THE WORLD OF YASUHIRO ANZAI 

IT'S GREAT !! 
 それでは、まず安西さんの「くるま」部屋を覗いて見ましょう!!
主宰者: これは安西さんの「アトリエ・ルーム(部屋?!)」の1部です。すご〜い!!「宝の山」じゃないですか(そう思うのは私だけだったりして 笑)!!
 ジョン・サーティーズのNO.7「ローラT70」、そして同じくサーティーズ自身がワースト・カ―!?と言って憚らない「チャパラル2H」を発見!! そして、後にジム・ホールの「チャパラル2Eor2G」があるではないですか!
 おっと!「2C」もあるかな!?
安西: もう少し綺麗にしておけばいいのに・・とお思いでしょうが、これも、僕の性格でして、一度作ってコースで走らせちゃうと急に愛着がなくなる、というか、「いざ勝負!」が先走りして、すぐに傷だらけになっちゃって・・・。
僕の作品は本当に長持ちしないものなのです(笑)。

 
 これも凄いですね!!特に下の段の原型は凄いの一語です。2段目は、左から「ホンダRA300(ホンドーラ)」、「ローラT160」(白地に赤!?)、そして、大石秀夫の「ニッサンR380II 」でしょうか。そして、御存知1967年ル・マン24時間レース優勝車「フォードMKIV 」がデ〜ンとかまえてます。その右は、ジョン・サーティーズの「CAN-AM・ローラT160TS」、さらに、モンテカルロ仕様の「ランチャ・フルビアHF」と続きます。まったく圧巻ですね!!
あっ!!見つけた!!最上段に、「チャパラル2D・デイトナ仕様」と「2D・ニュルブルクリンク仕様」、「ポルシェカレラ10」が無造作に・・・!
後は、想像ですが、「ニッサンR381」みたいなのが左にあるような気がするのですが・・・!?
カレラ10の下敷きになっているのはなんだろう?!
IT BECAME THE ART !! 
MODELING BY YASUHIRO ANZAI
 御存知安西師匠の代表作である「ローラT160TS」であります。
ちなみに、一番商業的に成功した作品だそうです。
 左の作品は、ちょっと初めは意外な感じがした安西師匠の作品である「ロータス・エラン・レーシング」。でも大好きな作品です。さらに、浮谷東次郎仕様のエランが欲しいなどと思う私もここにおります。
そして、上右の作品は、他のメーカーでは無し得なかったすばらしいディテールを再現した秀作「フォードMKIV 」であります。1967年セブリング仕様車と並ぶその姿は圧巻であります。
速報!!
FORD MKIV 」が栄えある“ベスト・エレガンス賞”を受賞!!
AT CHAPARRL ON 17TH JUNE IN 2000 
 大変うれしいニュースが入ってきました。去る6月17日、スロット・サーキット「シャパラル」で開かれた恒例の「ル・マン24分レース」において、参加者がレース結果よりも重要視するという「エレガンス賞」を、見事安西氏が受賞されました。それを記念いたしまして、当HPは、安西氏に御無理を言って最新の「フォードMKIV」の画像をお借りして発表させて頂き、そしてその栄誉を称えたいと思います。
安西さん、本当におめでとうございました。
 安西さんの作品を見させて頂いていると、なにか“西岸良平”の傑作漫画「三丁目の夕日」のイメージとだぶってしまいます。それほど、当時のイメージがとても生き生きと表現されていて私なんか特に大事な昔のものを見つけてしまったという感じになってしまいます。やはり、当時のモータースポーツをじかに触れられた方しか作ることが出来ない思い入れが作品に出ているからでしょう。
この「ランチャ・フルビアHF モンテカルロ・ラリー」は、そんな安西さんの真骨頂と言うべき作品ではないでしょうか。
 
 これぞ安西師匠の代表作である「ニッサンR380−II 」高橋国光仕様であります。
このボディのすばらしいところは、まずフロントのなんともいえないセクシーなラインを本当に忠実に描いているところではないでしょうか。R380って、この「おちょぼ口」がポイントなんじゃないかなと以前から思っていました。それをいとも簡単に表現できる安西さん!!最高です!!
それに驚くべきことに、R380の「お尻」にも最高の技術が隠されていたのでした。
その昔、「モデル・スピードライフ」誌の企画で、田宮製「ポルシェ・カレラ6」と「キング・コブラ」のボディを合体させ「ニッサンR380-II 」を作るというものがありましたが、その時にカレラ6のリアに穴をあけて真鍮線でリア・グリルを製作するところがありました。当時中学生だった私としては、とてもそのとおりに作ることが出来ず大変悔しい思いをしたものでした。
その時感じた思いが再び安西氏のR380・リヤエンド製作を見たときに蘇ってまいりました。
とにかく、強烈なインパクトは当時以上であります。凄い!凄い!凄い!
 安西さん、これからもこのようなすばらしい作品を作られることとは思いますが、いつまでも私達の心を躍らせる車種選定を忘れずに(ちょっと強引ですが・・・笑)末永く作りつづけてください。
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(C) 13/JUNE/2000 PHOTOGRPH BY YASUHIRO ANZAI
(C) 13/JUNE/2000 TEXT BY HIROFUMI MAKINO