"The Choro Qs" The '60s Japanese Prototype Cars Of Choro Qs. By TAK.
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PART 4では、TAK氏がいかなる方法でこの素晴らしい'60sチョロQを作られるのかを探ってみようかと思う。
題材となったマシンは、「ダイハツP-5」だ。 「ダイハツP-5」とは、1966年に発表した「ダイハツP-3」にとって変わる本格的プロトタイプカーで、エンジンもP-3のフロントエンジンからミッドシップに変更されており、1967年日本GPにエントリーした「ヒノ・サムライ・プロトタイプ」との1300cc以下の優勝争いが早くから話題となった注目のマシンであった。 しかし、ダイハツP-5は、この年から設けられた予選通過基準タイム2分20秒を切ることが出来ず無念の涙を飲む。 翌1968年、怒りに燃えたダイハツ・チームは見事予選タイム2分9秒台で楽々通過、晴れの日本グランプリ出場を果たし、ニッサンR381やトヨター7に混じって総合10位を得る。 ![]() |
今回は特別にお願いしてTAK氏がどのようにチョロQを作られるのかを見せて頂いた。
![]() ![]() TOP : The Daihatsu P-5/'68 modeling by TAK. |
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DAIHATSU P-5 in 1968.
Straight 4 DOHC Engine Mid-ship Group 6 Prototype |
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Why ? It's a Real--- |
私はTAK氏の作品を見させて頂いているうちに、なんだかチョロQがとても欲しくなってきしまった。
先日、チョロQだけを扱った専門誌を見つけ思わず立ち読みさせてもらいわかったことが1つある。全般的なチョロQ愛好家の皆さんには大変申し訳ないのだが、私が興味をそそられたのはただただTAK氏の作品に惹かれていただけなんだと・・・。 これからも良き時代のレーシングカーたちを氏には作り続けて頂きたいと切に思う。 では、次回「チョロQで再現する'60s日本グランプリの世界 PART 5」をお楽しみに!! TAK氏、本当にありがとうございました。 編集長
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(C) Photographs, modeling by TAK.