Revolution EVO 64列 CT装置 (GE ヘルスケア・ジャパン社製)のご紹介
Revolution EVO / 64列CT(GE Healthcare Japan)
当院では、次世代逐次近似再構成法 ASiR-V を搭載した、64列CT撮影装置 「Revolution Evo」を導入しています。
従来のCT装置と比較すると多様な機能が搭載されている装置の特長をご案内します。
検査時間の短縮 | 175mm/秒の高速撮影が可能 |
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金属アーチファクト 改善 |
体内金属による画像劣化を軽減することが可能 |
極低ノイズ 低被ばく 高画質 |
電気・量子ノイズを基礎から大幅に低減 病変を細部まで写し出す0.28mmの高分解能画像 様々な技術や撮影方法の組み合わせで大幅な被ばく低減が可能 |
- 検査時間の短縮理由…
「Revolution EVO」に搭載されているX線管球は最速0.35秒で1回転し、寝台の移動距離との組み合わせにより1秒間で最大175mmの幅を撮影することが可能です。 従来の技術では困難であった、0.35秒回転の全身への適用が実現したことで、撮影時間が大幅に短縮されました。 撮影時間の短縮は息止め時間が短くなるだけでなく、動きによる画質劣化を軽減することが可能となりました。 - 金属アーチファクトが改善する理由…
「Revolution Evo」には、人工関節・差し歯などの体内金属を原因とする画質劣化を軽減するソフトウェア「Smart MAR」が搭載されています。 フルデジタル検出器と合わせて使用することにより、体内金属部分の撮影でも画像劣化を軽減し高画質を実現、増加する体内金属が留置されている患者さんの診断を支援することが可能になります。 - 極低ノイズ・低被ばく・高画質 が可能な理由…
「Revolution Evo」は各種ノイズ低減に最大限フォーカスして開発されたCT装置で、フルデジタルX線検出器を中心に、CT検査におけるあらゆるノイズの除去に取り組んだ結果、 ノイズを基礎から大幅に低減することを実現。さらに次世代逐次近似再構成法 ASiR-V 、臓器別線量変調撮影ODM機能により、低ノイズ、高画質、低被ばくの3つのテーマを同時にクリアすることが可能となりました。
さまざまな症状や理由で検査される患者さんにとって、より負担が少なく、より優しい検査が実現可能となります。