「鮒子田 寛レーシングヒストリー」のビューアーで、且つ、「レーサー・鮒子田 寛」のファンでもあった皆さんへ。
皆さんから沢山のメッセージを頂き、本当にありがとうございました。実際に私がレーサーであったのは四半世紀も前のことでした。当時、ファンとしてレースを観戦されていた人、雑誌や牧野さんのHPを通して、色んな人が、それぞれの方法で私のレーサー時代に触れて頂いたようです。そんな皆さんからの心のこもったメッセージは、今の、そして、これからの私の仕事に大きな力を与えてくれそうです。
私自身にとって、今の最大の目標は『ルマン24時間レース優勝』です。一言で目標は優勝と言うのは簡単ですが、ルマン24時間は皆さんの想像以上にハードでタフで困難なレースで、エベレストとか南極点を征服するようなものです。最高の機材(ルマンでは車)と周到な準備、完璧な体制、十分なテスト等々が絶対必要・必須条件です。来年、ベントレーは優勝を目指してルマンに挑戦します。私が関わったこれまでのルマンの中で、最も恵まれた体制での参戦となりそうで『ルマン優勝を自分のものとしたい』と云う(レーサーとしてではありませんが)、私の永年の夢が実現可能なところまで来ています。
これからも、牧野さんのHP、或いは、その他のメディアを通して、再び、皆さんと接する機会もあるかと思います。私は、出来る限り長く、レースの世界に関わって生きていきたいと考えています。そして、皆さんも、いつまでも熱心なレースファンであり続けてください。
最後に、『鮒子田 寛レーシングヒストリー』の主宰者で、熱心な(実際には熱心と言う言葉では、彼のレースを記録に残したい情熱を言葉で表すことが出来ないのですが)レースファンの牧野さんにお礼と感謝の言葉を贈りたいと思います。牧野さんは、私のこのHPだけではなく、手がける数多くのHPを通して、年月とともに、過去へと忘れかけられつつある日本のレースの歴史、レース界の先駆者達の足跡を掘り起こし、HP上で、発信・表現しつづけることで、多くの人々に新たな共感と感銘を与え続けています。これからも、いつまでも、レース界の歴史と、レースの発展に役立つ情報の発信を続けてください。
英国より、鮒子田 寛
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