はんこの彫り方1
カウンター開設日2001.2.12日より
■ 手彫り8工程 ■ |
説明 |
![]() |
第一工程 ● 面擦り ● はじめに印鑑の表面(印面)を擦ります。 仕入れたばかりの新しい印鑑でも、印 面が微妙に反っていたりするので、平らになるようにします。 もちろん印鑑に対して垂直になるように擦らなければいけないので、これだけでも素人ではなかなか難しい作業です。 |
![]() |
第二工程 ● 朱墨打ち ● つぎに、平らにした印面に朱墨を塗ります。 第三工程「字入れ」で印面に文字を書 き入れるための下準備です。 字入れは墨(黒)で書き込むため、赤い墨で塗ります。 |
![]() |
第三工程 ● 字入れ ● 印鑑を篆彫台に挟み、赤く塗った印面に筆で文字を書き入れます。 字は、左右反転した文字を直接書き込みます。 このとき、印鑑の枠は書き込みません。 複雑なものは、字入れの前に「字割り」 をします。 字割りとは、文字を配置するレイアウト 枠のことで、印刀や鉛筆などで書き入れます。 |
![]() |
第四工程 ● 荒彫り ● 字入れした文字を傷つけないように、文字の周りを印刀で彫ります。 印面の枠は、長年の技術と勘をたより に同じ太さで彫り上げます。 |
はんこの彫り方後ろ工程へ 山下弘栄堂へ戻る |