第十三回 一月・新潟の藍生だより つづき |
冬の新潟 上越編 句・文・写真 丸山智慧子 |
【小林古径邸】 同公園内に高田城三重櫓を見上げるように建つ「古径邸」は、東京大田区南馬込の古径の住い(昭和9年に建てられた)を平成13年公園内に移築、復元したものです。木造二階建・数奇屋造りの素朴で洗練された美しい建物は、近代数奇屋建築の様式を確立した建築家吉田五十八が設計し、棟梁岡村仁三が施行。伝統的な数寄屋建築の技法の中にボルトを使用するなど「近代数寄屋」に通じる新しい試みも見られます。当時の大工技術の粋を集めて建てられた建築史的に見ても貴重な文化遺産です。隣には古径の作品制作の場であったアトリエも復元されています。
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藍生にいがた初句会
1月4日、例句会場の「東新潟コミュニティーセンター」で申年初句会が9名の参加を得て、当季雑詠5出句5句選で行われました。 初句会ということもあって新年を寿ぎながら、軽い飲み物とお弁当をいただき、気持ちのほぐれたところで句会は始まりました。各人の選んだ特選句の方には、各人持ち寄りのお年玉を差し上げました。 参加者の句を一句ずつご紹介します。
記:山田 哲 |
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文中に撮影者名のない写真、文:(c)山田 哲 |
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