『ぶんぶん通信no.1』は、祝島のお祭りや暮らしを通じて、自然と共に生きる島民たちの姿を追っていきました。対岸の上関原発建設計画に反対してきた島民たち250人が船に乗り、建設のための埋め立て工事を認めようとする上関町議会に傍聴に出かけました。ところが入れたのは20人のみ。
一方スウェーデンでは2020年までに脱石油を目指しています。今は車の燃料をエタノール、バイオガス、電気から選ぶことができ、しかも「風力の電気」というようにその種類まで選んで買える社会が実現している様子を取材していました。
上映会は、祝島産のひじきを使ったおにぎり、寒干し大根を使った厚揚げの煮物、びわ茶をいただきながら鑑賞しました。水分たっぷりの太いひじき・甘い大根・素朴なお茶でおいしかったです。
また、上関原発の建設中止を求める署名を開始しました。ご協力をお願いします。
【感想】 一部を紹介します
●貧困や、過疎化の進んでいる地域にお金をばらまいて生活を奪う中国電力・政府のやり方がイヤです。
●自然を壊すのではなく、守る生活をしていきたいです。
・守ってきたおばあちゃんの顔をみて、しめつけられる思いがしました。
・これ以上原発を建てることには本当に反対です。電気の自由化を是非日本でも実現して欲しいと思います。日本は環境問題についてかなり遅れています。1人1人が環境について真摯に取り組まなければと思います。
・スウェーデンで電気を選べるのは驚いた。「汚い電気(石炭・石油・原発)」という言い方も日本ではあまり使わない。
・中電からのお金を即送り返す祝島の漁協、原発はいらないと島を守る島人たち、祝島では原発に頼らない生活が実践され、その生活に誇りを持っていました。田舎だから…と卑屈にならない島人がかっこいいです。
・スウェーデンの2020年までに脱石油だとか、電気を選べる社会を知り、うらやましくなった。
・鯛の一本釣りや、残飯を豚にあげる島人、その豚が土地をきれいにしてくれる…という最後のシーンから、大量生産・大量消費・大量廃棄では無い様子を見て使い捨て感覚を改め、自分も自然のサイクルに入っていきたいと思いました。
・電力の独占という日本の現状は世界から見て、異常だと思った