民生用DCR-VX2000対業務用DSR-PD150比較 DCR-VX1000の発売から5年、待ちに待った本格派3CCDビデオムービー「VX2000」が発売され、少し遅れて業務用タイプの「PD150」が追加発売されました。 双方の仕様と、画質の違いを調べて見ました。 VX2000 /DSR-150機能差比較表 基本性能は、DCR-VX2000/DM-XL1/DCR-VX1000ページへ
DCR-VX2000とDCR-PD150画質比較 「VX2000」と、その業務仕様機「PD150」の画質相互比較を量産機の撮り比べで行いました。 公平を期するため一つの三脚に2台乗せて同時にシヤッターを切りました。 掲載画像は、撮影モードオートで、静止画をメモリーステックに記録したものです。 画像は左側が「VX2000」 / 右側が「PD150」
広角側の町並み風景 発色はPD150が見た目に近く感じられます。PD150の輪郭にはやや強調感があり、空の雲は少しピンクぽくなりました。
ビルと木 ビルはPD150の発色がリアルです。木の葉は、VX2000が潤い感があり好感がもてました。
自動販売機 自動販売機の赤色はPD150が実際の色に近く映り、VX2000は朱色ぎみになりました。
夕方の道路 基本的なパーツ構成は同じなので、さすがにバスのスミアの出方はほぼ同じ。
ボトル この画面ではわかりにくいですが、CASSISのボトルの赤色はPD150がリアルです。 画質の感想あるビデオ雑誌では、両機とも全く同等・・・と記事にありましたが、上の写真を見ていただいてもわかるように絵作りは明らかに違います。まず雑然とした町並みのビルの色はPD-150が見た色に近くリアルで、VX-2000はビル陰側など全体に明るく表現されました。空の青さや、木々の緑の色鮮やかさに奥行き感があるのはVX-2000でした。しかし赤色系の深みのある画像はPD-150がしっとりと自然に映ります。夜景の画像はビルの陰側同様オート撮影では明るめで映すVX-2000に対し、PD-150は暗めの階調に映ります。
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