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私たちの訴えと取組み

[速報]1.25ストップ「医療崩壊」の集い
110人の結集で熱気あふれる
医療従事者・市民らの連帯で、署名をさらに進めよう!
 昨日1月25日、大阪市浪速区のヒューマインドで、「『医療崩壊』にストップを!医療・社会保障予算の大幅拡大を求める交流の集い」を開催しました。参加者は110人にもふくれあがり、会場は熱気に包まれました。 集いは、阪南中央病院労働組合と大阪大学附属病院看護師労働組合が呼びかけたものです。
 阪大病院と阪南中央病院の看護師によるトーク・ライブ「もっといい看護がしたいのに」、小児科医と産科医からの現場報告、きずなの会や顧問弁護士からのあいさつ、署名に取り組む医療労働組合などからの連帯の発言が行われました。
 集いは最後にアピールを採択し、「医療崩壊」を食い止めるためにさらに署名を拡大し、闘いを強めていくことを確認しました。(組合ニュース号外 2009年1月26日)


         真剣に聞き入る参加者


        トークライブでは、医療現場の厳しい状況が浮き彫りに
 ※ストップ「医療崩壊」!医療・社会保障予算の拡大を!署名
□同時街頭署名行動日
 2月1日(日) 11:00-12:00
 ○河内天美 (近鉄南大阪線)
 ○あびこ (地下鉄御堂筋線)
 ○千里中央 (地下鉄御堂筋線)

□署名国会提出行動 
 2月6日(金)(時間はおおむね、午前8時頃の新幹線で出発、午後4時頃東京現地解散です。)

1・25ストップ「医療崩壊」交流の集いアピール
「医療崩壊」ストップ署名をさらに広げ、
医療・社会保障予算2200億円削減の撤回、大幅拡大を勝ち取ろう!

 私たちは、「医療崩壊」と社会保障制度の破綻に何とかストップをかけたいという思いから署名活動を開始しました。そして本日、署名をさらに拡大し、広く患者・市民の皆さんに呼びかけるために「交流の集い」を開催しました。私たちは、誰もが安心・安全の医療を受けられるよう、そして医療・社会保障予算の削減から抜本的拡大への政策転換を求める世論のうねりをつくるために、声を大にして訴えます。
 今、日本の医療は、「医療崩壊」と言われるほど深刻で危機的な状況にあります。公立病院の閉鎖・縮小や産科・小児科医療、救急医療の機能不全など、安心して医療が受けられない状態が広がっています。医療現場では、医師、看護師の人員不足と過重労働の悪循環で、医療労働者は疲労困憊しています。とくに地域医療は崩壊寸前の状態です。
 格差と貧困の拡大によって、医療費や保険料が払えず、病気になっても病院に行けない人達が急増しています。国民健康保険の保険料も払えない無保険者が約34万世帯にも達し、国保にすら入れない失業者や低所得者、ワーキングプアー層が景気の悪化とともにさらに増加することは確実です。後期高齢者医療制度では、高齢者一人一人から高い保険料をとり無保険者が約10万人以上になるとも言われています。「国民皆保険制度」はますます空洞化しつつあります。社会保障の「セーフティネット」も破綻し、憲法25条で保障された「生存権」が脅かされています。
 後期高齢者医療制度をはじめ、医療危機の深刻な現れに対し、各地で怒りの声が渦巻いています。「社会保障費の削減はもう限界」という世論も高まりつつあります。しかし自公政権は、社会保障予算の削減幅を圧縮しただけで、毎年2200億円ずつの削減計画そのものは撤回していません。今こそ、社会保障予算を増やせの声を上げていくべき時です。
 私たちの署名は、友人・知人、職場の仲間、病院の患者さん、地域住民のみなさん、さらに他の労働組合や他県の人々へと広がり始めています。
 「頑張ってください」「家族の分も集めてきます」と、多くの署名と共感が寄せられています。これらの力を合わせ、連帯の輪を広げ、「医療崩壊」ストップ、社会保障予算2200億円の削減撤回と医療・社会保障予算の大幅拡大を勝ち取るために頑張りましょう。政府と厚生労働省に対し、大資本や銀行ばかりを守るのではなく、国民の命と健康、仕事と生活を守ることを最優先する政策を取るよう、さらに大きな声を上げていきましょう。

2009年1月25日
1・25「医療崩壊」にストップを!
医療・社会保障予算の大幅拡大を求める交流の集い参加者一同
(2009年1月26日)

阪南中央病院労働組合 〒580-0023 大阪府松原市南新町3-3-28 TEL/FAX 072-331-1919
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