The restoration of 
1/24 scale Honda F-1 
 in 2002.

TOP : Driven by John Surtees in 1967.
(C) Photograph by Joe Honda.
 ( No.21) 今日はリアアクスルのレストア。これはユニバーサルジョイントです。
黒く塗装してあるのと油汚れで真っ黒け。よく見えませんね(笑)。

No.21

No.22
 ( No.22) ユニバーサルジョイントを解体したところです。中央がクロスジョイント、上下がC型カプラー、左右はピンです。
このピンはφ1mmのピアノ線で両端を潰して抜けないようにしてありました。
 ( No.23) 汚れを落としたユニバーサルジョイントの部品。
今回のレストアでは、ピアノ線ピンの暴れによりC型カプラーの穴が広がってがたつきが目立ったため、1mm径×L3mmの極小ネジをピンにすることにしました。
昔の2mm径の真鍮パイプは内径が1mmのはずなのですが、何故か少し細く1mm径ネジが締め込み出来たので(笑)。
ちなみに新しく仕入れた2mm径真鍮パイプでは内径がきちんと1mmになっていて1mm径のネジは当たらずに入ります。こんなところからも日本の技術の進歩が伺えますねぇ。

No.23

No.24
 ( No.24) ユニバーサルジョイントの組み立て完了。
C型カプラーの制作がいい加減なのでクロスジョイントとは隙間が開いています。35年前の技術ではこれが限界(笑)。
 先日、東急ハンズで市販されていたユニバーサルジョイントはこれよりもずっと大きくて、1/24スケールのスロットカーに使用できるサイズではありませんでした(下画像)。
 組み立て中に何回か1mmネジが飛んでいき机の下をごそごそ探し回る羽目になりました。小さい物を作るというのは結構大変なのです(^_^;)。
 ( No.25) リアアクスルにユニバーサルジョイントをセットしたところ。センターが微妙にゆがんでいるため隙間を空けないとうまく回転しません。加工と組み立て精度の問題ですな〜。

No.25

No.26
 ( No.27) 完成したリアアクスル。なかなか複雑ですがこんなんで走るのかと疑問?(笑)
多少タイヤががたついても昔は強引に走ったのです。右側のバルサ製のL型エアインテークは組み立てに邪魔なので外してありますが、この後左側も外される運命。。。
 ( No.27) リアアクスルのバネがヘタっていたのでお役ご免になりました。エアインテークも両方取り外しの刑。

No.27

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(C) Photographs, text reports by Hiroshi Tadokoro.