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ビル・モリソン | 菅野芳秀 | グンター・パウリ | 西里秀徳 | 中野善浩 |
主 催:株式会社ヒューマンルネッサンス研究所
後 援:国際連合大学,ジャパンエコロジーセンター
持続可能な地域社会をつくるためには、自然と人間の生産消費のバランスを保つことが求められますが、それには2つの方向が考えられます。
1つめは、リサイクル、省エネ、無害化処理などにより環境に対する負荷を低減させることです。
2つめは、自然を最大限にいかし、循環型の生産や消費を通じて自然を再生産する方向です。
ところで、地球上のバイオマス(生物体総量)のうち、人間が利用しているのは1割にも満たないと言われています。その現状を踏まえれば、2つめの「自然を最大限にいかす」という方向の可能性は、大きく残されているのです。そうした中で、ゼロ・エミッションは産業の分野で、パーマカルチャーは生活において、領域は異なりますが、両方ともが自然本来の生産力を最大限にいかすという視点を持っています。
健全な生活と産業の両方があって初めて、持続可能な社会は実現されます。産業クラスターをつくるゼロ・エミッション、消費生活を生産的なものとするパーマカルチャー、それぞれの可能性と組み合わせを考えることは、持続可能な地域社会を考えることになるはずです。
ゼロ・エミッションとパーマカルチャーを改めて学ぶとともに、日本の具体的な取り組みのケーススタディを通じ、持続可能な地域社会に向けての可能性を考えみませんか。
シンポジウムの3つのサブテーマ
- 1.生活
- 生産的な生活(消費形態)をつくるパーマカルチャー
- 2.産業
- 廃棄物ゼロの産業クラスターをつくるゼロ・エミッション
- 3.地域社会
- 生活と産業、消費と生産が最適な関係にある地域社会へ
第1部 総合司会:鵜浦まさ子 国際連合大学学長顧問補佐 13:00〜13:15 開会挨拶 T.G.デラセンタ 国際連合大学高等研究所所長 成田重行 株式会社ヒューマンルネッサンス研究所代表取締役社長 13:15〜13:55 基調報告1 「生産的な生活(消費形態)をつくるパーマカルチャー」 ビル・モリソン パーマカルチャーインスティチュート所長 13:55〜14:35 基調報告2 「持続可能な産業クラスターをつくるゼロ・エミッション」 グンター・パウリ 国際連合大学学長顧問 14:35〜14:55 コーヒーブレイク 14:55〜17:00 ディスカッション「自然をいかした持続可能な地域社会へ向けて」 1 日本での具体的取り組み ・台所と農業をつなぐながい計画 報告者:菅野芳秀(同計画推進委員会委員長) ・宮古島エコロジーパーク構想 報告者:西里秀徳(沖縄県上野村役場助役) 2 これからの可能性に向けて 〜新たなる消費形態と産業システム、地域づくりの方向性など〜 パネリスト:菅野芳秀 グンター・パウリ 西里秀徳 ビル・モリソン コーディネーター:中野善浩(株式会社ヒューマンルネッサンス研究所主任研究員)
第2部(レセプションホール2F) 17:30〜19:00 レセプション
定 員:300名
参 加 費:15,000円
受付〆切:1996年10月25日(月)必着
メールでの申し込みを受け付けております。numako@ka2.so-net.or.jpまで、お名前、ご住所、電話番号をお書きの上、メールしてください。おって資料をお送りいたします。
なお、誠に恐れ入りますが、先着順で定員となり次第締め切らせていただきます。
ただいまご関心を持っていただいた人数
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連絡先:(株)ヒューマンルネッサンス研究所 研究開発部 小沼宛て
東京都港区虎ノ門4-3-13 秀和神谷町ビル1F
PHONE:03-3438-0920 FAX:03-3438-0921
E-Mail:numako@ka2.so-net.or.jp (M.konuma)
株式会社ヒューマンルネッサンス研究所
HRIは、1990年オムロン(株)によって設立された研究所です。人間を尊重した21世紀の理想的な社会 "最適化社会" の実現に向け、「人間」「生活」「社会」という領域を視野に入れた研究、提言活動を進めています。