平成17年中高年者縦断調査 健診結果への対応

 厚生労働省が、平成17年10月末現在、50〜59歳の男女約43,000人に、家族状況、健康状況などを調査した結果から、健診を受けた結果の対応別の表をピックアップしました。
 この表から、治療が必要とされた人の10%以上、指導を受けることが必要とされた人の42%以上、再検査や精密検査が必要とされた人の34%の人が、医療機関を受診せず、検査も何もしていないということになります。
 健診を受けても、その後、ほったらかしにしては健診の意味がありません。何事も早めの処置が大事ではないでしょうか。

健診結果 合計 異常ありの場合の対応
医療機関を受診した 医療機関を
受診していない
不詳
治療を
受けた
指導を
受けた
検査を
受けた
異常なし 13,098          
治療が必要 4,944 3,876 189 295 538(10.9%) 46
指導を受ける
ことが必要
2,773 381 877 288 1,181(42.6%) 46
再検査・精密
検査が必要
3,525 462 164 1,664 1,199(34.0%) 36
(H20/4/18 池田)


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