MACHINES GALLERY

(C) Photograph by Yoshiyuki Tamura.
Howmet TX
( 1968 BOAC 500 )
1/25 Scale MPC Replica Body
Part 2
 このレジンボディには、ボディとクリヤーパーツ、インナーホイール、そして、ボディ表面にありますフェールキャップ、前後ライトなどが付属していますが、ほとんど成型上に無理があったのか使えないです。ドライバーも付いてはいますが、上げ底用のものなのでこれまた使えません。
思案のあげく、同じMPCのホーメットTX MKII(箱には版権問題があるのでしょうか、MPC CAN-AMとしか書いてありませんが・・・)のパーツがほとんどMKIと同じでしたので(これまた不思議ではありますが・・・)流用することにしました。
上の写真のコクピットは、このMKII用を改造したものです。
また、リアライト、ステアリング、タービンエンジンの3本の排気管もスタイリングの上、とても大事だと思いますのでこれまたMKIIより流用。
バックミラー、フロントライトは、手持ちのものを改造してそれらしくしました。
 インナーホイールは、実車の資料を見ますと2種類あるようです。テスト段階の写真を見るとハリブランドを使用しているようですが、実戦ではフォードMKIIと同じ3本スピナー付きのように見えましたので、レジンキットに付属していたものを使用し、スピナーはフジミフォードMKIIから流用しました。
シャーシは、さかつう製です。
 チャパラル2Dに似ているなぁ〜!
やっぱりデザイナーは同じだろうか?!ジム・ホールはデザインしなかったんだろうか・・・。いろいろ疑問がありますが、まあ40年も前のことだから良いとしましょう。
そういえば、今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでホーメットとチャパラルのテントは隣り合わせだったようです。だからどうこうないですけどね!

 さて、サフェーサー塗りの後、ピュアホワイトを缶スプレーで一吹き。
この缶スプレーですが、模型用ではないんです。ダイエーなんかで売っているアサヒペンのアクリル塗料で、とても使いやすく乾きも早いです。

 1日置いて、乾いたようなので、マスキングをして濃紺を吹きかけます。写真は明るい青に見えますが、初期のフォードGTと同じ色にします。
ところで、グッドウッドに現れたホーメットの青は明るかったですね!実際に行った田村氏にうかがったらやはり明るい青だったそうです。
しかし、当時のどの資料を見ても濃紺です。印刷の関係で色が違うと言うことではなく、当時は濃紺だったと確信していますが・・・。
 我ながら本当にマスキング塗装は下手ですね!
まあ、素人が熱意だけで作ってますのでその点はご勘弁くださいね!

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(C) Photographs,textreport by Bon Makino.