The Great Illustration of '67 the 4th Japan GP
by Hiroshi Furusawa 

TOP : Porsche Carrera 6 and Tetsu Ikuzawa in '67 the 4th Japan GP.
(C) Painting by Hiroshi Furusawa.
 
 当方ホームページのTOPに掲載されている「チャパラル2E」。その躍動感あふれるタッチは、あの世界の“マイケル・ターナー”と肩を並べるほど素晴らしいと言っても過言ではない。当ホームページは、作者である古沢氏にお願いして、半永久的にそのイラストをトップページに鎮座して頂くつもりでいる。
 さて、今回ご紹介するのは、その古沢氏の第2弾と言うべき(当HPとしてはであるが・・・)「WINNER TETSU」である。
それは、まだアマチュアレーシングチームが、ワークスチームに勝ち得た最後のグランプリとも言える1967年「第4回日本グランプリ」での1シーンである。私は、このアートを見て、その時のTETSUの揺れる心理状態と愛車カレラ6との微妙な関係が見事に描かれている傑作ではないかと感じる。実際のレースでは、この後、バックミラーいっぱいに迫る高橋国光の駆るNissan R380IIの圧力に屈して、TETSUは、シフトミスを犯す。
 古沢氏はその直前の緊迫感溢れるシーンを的確に描いているのだ。とにかく理屈抜きに素晴らしいアートと思う。


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(C) Painting by Hiroshi Furusawa.