The Chaparral McLaren M12 of Slot Car 

チャパラルマクラーレンM12をスロットカーで再現!!

TOP : The Chaparral McLaren M12 of slot car.
MPC/AMT model's modified by Hirofumi Makino.
(C) Photograph by Bonbon.

 マクラーレンM12は、マクラーレンの数あるCAN-AMマシンの中でも、比較的地味なマシンであったためか、プラモデルとしてモデル化されることはなかったと思う。一部、クリヤーボディで当時クライマックス社が出したぐらいで余り記憶にないマシンである。
しかし、日本においては、'69日本グランプリで1周しか走らなかった大石秀夫(黒沢レーシング)や、同年の日本CAN-AMにおいてのチーム・トヨタが走らせた“マクラーレン・トヨタ”は大変注目されたマシンであった。
その後、そのマクラーレン・トヨタそのものの車体が酒井 正のマクラーレンM12となり、'71初代GCチャンピオンになったのが有名である。
そんなマクラーレンM12をなんとかスロットカーで再現したいとかなり前から思い続けていたのだが、どうもレジンモデルでも発売される気配もなさそうなので、遂に思い切って自作することにした。
しかし、まったくのフル・スクラッチするのはどうもきつそうだし、レジンモデルとする気も(やり方がよく分からない・・・)ないし、何か名案はと考えていたところ、MPC/AMTの1/25スケールのプラモデル「コヨーテ・スーパースポーツカー」を見つけて「ハタッ」と気がついたのだった。
実際、M12は、当時のFIAスポーツカー規約(グループ5)において、マクラーレン初のスポーツカーとして誕生すべく開発していた“M6GT”の母体にすることを目的の一部としたマシンだった。
このコヨーテ・スーパースポーツカーは、実は、このM6GTのレプリカモデルとして作られたもので、アメリカTV人気番組「HARDCASLE & McCORMICK」の中で、主人公が乗り回していた車をモデル化したものだったのだ。
これはなんとかなるし、ストーリー性も充分だ!と思った私は、このコヨーテを使ってなんとかM12を作ることを考えたのだった。

TOP : McLaren M6GT Prototype.

TOP : MPC/AMT's Coyote Super Sportcar.

TOP : The M6GT

TOP : #12 McLaren M6GT

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