リトルプラネットは、DCT処理(デュアルクライオジェニック処理)を施したパーツを大幅に採用し、さらに音質に磨きをかけ2001年11月1日より新発売しました。
リトルプラネットでは、やや甘かった空間が霧が晴れるように明瞭になります。ややゆるかった低域のエネルギーが飛躍的に高まり、スピーカーのユニットが飛んでしまうかと錯覚するほどのスピードで低音が立ち上がるようになります。それはまるで、エンジンの排気量を2倍にしたような感じです。 今までのアンプと「リトル・プラネット」の一番大きな違いは、音の立ち上がりの早さです。楽器のアタックや、楽音の瞬時の変化に対応するスピードでスピーカーを駆動することが出来るため、「リトル・プラネット」の再生音は、音楽を聴き終わった時に初めて「オーディオを聴いていた」ことを思い出すほど「あっけなく自然」です。 電源の応答スピードが従来製品に比べて2000倍以上早いため、小さな信号が入力されたときにも、常に最大のエネルギーでスピーカーを駆動できるため「無音の中の表情・静寂の中の気配」までをも再現しうる「微少信号の分解能力」の比類なき高さを実現しています。もちろん大きな信号が入力されたときにも、毎秒20万回の速度で供給されるエネルギーにより、スピーカーを完全に駆動できるため低音の立ち上がりの早さは従来のアンプとは比較にならず、JAZZのドラムやベースが奏でるリズムセッションをはじけるような躍動感を持って再現します。ティンパニーやパイプオルガンの重低音も揺るぎない安定感で再生し、交響曲の「フォルテのボリュームや広大なコンサートホールの空間」をも余すところなく表現します。一度このアンプで「音楽」を聴いてしまうと、もう二度と他のアンプで「音楽」を聴けなくなるはずです。高価な製品の音が良いと盲信するマニアには、絶対にお薦めできない製品です。 LITTLE PLANETの技術的特徴 LITTLE PLANETの最大の特徴は、その電源システムにあります。従来のオーディオ機器の電源は、50サイクル時に100回/秒・60サイクル時に120回/秒の回数で交流を直流に変換、コンデンサーにチャージしたエネルギーでスピーカーを駆動していました。しかし、そのような低速の電源システムで最高20,000回/秒も振動する音楽を増幅し、必要な過渡特性を得ながら「スピーカーを駆動」できているのでしょうか?20,000回/秒もの、信号に正確に対応して、必要なだけ電力を取り出すためには、電源のハイスピード化を実現しなければなりませんが、そのためには交流周波数のハイスピード化を実現しなければなりません。最近オーディオ機器の電源として、電源周波数の高い「インバーター(パルス)電源」がにわかに脚光を浴び始めているのはそのためです。 しかし、高速制御が売り物のインバーター電源が本当に高速に制御されているか?といえば「他メーカーのインバーター電源」は決してそうではなく、制御系の応答遅れやフォトカプラでの位相回転などの理由により「かなり大きな応答遅れ」が生じています。さらには制御系で発生する「高周波ノイズ(パルスノイズ)」も、高音を濁らせ、S/Nを劣化させる大きな原因となっているのです。我々も他メーカーに先駆けて「現在一般的に用いられている高速インバーター電源」をオーディオ機器に取り入れテストをしてきましたが、従来の電源システムに比較して「大幅な音質改善効果」は認められるもののオーディオ用最高級の電源としては、まだ十分な段階にはないと感じていました。そこで、「オーディオに最適なインバーター電源システム」として、「マグアンプ駆動インバーター電源」に着目しその開発に取り組みました。この方式を用いれば一切の応答遅れなく、200,000回/秒の速度で必要な電力を完全にノイズレスで取り出すことができるのです。約1年の開発期間を経て、理想的なオーディオ用電源は完成しました。(特許出願中) 写真の「外部電源ユニット」がその「特許出願中の電源」なのですが、この小さな電源は「超大型バッテリー」に匹敵するほどの「瞬時電源供給能力」を持っています。最大出力こそ20Wと控えめなこのアンプが、スピーカー駆動・制動能力において超大型アンプを軽々と凌駕してしまうのは、他メーカーには類のない先進の小型超強力電源を搭載しているからなのです。 LITTLE PLANETの音質的特徴
その他の特徴
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