や福祉、食料などでもいい環境を提供できる」と強調した。
  (2011年3月18日21時37分 読売新聞)
  ※私は、丸ごとでなくても、一部ずつでも、被災地の皆さんのご希望があれば、是非応じていって欲しいと思います。
    ただ、やはり、故郷が一番…本当に、長期的永続的に面倒を見れる覚悟や、血縁関係でもないかぎり、安易に来て下さい、はダメかもしれない…

? 節電
  西日本の60HZ地域は、まだ、今しても、あまり関係ないらしい。
  が、節電はいつでも考えるべきこと。無駄な電気は使わないことだ…(で、少なくとも、地震多発地帯での原発はやめるべきだった…)


 最後に、祈りを…