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阪南中央病院労働組合の要求/見解/主張



今年のメーデーは5労組合同で、医療・介護労働者連帯集会開催へ!
2009年メーデースローガン
医療・介護労働者の連帯で、ストップ!医療・介護崩壊
  今年も労働者の闘いの祭典、メーデーがやってきました。メーデーは労働者が人間らしい労働と暮らしを求めて「8時間の労働、8時間の睡眠、8時間の自由を!」を掲げ、団結して立ち上がった記念すべき日です(裏面記事を参照)。全世界の労働者とともに、この日を記念して集い、労働者の団結を祝いましょう。
 私たちの今年のメーデーは、これまでとは違って、新たな取り組みを行います。連合大阪メーデー集会に参加した後、医療介護労組合同で、初の医療介護労働者連帯ミニ集会を開催します。私たち阪南中央病院労働組合は、ストップ「医療崩壊」署名運動をきっかけに、1月のストップ「医療崩壊」の集いや、3月の「医療労働組合交流会」に参加してくれた医療福祉関連の4つの労働組合に呼びかけて、この集会を企画しました。スローガン「医療介護労働者の連帯で、ストップ!『医療・介護崩壊』」のもと、施設、所属団体の垣根を越えて、医療介護労働者の連帯を確認し、これから運動の力で医療介護の危機的状況を乗り越えていく、新たな誓いの場にしたいと考えます。
 私たちは、ストップ「医療崩壊」署名運動を通じて、現在の危機の引き金となった社会保障費2200億円削減計画を廃止するよう訴えてきました。この運動と世論は政府に確実に圧力を加えています。政府閣僚からは、来年からこの削減計画を見直すとの発言も出てきました。今こそより一層声をあげ、社会保障抑制路線の転換を迫っていきましょう。
 また、医療労働組合にとっては、医療従事者の権利と健康を守るための労働ルールの徹底が待ったなしの課題です。医師や看護師の過重労働による健康障害、過労死の防止のために、長時間労働の温床である「賃金不払い残業」の一掃をはじめ、最近ようやく医療業界でも問題にされている「名ばかり管理職」、違法な「当直」の是正など、労働ルールをしっかり守らせる取り組みを、事業主に対してはもちろんのこと、医療費抑制で医師・看護師不足をもたらしている元凶である政府厚生労働省に対し、強力に進めなければなりません。
 医療・介護労働者は、連帯して闘おう!

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2009年4月30日
                  
医療・介護労働者連帯集会
5月1日(木)9時50分に大阪城公園太陽の広場に集合
        10時〜      全体集会に合流
        11時10分頃〜 医療・介護労働者連帯集会
(連絡:072-331-1919 hannan_union@yahoo.co.jp 阪南中央病院労働組合)
阪南中央病院労働組合は舞台に向かって右側後方に集合(黄色の部分)
(組合の黄色いのぼりと横断幕が目印です)

世界の労働者が守り通してきた大切な一日=「メーデー」とは?
メーデーは今から123年前の1886年5月1日、アメリカ・シカゴの労働者が8時間労働制を要求してゼネラル・ストライキを行ったことが起源です。その時の合言葉は、「8時間の労働を、8時間の睡眠を、8時間の自由を!」。当時、米国の労働者は低賃金と長時間労働に苦しめられ、労働時間の短縮は切実な要求でした。その後1890年に、第1回目の国際メーデーが開始され、全世界の労働者がストライキとデモで8時間労働を要求して闘い始めたのです。第2回大会ではすでに戦争反対のスローガンが掲げられました。以来、メーデーは全世界の労働者が団結し、自らの賃金労働条件改善と資本の支配からの解放を要求する労働者の祭典として闘われてきました。
 日本では1920年5月2日に第一回メーデーが東京・上野公園で開かれました。しかし治安維持法の下で労働運動は弾圧され、日本が次第に中国侵略戦争へのめりこんでいき、軍部の勢力が台頭していく中、1936年に起きた軍部のクーデター未遂事件=「2・26事件」を契機に、メーデーは禁止されてしまいます。
 第二次大戦終了後、メーデーは労働組合の復活とともに再開。日本の労働者の地位や労働条件の向上、権利拡大をはじめ、人権・労働基本権の確立、民主主義運動、平和運動の発展に貢献しました。 私たちは、現在の式典のみの選挙支援流し込みのメーデーではなく、政府と資本に堂々と要求を掲げて闘うメーデーの復活を目指して参加します。

阪南中央病院労働組合 〒580-0023 大阪府松原市南新町3-3-28 TEL/FAX 072-331-1919
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