THE SPECIAL REPORT OF MODEL SPEED LIFE 
THE '60s MODEL CAR RACING's COMMERCIAL PHOTOGRAPHS
"NICHIMO"
60年代モデルカー・レーシング広告 (PART 3) 
“ニチモ(日本模型)”
 第3回目を迎えた「60年代モデルカー・レーシング広告」の今回の広告は「ニチモ(日本模型)」の特集です。
ニチモは、1965年から積極的にモデルカー・レーシングの促進に勤めたメーカーで1980年代中盤には内容を一新したホームサーキットを発売するなどモデルカー・レーシング発展に大変貢献したメーカーだったと言えるのではないでしょうか。
しかし、モデルカー・レーシング・ファンにとって大変謎を多く残したメーカーでもありました。
その一番目の謎は「1/24ロータス・レーシング・エラン」が実際に発売されたのかという謎です。
ある方の情報では、実際に発売されていて自分も持っていたという証言であり、1/32用スイングアーム付きシャーシーがエラン用に付けられていたということでありました。また、ある方の情報ではサンプルが流出しているだけで実際には発売されなかったのではないかという証言もありました。いずれにしても画像などの証拠がなく、今だに謎のままであります。
そして二番目の謎は、1966年当時ダイキャスト・シャーシーで発売されておりました1/24「BRM F1」キットとは別に1971年頃に箱絵を一新して発売されましたホームサーキット(BRM P-153の絵が描かれている)に付属されておりました1/24「BRM F1」についてであります。このBRMはボディこそ1966年当時に発売されたものと同じでありますが、シャーシーが当時のダイキャスト・シャーシーからアルミフレームに変更されており、ホームサーキット専用のモデルカーでありました。ところがこのBRMにはなんと2種類のフレームが存在した可能性があるのです。
実は私が以前手に入れましたこのホームサーキットに付いておりましたBRMは2台ともFT-16専用のアルミ・フレームが付いていたのですが、先日あるオークションで同じホームサーキットが出品されており、その付属されているBRMのシャーシーを見たところ1台の方は私が手に入れましたFT-16専用シャーシー付きのモデルカーでありましたが、なんともう1台の方にはFT-16Dが載っているではありませんか。おかしなことにこのフレームは最初からモーターマウントが固定式で作られておりFT-16専用だったはずです。ところがこの写真では特に改造した気配がなく最初からFT-16D専用に作られていたとしか思えないようなシャーシーなのです。
さらに、先日追い討ちをかけるように再びオークションにてこのFT-16D専用と思えるシャーシー付きBRM F1が単体で出品されているではありませんか。
これらのことからこのホームサーキット専用BRM F1には2種類のシャーシーが存在したということになるのでしょうか。もし事実関係を御存知の方がいらっしゃいましたら是非お教え願えれば幸いです。

TOP: A CM of NIHON-MOKEI CO,.Ltd in 1965. 
We have a question.
It's about a mystery "LOTUS RACING ELAN".

TOP: A NICHIMO's CM of Model Speed Life in 1965.

TOP : The world-famous nichimo's models.

TOP : The second generation's "Manta Ray"with FT-36D.

TOP : The Modelcar Racing Sets in 1966.

TOP : The BRM F-1 of Last Nichimo's slot kit,
and 2nd generation's "Manta Ray".

TOP : The Modelcar Racing Set and BRM F-1in 1966.

TOP : The RCs of Nichimo's next target in 1966.

TOP : Come back the modelcar racing set in 1971.

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(C) 22/JUNE/2001 Text reports by Hirofumi Makino.