岩石採取場や砕石プラントは、公害・災害防止のための対策を年々強化し、万が一の場合にも的確に対応できる体制をとっています。当団体としても、年に数回、県の指導のもとに定期的に自主立入調査(安全パトロール)を実施しております。災害対策だけではなく周辺環境を考慮に入れた環境緑化・美化に積極的に取り組んています。
採取場の終掘後は人工的な緑化によって、より短い年月で自然を回復することが可能です。採掘中は人工的な緑化だけでなく、積極的な砕石場内の緑化を含めた総合的・計画的な開発・環境保全により、自然環境への影響を最小限度にするとともに、景観の保全・防塵・防音といった周辺環境への配慮も怠ることなく進めております。
砕石の跡地には、法令で災害・公害防止のための一定の整備基準があります。茨城県では、岩石の採取計画を認可する際、災害の防止や跡地緑化について第三者に保証させる制度を定め、運用しております。当団体では会員にこれらの事業保証を行うため、災害防止保証基金制度を設けておます。